チャド・クルーガー(ニッケルバック)使用ギター・アンプ



使用ギター
ニッケルバックの太くて重たいリフは、ギターとアンプの組み合わせから生まれています。チャド・クルーガーが使っていると紹介されているギターを、1本ずつ見ていきましょう。
Gibson Chad Kroeger “Blackwater” Les Paul
チャド本人のシグネチャーモデルで、「Blackwater」の愛称で呼ばれています。ネック側にGibsonの490R、ブリッジ側に498Tというハムバッカーを搭載し、さらにGraphTech Ghostというピエゾ(アコースティックギターのような音を拾うタイプ)のブリッジピックアップも備えていると紹介されています。エレキの音とアコースティック風の音を切り替えたり混ぜたりできるのが特徴です。
ハムバッカーは、ノイズが少なく音が太いのが持ち味のピックアップです。初心者の方は「歪ませても音がつぶれにくい、ロック向きのピックアップ」とイメージすると分かりやすいと思います。
Gibson Les Paul Custom(ブラック)
黒のGibson Les Paul Customも使っていると紹介されています。ノブが1つだけの仕様のものもあるようです(参考:Uber Pro Audio)。レスポール・カスタムは、マホガニーのボディにメイプルトップ、指板にエボニーを使った、見た目も音も重厚なモデルです。低音がしっかり出て、ヘヴィなリフとも相性が良いと言われています。
同じGibson系のギターでロックを鳴らすギタリストとしては、Guns N’ RosesのSlashも有名です。レスポールの使い方の違いを比べてみると、面白い発見があります。
PRS Singlecut(SC 250など)
Gibsonだけでなく、PRSのシングルカット系のギターも複数本使っていると紹介されています。Equipboardには「PRS SC-250」が、Uber Pro Audioには「PRS Singlecuts(複数本)」と「PRS Hollowbody II」が載っています。シングルカットとは、レスポールのようにボディの片側だけがえぐれた形のことで、ハイポジションも弾きやすい定番のボディ形状です。
Gibson Explorer 7弦(ブラック)
黒のGibson Explorerの7弦モデルも、EquipboardとUber Pro Audioの両方に掲載されています。低い音域まで出せる7弦は、重たいリフを弾くときの強い味方です。
Gibson SJ-200 Standard Vintage Sunburst(アコースティック)
アコースティックでは、Gibson SJ-200 Standardを使っていると紹介されています(参考:Equipboard)。SJ-200は大きなボディで、音量が大きく低音もふくよかな「ギブソンの看板アコギ」です。ヘヴィなリフのイメージが強いチャドですが、アコースティックで聴かせる一面も持っています。
アンプまわりの補足
上の使用機材リストに並ぶ名前は、主にアメリカのMesa/Boogie(メサブギー)というメーカーの製品です。
Rectifier(レクティファイアー)シリーズの特徴
Mesa/BoogieのRectifierシリーズは、90年代以降のヘヴィなロックやメタルで定番になったアンプです。歪みの量が多く、低音が締まって迫力がある音が特徴で、チャドもTriple Rectifierシリーズのヘッドを使っていると紹介されています(参考:Uber Pro Audio)。同じくMesa/Boogie系のアンプを使うメタル系ギタリストとして、MetallicaのKirk Hammettの使用機材も参考になります。
Mesa/Boogie以外では、FenderのSuper 60ヘッドも使っていると紹介されています(参考:Equipboard)
チャド・クルーガー(ニッケルバック)使用ギター・アンプ
使用機材:
4X12 Standard Rectifierキャビネット(ストレート)
Lone Star 1×12コンボ
Stiletto Deuce-Zinc Bronco(ヘッド)
Triple Rectifier Solo ヘッド
ヘッド・キャビネット・コンボの違い
アンプは大きく分けて3つの形があり、上のリストの機材もこれで整理できます。
- ヘッド:アンプの「頭脳」にあたる部分で、音を作って増幅します。単体ではスピーカーがないため、キャビネットにつないで使います。リストのTriple Rectifier系やStiletto系のヘッドがこれに当たります。
- キャビネット:スピーカーが入った箱です。ヘッドの音を実際に空気に鳴らす役目で、リストの4×12は12インチスピーカー4発の大型タイプです。
- コンボ:ヘッドとスピーカーが1つの箱に入ったタイプです。リストのLone Star 1×12がこれで、持ち運びしやすいのが利点です。
ちなみにキャビネットも音の一部です。同じヘッドでもキャビネットを変えると、低音の出方や音の広がりが変わります。ギターで言えば、ボディの材が変わるようなイメージです。
エフェクターの補足
アンプ以外では、BossのフランジャーやイコライザーにDunlopのCry Babyワウなどを使っていると紹介されています(参考:Equipboard)。同じ機材は次のリンクから確認できます。
まとめ
チャド・クルーガーの音作りは、「太いハムバッカーのGibson」と「Rectifier系のヘヴィなアンプ」の組み合わせが軸になっています。真似したい初心者の方は、次の2点から始めるのがおすすめです。
1. ハムバッカー搭載のレスポール系ギターを選ぶ 2. アンプは歪みを深くかけつつ、低音が膨らみすぎないように調整する
機材を全部そろえるのは大変なので、まずはギターのピックアップの種類を意識するだけでも、チャドの音に近づくヒントになります。ほかのギタリストの機材と比べたい方は、エディ・ヴァン・ヘイレンの使用機材やエリック・クラプトンの使用機材もあわせて読んでみてください。









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