ドラム音源セール情報!バンド~エレクトロまで作曲に使える音源紹介
この記事ではDTMで使う「ドラム音源」を解説していきます。
DTM初心者で悩むのがドラム音源ですよね。
ドラム音源がしょぼいと全体的にしょぼく聞こえてしまいます。軽さや重さを表現するのにドラム音源が鍵になっているのは間違いないので、曲調にあったドラム音源を選びたいです。
しかし、ドラム音源は数がありすぎます。この記事では使いやすく音の良いドラム音源を紹介してきます。セールがあるものは合わせて「ドラム音源のセール情報」も掲載します。
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DTMドラム音源情報!ボカロPやバンドサウンドの作曲に使えるリアルなドラムサウンド~エレクトロまで
DTMで作曲をするときにエレクトロ系の曲を作らないのであれば「リアルなサウンドをどうやって演出するか?」が大事になってきます。
そのままMIDIを打ち込んでDAW付属の音源でつくるとどうしてもスーパーの店内でかかっているBGMのようなカラオケBGMになってしまいます。
何度も聞き返したくなるリアルなサウンドメイクをするのに大事になってくるのが、曲の土台となるドラム音源、ベース音源です。
特に【バンドサウンド】を作りたいならドラム、ベースにこだわらないとかなりチープな音源になります。
この記事ではよく使われるドラム音源についてまとめていきます。
生ドラム系(バンドサウンド)のドラム音源とは?
生ドラム系(バンドサウンド)のドラム音源はMIDIノートを打ち込みすると,個々にサンプリングされた(録音された)音が鳴る仕組みです。
同じ太鼓の音でもほんの少しの音量さ・太鼓の鳴らし方・叩き方の違い、叩く場所がリズムのズレなどほんのちょっとの差でグルーブ感が違っていくのがドラムの醍醐味です。
リアルさにこだわられているドラム音源ほど、その細かい部分を再現できる様になっています。
収録マイクの多さや、強弱を細かくつけられる「多段ベロシティ」の対応等ができます。
■Loopcloud Drum
LoopcloudのDrum音源。ジャンルごとでよく使われるドラムキットの音でプリセットが分かれており即戦力になります。
全部入りバンドル「DRUM+ Bundle」がセール (10/31まで 35%OFF)
Loopcloud DRUM >>
■BigKick & Expansions
キック音を作り込めるキックシンセサイザー「BigKick」本体と拡張音源のセール。
BigKick + Expansions >>
Superior Drummer 3 (スーペリアドラマー) 最強のバンドサウンドドラム音源
2022年現在、値段も容量もトップクラスなのでその分音のクオリティがとてつもなく良いプロ作家ご愛用の生ドラム音源です。
エフェクトのかかっていないDryサウンドが非常にリアルに収録されています。
ドラムに詳しくない人が聞くと、おそらくパソコンで鳴っているなんて気づきません。
最初から用意されているプリセットはDryなドラムキットの他に、各音楽ジャンルで使われるドラムキットの音を網羅したものでそのジャンルの音がするドラムキットプリセットになっています。
エンジニア界の巨匠、ジョージマッセンバーグ氏によって録音されたドラムキットもあります。
Superior Drummer3 の特徴
・いろいろなジャンルを網羅できるドラムサウンド
・拡張音源のSDXで歴代のロックサウンドからオーケストラ打楽器まで網羅できる。
・ToontrackのMIDIパックを使えば、ドラムについて詳しくないドラム初心者が演奏パターンがわからなくても音楽ジャンル特有の演奏が再現できる
Toontrackのドラム音源・キーボード音源はMIDIデータが付属しています。
このMIDIデータはDAWのトラックにドラック&ドロップするだけで、音楽ジャンルごとに使われるフレーズが簡単に演奏できる便利ツール。
しかもベタ打ちされたMIDIではなく、しっかりグルーブ感が感じられるようにダイナミクスが調整されたフレーズ集です。
ドラムに詳しくなくてもプロの技をスグに再現できる画期的な機能です。
Superior Drummer3には多彩なドラムキットプリセットが最初から用意されているので、プリセットキットを選んでMIDIをはりつけるだけでも即曲に反映できるのが良いところです。
プリセットキット名は音楽ジャンルそのままだったり、Pearl,Yamahaドラムキットのメーカーだったり、特定のアーティストを示す名前だったりします。
Iowaというプリセットもあり、これはSlipknotのアルバム「Iowa」から。Slipknotのドラムの音がします。
ドラムキットを選んでいくのに事前の音楽知識が必要だったりしますが、これは「Superior Drummer3」を使い込んでゆっくり調べていけば何も問題ありません。
あえてあげるデメリットといえば、何でも出来きすぎる点とライブラリのデータサイズが巨大なことが弱点です。
腰を据えてDTMを始めたい人には色々買っていくと安物買いの銭失いになるので、最初から一番上の音源を購入するのは良い選択肢です。
2017年にバージョン2から「Superior Drummer 3」へアップグレードしました。
リリース以降、拡張音源とのバンドルセットが値引きされたことはありますが、それ以降単品の値下げはほぼ行われていません。
これは2022年現在でも変わっていません。
『値下げしなくても売れてしまう』それだけ人気のドラム音源です。
やれることも非常に多く操作方法を覚える時間のコストがあるので、「Superior Drummer 3」が欲しくなったら値下げを待たずに購入に踏み切ったほうが良いですね。
※いろいろなジャンルの曲を高品質な音で作りたいなら一択!
『EZdrummer3』 初心者向けのバンドサウンドドラム音源
『EZdrummer 3』はSuperior Drummer 3 の下位版です。
操作を簡単にして、Superior Drummerよりも「もうすこしシンプルに使いたい人向け」の生ドラム系音源です。
値段も抑えられているので、ちょっと有料のドラム音源を試してみたいという人にも向いています。
反面、初心者向けに作り込みしてあるのでものすごく作り込みしたい人には向きません。
その場合には上位版のSuperior Drummer3をおすすめします。
2022年5月に『EZdrummer2』 から『EZdrummer3』 へアップグレードされました。
サウンド品質や機能が上位版のSuperior Drummer3へ近くなり、
使い勝手が非常に良くなりました。
EZdrummer3 の特徴
・いろいろなジャンルを網羅できるドラムサウンド
・拡張音源のEZXで様々なジャンルに挑戦できる
・ToontrackのMIDIパックを使えば、ドラムについて詳しくないドラム初心者が演奏パターンがわからなくても音楽ジャンル特有の演奏が再現できる
Superior Drummer同様にToontrackの専用MIDIフレーズが使えます。
このMIDIフレーズ集はSuperior Drummer3と共有できるのが強みで、
「やっぱりSuperior Drummerがほしい!」となったときに、クロスグレード版でSuperior Drummerへグレードアップできるのも良いところです。
EZdrummer2所有者のSuperior Drummer 3 Crossgrade版はこちら >>
注意点としては『EZdrummer 2』の拡張音源はSuperior Drummer3で使えない点。
Superior Drummerでは「EZX」を利用できるのですが、Superior Drummerの拡張音源シリーズ「SDX」は「EZdrummer 2」で使えません。
拡張音源を購入していく場合に注意です。
XLN AUDIO 「AddictiveDrums 2」
Toontrackのドラム音源と人気を分けるのが「AddictiveDrums2」
「AddictiveDrums2」もアニソンなどプロ作曲家の愛用者が多いドラム音源。
「AddictiveDrums2」もシンプルな操作感が特徴です。
ミキサー数が必要最低限に抑えられてるのでミックス調整も簡単。
リアルなドラムキットを並べてあるSuperior Drummerとは対照的に、個々のドラムキットの交換画面が把握しやすいのがポイントですね。
「AddictiveDrums2」購入直後のドラムキット数が少なめで、ジャンルごとにチューニングされているドラムキットを買い足ししていく必要があります。
ジャズ・ロック・ファンクなどクラッシックなジャンルのドラムキットは充実している印象です。
XLN Audio Addictive Drums 2 Virtual Drumkitの場合には 「Fairfax Vol 1, Fairfax Vol 2, Black Velvet」が収録されています。
Fairfax はアメリカン・ロックなドラムキットです。
他のドラム音源メーカー同様、拡張ドラムキットは極稀にセール対象になるのでそういう時期を狙って購入するのも良いですね!
Krimh Drums – The Next Level Metal Drum Library
メタル特化のドラム音源!
BFD3
生ドラムの生々しさ・リアルさでSuperior Drummerと並ぶ人気のあるドラム音源がBFD3です。
BFD3の会社がInMusicに買収されてしまったため、進展問題がありましたが2021年のところはまだまだ現役で使い続けられるようです。
細かいところまで突き詰めていくタイプのドラム音源のため、初心者向けではないのですがセール回数も増えてきたので価格面では入手がしやすくなってきました。
ちょっと古めではありますが、愛用者の多いドラム音源なのでネット上にあるマニュアルがそのまま使える点が良いですね。
アコースティックバンドな曲にはかなり心地よくマッチします。
UJAM 「Virtual Drummer」シリーズ(DTM初心者向け)
ujamの音源はアイデア具現化し作曲速度をあげるために即使えるように設計されています。
ujamのバーチャルドラマーシリーズは各ジャンルごとに定番なフレーズを収録済でMIDIノートを1本引くだけで、勝手に演奏してくれるDTM初心者にとてもやさしい作りをしている音源です。
ドラムキットとプリセットが用意されているので、適当に鍵盤を押さえて曲にふさわしいドラムパターンを選んでいくだけ。
MIDIノートを1本をひっぱるだけなんですよ。
面倒くさいならリアルタイム録音で1本指演奏していくだけです。めちゃくちゃ簡単にかっこいいフレーズができあがります。
もちろん太鼓、シンバルごとの個別MIDIノートの打ち込みもできる上、収録されているドラムフレーズのMIDIはDAWのトラック上にエクスポートができます。
出ている製品ごとにジャンルが分かれているので、作りたい曲のジャンルにあわせて
UJAM 「Virtual Drummer」を使っていくことになります。
音が出来上がっているので追加で作り込む必要はほとんどないですね。その点は物足りないと感じることがあるかもしれません。
サクッと作曲のベースとなるリズムを打ち込みできるのが強みですね。
-ujam beatmaker DOPE (90’s ブームバップ・ヒップホップ)
-ujam beatmaker EDEN (ダンスミュージック)
-ujam beatmaker HUSTLE (Dirty South,Hip Hop、Big Room Bass Music)
-ujam beatmaker GLORY (Trap)
-ujam beatmaker VOID (Drum & Bass)
-ujam beatmaker VICE 80年代 (シンセウェーブサウンド)
-ujam beatmaker HYPE (EDM)
-ujam beatmaker KANDY (現代POPS向け)
-ujam beatmaker NEMESIS (サイバーパンク向け)
-ujam beatmaker IDOL (K-POPS向け)
-ujam beatmaker RICO (レゲトン向け)
-ujam beatmaker BERSERK (DUBSTEP,GLLITCH HOP向け)
-ujam beatmaker CIRCUITS (70年代POPS向け)
-ujam beatmaker COZY (Lofi-hip poo向け)
-UJAM Virtual Drummer HOT (有名ヒット曲の洋楽POPS向け)
-UJAM Virtual Drummer BRUTE (90年代のロック、グランジ、パンク、クロスオーバー スタイル)
-UJAM Virtual Drummer DEEP ( 60s & 70s ロック)
-UJAM Virtual Drummer SOLID (汎用性あるセッション ドラマー)
-UJAM Virtual Drummer PHAT (ファンク・アーバンポップス向け)
-UJAM Virtual Drummer HEAVY (ハードロック・ラウドロック向け)
UJAM DEEP
60s & 70sのドラムキットを再現するドラムマシン。
Heavyocity 「Damage 2」
迫力ある人気のシネマティックパーカッション音源。 太鼓の距離感を視覚的に把握できるステージウィンドウは秀逸。 個々の音の良さはもちろんのこと、ループデザイナーでカスタマイズできるループは即戦力
Heavyocity UNCHARTED 88
・サイコスリラー・ホラーゲームやホラームービー向けのシリアスな曲調に合うパーカッション音源
Heavyocity 「Ensemble Drums シリーズ」
Damage2よりももう少し汎用的なパーカッション音源。
Ensemble Drums Collection
Ensemble Metals Collection
Ensemble Woods Collection
Ethnic Drum Ensembles Collection
AIR Music Technology「Strike 2」
「Strike2」はProToolsに対応したバーチャルドラマープラグインソフトウエアで、ロック・ソウル・ポップ・ジャズ等のアコースティック系からダンス、・レゲエ等のエレクトロ系までを網羅しているドラム総合音源。
近年出ているアコースティックドラム音源に比べるとパンチが足りない…
しかしセール回数が多いので安くて入れられるのが強み。(セール時は3,300円程度まで値下がりする)
(GGD) Invasion
Djentバンド「Periphery」の元ベーシスト、Adam Nollyが開発に携わっているドラム音源です。
狙っている音がヘビィロック・モダンフュージョン・ジェントなど激しめのドラム音がほしい人であればドンピシャなメーカーです。
アタック感がバキバキなのが特徴的な音です。
GGDのドラム音源は作り込みが必要ですが、そのままPeripheryの音!というぐらい高い完成度を再現できます。
ポテンシャルの高いドラム音源。
Invasionが基本タイプ。後発のONE KIT WONDERが簡単に使えるようにしてあるドラム音源です。
MIDIドラムパターンを収録したGROOVE KTも合わせて販売されています。
「P IV MATT HALPERN SIGNATURE PACK」はPeriphery4枚目のアルバム「Periphery IV:Hail Stan」のドラムサウンドを再現するのに特化した音源。
特化というよりほぼそのままです。
無料版のKontakt Playerで動作します。
「GGD One Kit Wonder: Aggressive Rock」参考動画
https://youtu.be/LFWzDpuc7XA
「GGD Hardcore Grooves – Midi Pack Examples」参考動画
https://youtu.be/kcbfVLyytCU
の購入はこちら >>
GGD One Kit Wonder: Metal の購入はこちら >>
GGD One Kit Wonder: Modern Fusionの購入はこちら >>
GGD One Kit Wonder: Aggressive Rock の購入はこちら >>
GGD P4 Matt Halpern Signature Pack の購入はこちら >>
Steven Slate Drums(SSD5)
通称SSD5ことSteven Slate Drumsのドラム音源。
力強いロック系に強いドラム音源です。
MIDIパックもありドラムの打ち込みが苦手な人も使えます。
ドラムキット1つだけなら無料版が使えるのも良い点で、有料のドラム音源を試してみたい人には嬉しいポイントです。
SSD 5.5に関しては公式サイトで購入すると毎月$9.99支払いの分割プランが登場しています。
GarageBand、Big Surには対応していないのでMacユーザーは注意してください。
Have Instruments「OMNIDRUMS」
シネマティック系ドラム音源として売り出しているのですが、かなりDryなサウンドで生ドラムの音質が良い音源です。
ドラムキットとしては古めのジャズやロックで使える音質。
Kick in/outを初め合計12本ミキサーマイク と8ラウンドロビンで20GBを収録
まとまった綺麗なドラムの音というより荒々しさが再現できます。
メインビューの中央にある「3つのDirt effects」を駆使するとシネマティック系で使える破壊力あるパーカッション音も再現できます。
注意点としてはKontaktフルバージョンが必要です。
『MODO Drum』 カスタマイズ好きな人むけな物理モデルドラム音源
MODO DrumはIK Multimediaからリリースされている物理モデルドラム音源です。
今回紹介してきた収録した音を呼び出しするサンプリングドラム音源とは異なり、MODO Drumは「物理モデル」のドラム音源です。
物理モデル音源の特徴としては
・音源データを呼び出すのではなく、音をパソコンで作るためカスタマイズ性に優れる
・明るい音色
・音を作るためライブラリのファイルサイズが小さく済む。
・パソコンの負荷は高め
といった点があげられます。
私の場合はサンプリング音源に耳がなれすぎていたのでMODO Drumはどうも慣れなくてSSDの肥やしになっていますが、
ペダルビーター、ドラムヘッド、スティック、スネアを打つ位置、演奏部屋等非常に細かくカスタマイズができるので
弄り倒したい人にとっては楽しすぎるドラム音源です。
IK Multimediaの場合には、クロスグレード版があったりIKのソフトを買った時に購入金額以下の製品がもらえるGruopBuy等買い方が色々あるので
MODO drumを知らぬ間に所有していたということが有りえます(笑
MODO drumは単体購入もできますが、Ikの総合音源「SampleTank 4 MAX」に収録されています。
『MODO Drum SE』
MODO Drumの簡易版である『MODO Drum SE』 が用意されています。
『MODO Drum SE』 はキット数が2つのみですが、その他の機能はMODO Drumと同じです。
価格が大幅に引き下げられているのでMODO DRUMを体感したい人には良いドラム音源です。
Legacy Drums by Wavesfactory
VQ Drums Drums by Wavesfactory
1964年ルートヴィヒ・ハリウッドのキットを木造のスタジオで録音されたクラッシックスタイルのドラム音源。
6つのベロシティ レイヤー、
6つのラウンドロビンで録音され、アーティキュレーションごとに 36 サンプル用意されています。
楽器別DTMおすすめ音源
メーカーDTMおすすめ音源
DTMプラグインのまとめ
LunchTable
机をペンで叩くペンタッピングを再現するドラムマシン
7DeadlySnares 50%OFF(10/23まで)
7種類のサウンドエンジンを使ってスネアの音に拘れるドラムマシン
PRISM | Modern Pop Drums
モダンポップのドラムキット
PRISM | Modern Pop Drums セールはこちら >>
PRISM | Modern Pop Drums
レトロポップスのドラムキット
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PRISM | Modern Pop Drums
インディーポップスのドラムキット
PRISM Taped | Indie Pop Drums セールはこちら >>
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