MIDI Guitarでギタータブ譜を手っ取り早く作る方法!MIDIの打ち込み速度が段違いでUP!

こんにちは！
今回は「Jamstik Studio MIDI Guitar」で色々遊んでみたいと思います。

今回のネタはこの「Jamstik Studio MIDI Guitar」を使って1番やりたかったこと。
・BluetoothワイヤレスMIDIギターを使ってタブ譜を作る
をテストしていきます。

ギタータブ譜

はじめにギタータブ譜の説明を少しします。

ギターのタブ譜は音楽で使われる通常の五線譜と違って、
ギター弦の本数が縦にならび、リズム譜と音符の長さ、フレットの位置が書かれている
ギター専用の楽譜です。

五線譜で音符を読むことができなくても、ひと目でどこのフレットを押さえたら良いのかがわかるのが
最大のメリット。

楽器をギターから始めた人は五線譜が読めなくてもタブ譜は理解できるようになっているはずです。

とても便利な楽譜なのですが、デメリットももちろんあって、
どこのフレットを押さえたらドの音が出る、ミの音がでるなど、なんの音が出るのかを別に勉強しないといけません。

五線譜を基準に練習していると練習しながら音の位置を覚えていけるのですが、
タブ譜だと数字で覚えてしまうので、自分の感覚ですが音感が全然身につきませんでした。
そのため、音感トレーニングは別にやってました。

自分でタブ譜を簡単に作る！　　

自分がやりたい曲がかならずしもバンドスコアとして売られているわけではないので、
楽譜がない場合には,自分で耳コピして作ることになります!

タブ譜はアマゾンなどのネットショップで購入できますが、
Google検索をかけるとタブ譜のテンプレートを公開しているサイトが見つかるので、
それを印刷すればお手軽にタブ譜を作っていけます。

はじめは手書きしていくんですが、自分の場合、字を書くのがあまりにも下手で後で見返したら
解読できないことがよくありました。
そこで”綺麗に”ギタータブ譜を作るソフトの導入しました。

ギタータブ譜ソフト

今、手元にあるギタータブ譜ソフトは「Guitar Pro 7」と「PreSouns Notion 6」です。

AROBAS MUSIC ( アロバスミュージック ) / Guitar Pro 7.5

PRESONUS ( プレソナス ) / Notion 6 日本語版 楽譜作成ソフト

無料で使えるフリーソフトもあります。
TuxGuitar(タックスギター)というソフトです。
TuxGuitar 日本語情報トップページ – OSDN

見やすさや、使い勝手は良くないのですが、タブ譜を見たいだけならTuxGuitarでも十分です。

「Guitar Pro 7」と「PreSouns Notion 6」
この2つはギタータブ譜ソフトでもあり作曲ソフトでもあります。
他には「Finale」やPro Toolsとの連携できる「Sibelius」がありますが完全にプロ用なので、
安く手に入れるならこの2つでしょう！
MAKE MUSIC ( メイクミュージック ) / Finale 26 ガイドブック付属

Sibelius

タブ譜作成ソフトの簡単比較表

名称	価格	特徴	タブレットアプリ有無	トライアル版
TuxGuitar	無料	タブ譜作成・作曲は不可	なし	–
Guitar Pro 7	DL版：10,800円（税別）	ギター特化、ギターの練習もできる	△（タブ編集は不可）	全機能使える：30日
PreSouns Notion 6	DL版：13,426円（税別）	Studio Oneと連携	○（別売）	保存/印刷/書き出しおよび手書き機能は使用不可：時間無制限
Finale	DL版：55,815円 (税込)	国内外で出版されている楽譜のほとんどがフィナーレ製	なし	Windows専用で機能制限されたFinale NotePad
Sibelius	通常版 74,600円(税別)	Pro Toolsと連携	Microsoft Surface Pro シリーズに対応	全機能使える：30日

※OSはWin/Mac両対応、TuxGuitar以外は作曲機能あり

ネット上で配布されているタブ譜の多くがGuitar Proで再生できます。
Guitar Proは、速度を落としたり速くしたりできるのでギターの練習にも使えます。

最近はタブ譜を自主的に販売しているアーティストが沢山います。

販売されているのを買おうとすると、大体はPDFと一緒に拡張子が.GPXGuitar Proファイル形式で同梱されているので
Guitar Proがあるとフル活用できます。
たま〜にセールをやっているようで、自分が購入したときは大体半額の6,270円で買えました。

引用：https://polyphiatabs.com/products/lit-tablature

タブ譜を作る

「Guitar Pro 7」と「PreSouns Notion 6」が手元にあるので比較していきます。

タブ譜をつくっていくときは

音符長さを選んで =>フレットボードから押さえる位置を選んで=> 書き込むという面倒くさい流れになります。
地味〜に時間が取られるんです。

ここからようやく入手したMIDIギター「Jamstik Studio MIDI Guitar」の登場。
今回紹介したタブ譜ソフトはMIDI入力ができるようになっています。

キーボードが弾ける人なら、MIDIキーボードで打ち込んでいけばめちゃくちゃ速くタブ譜が作れます。
自分はキーボードが弾けないので代わりにMIDIギターでタブ譜を打ち込んでいきます。

「Jamstik Studio MIDI Guitar」でなくてもMIDIの信号が送れればよいので、
GkピックアップのついたギターでMIDI演奏すれば再現できます。
その場合にはMIDI対応のオーディオインターフェースが必要です。

自分の使っているオーディオインターフェースにはMIDI入出力がなく、
「Jamstik Studio MIDI Guitar」の場合には、Bluetooth、USB-cポートから
MIDI送信できるので助かりました。

タブ譜ソフトでできないこと

Guitar Proの場合、リアルタイム録音ができません。
同じ音符を入力していって後で手直しする手法です。

「Notion 6」はリアルタイム録音が可能です。
演奏した音がそのままタブ譜になっていくのでかなり面白くて楽です。

MIDIでは音程の情報が送られますが、どのポジションで押さえているのかは送られていません。
そのため押さえているポジションと違ったら、後でタブ譜の位置を変えないとダメです。

簡単な入力メモ

音程情報のみということで

など細かい演奏方法はあとで手直しが必要になりますので
MIDIギターだけで完全にタブ譜を作成するのは不可能です。

弦の音をかなり繊細に拾うので、他の弦をチョップして弾いてしまうとタブ譜を作るのにはNGです。

補助的ツールのいち付け。でも音符を入力する手間が減るだけでもだいぶ時間短縮できます。

まとめ

「Jamstik Studio MIDI Guitar」でタブ譜を簡単に作るやり方でした。

ワイヤレスにこだわらなければめちゃくちゃ安いギターを買ってきてGKピックアップをつけるだけでも
代替できるんですよね。
「Jamstik Studio MIDI Guitar」を買ってから気が付きました…

以上MIDIギターを使ってタブ譜を作る方法でした。
何か参考になれば幸いです！！！

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