UAD Verve Analog Machines は使えないのか調査!pops,hiphop等に合うレトロテープマシンの音を簡単に再現!!
Universal Audio から新プラグイン「Universal Audio Verve Analog Machines」が登場。
テープマシンのエミュレートプラグインです。
Universal Audioといえば、実在したヴィンテージ機材を精巧にエミュレートしていく技術が素晴らしい老舗メーカーですが、今作のVerve Analog Machinesはエミュレートのコピーが無く、オリジナルなテープマシンプラグイン。
合計10個のテープマシン+サチュレーションでレトロアナログなサウンドを鳴らすことができます。
下の動画でVerve Analog Machinesの音が確認できます。
10個のテープマシン+サチュレーション
- sweeten
- edge
- glow
- warm
- thicken
- vintagize
- distort
- overdrive
- fire
- sputter
サチュレーションキットはdriveとTONE,テープマシンはdriveとWarbleのノブに分かれています。
個人的に気に入ったのがサチュレーションキットにしてTONEを削っていく鳴らし方。
マシンは横並びになっていて、右へ行けば行くほど歪みが強くなっていくマシンの並びになっています。
ちょっとdriveを回しただけでの激歪みしていくのですが、ドラムやベースなど低音のパワーのある楽器の場合にTONEを絞って使うと良い感じになります。
テープマシンはthickenとvintagizeがお気に入り。
vintagizeのUIを見たらわかるとおり、カセットテープデッキのような見た目になっています。
「The sound of a recording that’s older than your Grandparents.」と解説文が出てくるようにおじいさん世代の音を再現したサウンド。
個人的にはモノクロ映画の時代の音がするな~という印象でした。ハイもローもカットされて中域だけ出てるけど心地よく聞こえてくるサウンドとでもいいましょうか。Warbleを回していくとテープマシンのウネウネ感が出せます。
vintagizeの場合はWarble=0でもレトロな感じになるので、Lo-Fi向けプラグインっていまいちピンとこないんだよね…(特にテープマシン)という人でもこのvintagizeに関しては「うぉぉぉっ!」となるはず。
それくらい変化がわかりやすいです。
他のヴィンテージマシンもどれも程よく音が削れたり、中域だけ強調されたりと時代を感じられる内容になっています。基本的にはマシンキットを選ぶだけ。
Verve Analog MachinesをONにしておけば良いのです。
最近のチャートに入っていくる音は年々昔のリバイバル曲調になっている印象を強く受けるので、プラグイン業界も流行りを意識していると感じます。
楽器でその次代の出来上がってきた音が作られていくのを聞いてきた感じからすると、DAWのデジタルで解像度が高く鳴っている音を汚して劣化させていく音楽の作り方に反して遡っていく感覚はとても不思議です。
個人的には90年代のProtoolsが流行る前にCDで聞けた曲の感じの音が心地よく感じます。50,60年代の曲を今聞くとメディアの寿命のために音質が悪くて聞きにくいですが、こうして現在の技術で真似ていくことでさらに心地よく聞ける音楽が作れるのかもしれません。
買い方
Verve Analog MachinesにはEssentials版が用意されています。
Essentials版は音質はFULL版と全く同じで機能制限をして価格を押さえたバージョン。
2024年4月30日まではEssentials版が無料でGETできるのでVerve Analog Machinesの音を体感してみてください。気に入ったらFULL版へアップデートってとこですね。
合わせてUAD Producer Edition + Verve Analog Machinesのバンドル版も発売されています。
【2024/4/30まで 50%OFFのセール】 ¥ 33,203 ⇒ ¥ 16,518 (※価格は為替レートで変動あり)
Verve Analog Machines 購入はこちら >>
Verve Analog Machines Essentials
購入はこちら >>
コメントはこちら