【Studio One 使い方】外部シンセ(MOXF6)を接続して鳴らす
Presonus社からリリースされているDAWソフト「Studio One」の使い方を掲載していきます。
Mac、Windows両対応で使いやすいユーザーインターフェイスと動作が軽いことが魅力的です。
What’s New in Studio One 3
□動作環境
Mac OS X 10.12.4 Sierra
Studio One 3.5.0 Professional
外部シンセを使ってStudio Oneに取り入れたMIDIデータを鳴らします。
手順中に使っているいる機材は以下の通りです。
・オーディオインターフェイス: Zoom TAR-2R
・外部シンセ:Yamaha MOXF6
モニタリングはZoom TAR-2RでのPHONE端子で行っています。
USBケーブルでMacとYamaha MOXF6を接続
USBケーブルでMOXF6とMacを接続します。
接続するためのドライバーをMacへ入れます。
【MOXF】USB接続時のセットアップについて – ヤマハより「YAMAHA Steinberg USB Driver」をインストールしてMacを再起動します。
Macを再起動したらUSBケーブルでMacとMOXF6を接続します。
MIDIをつなげる
Zoom TAR-2RへMIDIケーブルを接続します。
今回はMOXF6の音源を鳴らします。
「MOXF6のMIDI OUT => TAR-2RのMIDI IN」へMIDIケーブルを接続します。
Studio Oneで鳴らす
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Studio Oneのメニュー>環境設定を開きます。
「外部デバイス」を選択して「追加」を選びます。
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左側の「新規インストゥルメント」を選択してデバイスを追加します。
製造元の名前は左側のフォルダ名を示しています。
デバイス名はあとで選択するときのインストゥルメント名を示しています。受信元は音を受信するのがオーディオインターフェイスなので「TAC-2R MIDI I/O Port」を選択。
送信元はシンセ音源の再生先なのでシンセサイザーを選択します。
USBケーブルでMacとつなげていると送信先の欄にシンセの名前が表示されると思います。
「Yamaha MOXF6/MOXF8」を選択します。製造元以外の項目は後で編集できます。
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設置が終わったら、環境設定のウィンドウにある
「再接続」を押します。 -
OKを押して環境設定のウィンドウを閉じます。
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インストゥルメントトラックを追加していきます。
トラックの上にある「+」を押してトラック追加をします。タイプと出力を選択してOKを押します。
タイプ:インストゥルメント
出力:既存のインストゥルメント 「外部デバイス追加時に付けたシンセ名」 -
追加したインストゥルメントトラック上にMIDIデータがあれば
シンセ音源で設定されている音でインストゥルメントトラックが再生されます。MIDIデータをシンセ音源で鳴らして録音
新規にオーディオトラックをステレオで追加。(INPUT L+R)
オーディオトラックは波の形のアイコンになっています。
MOXF6本体のアウトプットからオーディオインターフェースのINPUTへケーブルをつなげます。
新規に追加したオーディオトラックをモニターONの状態にして再生します。録音するときはそのままオーディオトラックの「録音待機ボタン」を押してRECボタンを押します。
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コメント一覧 (4件)
初めまして。こちらの記事を読ませて頂いて同じように接続をしてみたのですが、インストゥルメントトラックにmidiデータを置いても、シンセの音源が鳴りません。ボリュームのフェーダーは上下しています。使用しているのは同じMOXF6です。差し支えなければ見ていただけるとありがたいです。
ご指摘ありがとうございました。
確認してみたところ「新規にオーディオトラックを作る」「シンセのアウトプットからオーディオインターフェースへケーブルを接続する」の工程が抜けていたようです。
おそらくこれで大丈夫かと。
はじめまして。最近DTMを始めたので記事を拝見させていただきました。
シンセサイザーで設定された音をトラックで出すのは理解できましたが、複数トラックでそれぞれ違う外部シンセサイザーの音源をだすにはどうすればよいのでしょうか?
私には録音を合成するくらいしか思いつきませんでした…
新規キーボードでそれぞれのシンセを設定したらできそうな気がします。ウチには複数台シンセがないので実験できませんが。