ギターソロ を耳コピするコツを紹介!耳コピ初心者のためのできない人向けの練習方法
耳コピとは
耳コピとは音源の音を自分の耳をつかって、音を拾っていく作業のこと。
ピアノ習っていた人ならソルフェージュをやったことがあるかもしれません。
ソルフェージュにも「耳コピ(聴音)」の訓練があります。
自分の演奏してみたい曲の中で販売しているバンドスコア・タブ譜がすべて対応していることは稀です。
バンドスコア・タブ譜になるのは大抵ヒット曲。
世間的にヒットしていなくても自分の中ではヒットして演奏してみたくなる曲は沢山あります。
いざ弾いてみたい曲がみつかったのに楽譜が存在しない。
その時に耳コピの必要性があるのです。
そして、バンドスコア・タブ譜は作っている採譜係の人が耳コピをしています。
耳コピする意味
耳コピできるようになるとバンドスコア・タブ譜がない曲に挑戦できるのはもちろん、
ギターの技術各段にあげることができます。
楽譜が読めないプロギタリストはいても、耳コピができないプロギタリストはいません。
ギターの上達を望むのであれば避けては通れない道なのです。
勿論初めからすんなりできる人はいないので、ちょっとずつちょっとずつ慣れていくことで必ずできるようになります。
バンドスコア・タブ譜を見たことがある人はギターの欄にチョーキングやスライド、ビブラートなどギター独自の奏法記号がついていることに気が付きます。
タブ譜を見ながら練習したあとに、曲とあわせてみるとなんだか曲と合わず鳴っている感じの違和感が消えません。
それはなぜ?
「どれくらいの速度でチョーキングして目標の音程に達しているのか?」
「どれぐらいためてチョーキングしているのか」
「ビブラートの揺れる回数や揺れ幅」
楽譜に書かれていないことは多いのです。(演奏者本人監修の楽譜だったらもっと細かく書かれているかもしれません)
こういった「楽譜に書かれていない音楽的ニュアンス」は耳コピしないと気がつけません。
楽譜どおり弾くと機械的になります。
それならMIDIに任せた方がギターはうまいし間違えないし楽です。
「音楽的ニュアンス」を出す人間味あふれたギターの音を出すには耳コピで表現の仕方をマネして身につけていくしかありません。
ギター以外にの楽器でも演奏するにあたり、しっかり聞かないとわからない細かいニュアンスが再現できる人は上手いです。
どの分野のことでもそうですが。細部にこだわっていくことで個性、上手さが出てきます。
完コピを目指す
耳コピがちょっとずつできるようになってきた、さらに完璧に真似る「完コピ」を目指します。
いろんな曲のコピーを幅広く浅くやっていくのもいいのですが、1曲を徹底的に完コピぴすることで自身の技術力が磨かれますし、やりきった達成感や自信がつきます。
料理にたとえて考えみると、いろいろなメニューのレシピに幅広くチャレンジしていくのも良いのですが、
好きなお店の味のレシピを徹底的に練習し、全く同じ味を再現できるになったほうが料理の技術としては格段にうまくなっているとは思いませんか?
一度完璧に真似るようにできると「マネするやり方が自分の中に身に付く」ので次からのコピーが楽になります。
一つ一つ深く技術を身に付けていくことで、前に身につけた技術と技術がリンクしてさらに大きく力がつけられます。
耳コピとは他人のプレイをマネして自分の中に取り入れていくことです。
身につけた技術の量が増えていくことで、実際の演奏「アウトプット」の量が増え自分のプレイが磨かれていきます。
完コピをするときは演奏ニュアンス以外にも音作りの面も真似します。
EQをいじくり回すことで、どのツマミを回すとどんな音がつくれるのか、Gainを調節するとどんな音に変わるのか、ピックアップの方向性やギター材質まで一度こだわって突き詰めてみるのも楽しいでしょう。
ギターでは同じ音を違う弦で出すことができます。
慣れてくると音の太さによって、どの弦で弾いているのかがわかるようになってきます。
自分の表現したい音の太さが選べるようになるのはギターを使った表現者としてとても重要なことです。
とりあえず間違えたところで誰に怒られるわけでもないので、挑戦してみることが第一歩のはじまりです。
またギターのエフェクターを勉強しておくことも大事です。
ギターエフェクターが鳴らす音を把握をしていることでこの音はこのエフェクターだなという予測が付けられます。
知らないことは調べようがないのでエフェクターの音を知っておくことは完コピに必要です。
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