BOSSのマルチエフェクター「GT-1」の使い方 /ギターアンプとの接続方法
BOSSのギターマルチエフェクターGTシリーズのサウンドが手軽にだせる「GT-1 」がリリースされました。
・BOSS GT-1 Guitar Effects Processor
公式のプロモーション動画です。
GT-100は音は良いのですがエフェクターと収納するボードを用意するとかなりの重量と大きさになり移動が大変。
使っていくうちに持ち出すのが面倒になってくるのが不満でした。
このGT-1で何と言っても魅力的なのは「BOSS ME-25程度のコンパクトサイズ(305(幅)× 152(奥行)× 56(高さ)mm)でありながらも,フットペダルまでついていて、しかもギターバッグに収納可能なため持ち運びが用意であること」でしょう。
ストリートでも使えるように最大7時間の電池稼働が可能。
電池を入れた重量でも1.3kgと軽いのが良いですね。
この記事では「GT-1をギターアンプへ接続する方法について」解説していきます。
マルチエフェクターをアンプにつなげる時に何が必要になるのか?
エフェクターを使わないときには、ギターとアンプを接続させるときに「シールドが1本」あれば良いのですが、
間にマルチエフェクターをつなげるときには「もう一本シールド」とマルチエフェクターの電源を取るための電源コードが必要です。
マルチエフェクターをつかうときに必要なもの
- ギター
- マルチエフェクター
- シールド2本
- マルチエフェクターの電源アダプター
- (コンセントへ電源アダプターのコードが届かないときには延長タップ)
BOSSのギターマルチエフェクター GT-1使い方 アンプとの接続方法
ギターアンプの音が出るまでの流れを知っておく
マルチエフェクターを使う前に、「ギターアンプの音が出るまでの流れ」をザックリで良いので知っておく必要があります。
流れとしては以下です。
↓
[2]ギターアンプのプリアンプで音色を作り、次にパワーアンプ部へ行きスピーカーから音が出せる大きさへ増幅。
↓
[3]スピーカーを経由して音が鳴ります。
JC-120やFender twin reverbのようなコンボタイプと呼ばれるギターアンプは「プリアンプ部」と「パワーアンプ部」と「スピーカー」が一体化しています。
JCM2000やMesa/Boogie DUAL RECTIFIERなどはスタックアンプと呼ばれ、ギターヘッドとキャビネット(スピーカー)が別れています。
ギターアンプについては【BOSS GT-1000 使い方】音の出し方 ギターアンプに接続して最初に音を出すまででも解説しています。
ギターアンプの正面にある「Input」へシールドを差し込むと「プリアンプ => パワーアンプ -> スピーカー」という音の流れになり、
ギターアンプの裏にある「リターン(Return)」へシールドを差し込むと「 パワーアンプ -> スピーカー」という音の流れになります。
Inputへ挿し込んだときにはプリアンプを通るので、正面にあるEQのツマミが効くためより過激な音の設定が可能。
リターンへ挿し込んだときにはプリアンプを通らないためEQは効きません。
そのかわりにマルチエフェクターの本来の音をそのままパワーアンプへ流せるので、自宅で作り込んだ音の変化が少なく再生できます。
Inputとリターンどちらに差し込むのか?はプレイヤーの好みとなり正解はありません。
マルチエフェクターで作った音へ変化を加えたくないならリターンへ挿し込み、
マルチエフェクターで作った音にもう少し補正を加えたいならInputへ挿し込みます。
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