「Scaler 2」はこんな人におすすめ
・音楽理論がわからないけど,コード進行を手早く作りたい
・コード進行プリセットがほしい
・コード進行に自動伴奏を付けたい
・作曲補助プラグインを試してみたい
Plugin Boutiqueの「Scaler 2」 を3分で説明

音楽理論が得意じゃない場合には驚くほど作曲支援してくれる時短ツールです。
アイデア出しにも使えます。

もちろん数百種類のコード進行を記憶していれば良いのですが、作曲していくうちに使い慣れたコード進行が決まってきます。
耳残りや気持ちよさは良いのですが、同じパターンだけだとマンネリ化してしまうときがあります。
凝り固まったコード進行の考え方に、違うアイデアを追加してくれるのがScaler 2です。

10曲程度ならまだ気にならないのですが、数年続けて100曲作り終えたあたりからマンネリ感は出てきて停滞する時期は必ず来ます。
こんなときに新しいアイデアをくれる作曲補助プラグインは新しい切り口が見えて作曲がまた楽しくなってきます!
Scaler 2をDTMのトラックテンプレートに入れておけば、数秒で新しいコード進行をMIDIとして貼り付けることができるので、製作速度・作曲幅が大幅にアップできますよ!!
「Plugin Boutique Scaler 2」で出来ることの要点
ポイント
・歌のジャンルに合わせたコード進行を自動作成
・アーティストがよく使うコード進行を自動作成
・スケールからコード進行を自動作成
・五度圏表から次に進んで違和感のないコード進行を提案
・コード進行を元に簡単な伴奏・モチーフを自動作成 / 作成した伴奏・モチーフはMIDIとしてDAWのトラックに貼り付けられる
Scaler2はコード進行の並べ替え、編集がドラッグ&ドロップでできるほか、
2020年にリリースされたバージョン2である「Scaler2」からは転調にも対応しています。
典型的な音楽ジャンルのコード進行テンプレが用意されており、用意されたテンプレを入れ替えていくだけでもバシバシコード進行を決めていけます。
使い慣れたコード進行だけじゃなく、たまには違う曲調にして刺激的に変えてみたい場合にも補助ツールとして便利です。
音楽理論がよくわからない人にとってコード進行は難しく感じますから、
コード進行に悩んでいるユーザーにとって救世主的なプラグインになっています。

Scaler2の特徴・使い方

作曲支援プラグイン「Plugin Boutique Scaler 2」使い方!音楽理論がわからなくても作曲できる!
Scaler 2 Plugin Tutorial & In Depth Overview
Scaler2を鳴らすためには、基本的にピアノ系かギター系の音色を選んだあと、プリセットになっているコード進行を選び、再生しながらこーでもないあーでもないとコード進行を作っていく流れです。
作成したコード進行はMIDIデータとして、そのままDAWのトラックへドラッグすればコード進行をDAW上のトラックの音源で再生ができます。
・コード進行を簡単に並べ替え作成できる
・コード進行の割当もScaler2上で自在にならべていくだけ編集
・リズムパターンも豊富に用意
・音楽ジャンル(ソング)から各ジャンルの定番コード進行テンプレを呼び出し
・選んだコード進行からフレーズを選ぶとアレンジ補助可能
・作ったコード進行はMIDIは自動作成され、MIDIをそのままトラックへドラッグ&ドロップしたらアレンジ終了
Scaler2のコード進行プリセット(ここだけ覚えておくだけでもかなり作曲が捗る)
Scaler2を開いてたらメニューの「SONG」を押すと
音楽ジャンルでよく使われるコード進行のプリセットが選べます。このコード進行プリセットはバージョンアップで追加されていきます。

Scaler2のコード進行プリセット

Scaler2 コード進行プリセット ARTISTS

たくさんのコードプリセット
例えばコード進行Triadsを選んだ場合には…

Scaler2 コード進行 triad
このようにコード進行のボタンが並びます。コードのボタンをクリックするとコードの音が確認できます。

Scaler2 コード進行 triad選択後
そして素晴らしいのがKeyを簡単に変更できます。
左端にある「ST」の矢印を押すことで-24~+24までKeyを半音単位で変更していけます。
気に入ったコード進行を見つけたら、コード進行のボタンをドラックしてつかみ、DAWのトラックへ運ぶとMIDIトラックが生成されます。

Scaler2 コード進行 Keyを変更
右隣の「ARTISTS」は音楽プロデューサーやミュージシャンが気に入っているコード進行をプリセット化したものです。
このアーティストフォルダはアーティスト名の連番で名前が付いているため、一つ一つ調べていかないといけません。
そのため気に入ったコード進行はユーザープリセット化したほうが後々探すのが楽になります。
最後の「USER」はユーザープリセットを保存できる場所です。
Import,Exportも可能です。

コードボタンを押し続けることで自動演奏してどんな雰囲気か確認できる
このコード進行プリセットの設定とMIDIのエクスポートをマスターしておくだけでも、もかなり作曲が捗るはずです。
ですがScaler2にはもっと細かくコード進行をカスタマイズしていく機能もあるので、作曲過程で少しずつ覚えていくのが良いと思います。
Scaler2の簡易伴奏機能
Scaler2の音色変更
鍵盤左側にある選択プルダウンメニューからScalerで鳴らす音色を変更できます。
Scalerの特徴としてこの選べる音の種類が意外と多いです。
同じコードでも音色が変わると雰囲気が違って聞こえるので、使いたい楽器に近い音色を選んで、理想のコード進行が探せます。
Scaler2の内蔵音源は意外と音が良いのです。
□Piano
- digital Piano
- Electric Piano
- Felt Piano
- Grand Piano
- Soft Piano
□SYNTH
- Celestial Existence
- Detroit
- Distance
- Dream ON
- Dusty Nostalgia
- Etheral Wonders
- Heavy Hitter
- Housey
- Marimba
- Old Swells
- Pluckity
- Simple FM
- Simple Pulse
- Sine
- Square Saw
- Substantial
- Super Saw
- Wide Pad
- Wide Pluck
□Guitar
- Acoustic Guitar
- Alternative Guitar
- Six Strings
□HYBRID
- Hybrid Keys
- Hybrid Orchestra
- Hybrid Staccato
□ORCHESTRA
- Brass Ensemble
- Choir
- Staccato Strings
- String Ensemble
- Wood Ensemble
□BASS
- Bass Guitar
- Chorus Bass
- FM Bass
- Jazz Bass
- Retro Bass
- Saw Bass
- Tight Bass
ドラムのようなリズム楽器以外はScaler2でまかなうことができます。 ドラム音源 セール情報 DTMドラム音源情報!ボカロPやバンドサウンドの作曲に使えるリアルなドラムサウンド~エレクトロまで DTMで作曲をするときにエレクトロ系の曲を作らないのであれば「リアルなサウン ...
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