
QuadraChorはこんな人におすすめ
・コーラスプラグイン好きな人
QuadraChorはスイスを拠点とするアメリカのDJ/エレクトロニックミュージックプロデューサーであるショーン・タイアス(Sean Tyas
)と共同開発されて作られたコーラスプラグイン!
モジュレーションプラグインをマルチエフェクターとして出してその中にコーラスが入っているというのが最近の一般的な方向性なのですが、
コーラス単体としてのプラグインはそこまで種類がなく珍しいです。
QuadraChor レビュー
音に厚みを加える用途で使われることの多いコーラスですが、QuadraChorはクリエイティブな音作り用途に向いています。
QuadraChorはアナログコーラスの質感よりはデジタルに近い印象を受けました。
細かく設定できるパラメーターが用意されていて、それぞれ大雑把にノブを回していくと良い感じでコーラスが掛かります。
独自の名称が付いていてコーラスの設定を追い込む「size,wrath,agility,strength」動きをつける「motion,speed」
ハイパス・ローパスフィルター、エフェクトサイズを決めるwidthとdry/wetでがあります。

QuadraChor modeA

QuadraChor modeB
見た目で特徴的なのが4頭をもったモンスター(名前は不明)とクモのイラスト。
これは切り替えられる2モードでイラストが変わります。
イラスト系のプラグインってちょっと怖いですよね。
UIでイラスト主張するプラグインは好き嫌いが別れると思いますし、たまに地雷みたいなものもあるので導入がちょっと怖い気になってしまいますが、
このQuadraChorは当たりなサウンドで幅広いジャンルで使えます。
モードのスイッチが4と8となっているように「ラテン語で4の意味のQuadra」と「8本足のクモArachne」でコーラスの掛かり方2モードを切り替えられます。
デメリットとしては「プリセット」はありません。自分で好みの設定を見つける必要があります。
Overloud Gem Modのようなアナログのモジュレーションの厚みは出せないのでその点は注意。
Quadraの方が明るいサウンドで、Arachneの方がねっとりとした暗めのコーラスサウンドな印象です。
ショーン・タイアスの音楽の方向性からやはりエレクトロニカ向けな音楽に使っていくと、このQuadraChorがハマってくれると思います。
QuadraChorの特徴
・サウンドをより広く、より大きく、より良くします
・ショーン・タイアスと共同開発
・ハードウェアの世界で人気のあるコーラスの1つに触発されました
・シームレスにサイズ変更可能なインターフェース
・CPU使用率が低い(通常、最新のシステムでは1%未満)
・完全にIntelとAppleSiliconの手作業で最適化されたコード
QuadraChor の買い方
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