Moog 「Mariana」 はこんな人におすすめ
・アナログシンセのサウンドが好きな人
・Moogファン
・クラッシックなMoogベースシンセ(Minimoog Model D、Minitaur) の音を現代の曲に取り込みたい人
Moog 「Mariana」はこんなプラグイン!
Moog(モーグ)サウンドが鳴らせる「ベースシンセサイザー」
Moogベースシンセの代表的機種である
- Taurus Bass Pedals
- Sub Phatty
- Minitaur
といったベースシンセサウンドのおいしいところを混ぜて鳴らせるシンセとなっています。
Moog Mariana レビュー
大きな特徴としてMariana はデュアルレイヤーシンセサイザーであること。
Moogのシンセエミュレートだと実機に準拠したモノフォニックシンセ(1音のみ鳴らせて和音が鳴らせないシンセ)であることが多かったりします。
Moog Marianaではモノフォニック・ポリフォニックを切り替えて使えるのはもちろんのこと、「デュアルレイヤーシンセサイザー」ということで
2台のシンセサウンドを一台に詰め込み同時に鳴らすことができます!
そのため複雑な音作りにこだわって鳴らしたい人には待望のシンセです。
もちろんSYNTH1 ⇔ SYNTH2 間での設定コピー、切り替えがメニューからできるようになっているので、
手早くシンセの音作りを進めていくことが可能です。
そしてMoogならではの分厚いシンセサウンドが気持ちよく鳴ってくれます!
導入メリット
1レイヤーで1台のシンセが使えると思ってもらって大丈夫です。
Moog Marianaでは合計2レイヤーあり、使える機能はまったく同じものが搭載されています。
- デュアルオシレーター( OSC1 / OSC2 )
- NOISEオシレーター
- SUBオシレーター
- 4つのオシレーター音量を調整するミキサー
- ローパス・ハイパスフィルター
- サブフィルター
- 3つのLFO(LFO1 / LFO2 /LFO3 )
- 3つのエンベロープ (Filter Envelope /AMP Envelope /MOD Envelope / )
- および 2つのランダムジェネレーター(Random1 / Random2)
- アウトプットエフェクト
アウトプットエフェクトではSYNTH1とSYNTH2で扱えるエフェクトが異なります。
「サチュレーション」は共通していますが、SYNTH1ではディレイ,SYNTH2ではコーラスが利用可能です。
マスターではSUMMINGセクションで2つのシンセGAINレベルとPAN設定が可能。
マスターエフェクトはコンプレッサーが用意されていて,FETのスイッチを入れるとアナログコンプ感が増します。
プリセットブラウザ
今作のMoog Marianaはプリセットブラウザがかなり使いやすい仕様になって
この点はものすごく評価ポイントが高いです。
- プリセットを読み込ませる前に音を確認できる再生ボタン
- わかりやすいお気に入りマークとお気に入りの絞り込み
- プリセット作成の時間を登録できる
- タグを自分で新規作成できる
導入デメリット
LFO設定画面でタブを切り替えないといけないのが若干メンドクサイ。
マクロの設定が色分けされていてわかりやすいのですが、この点は本格的に音作りをし始めるとちょっとストレスになりそう。
同一画面内だと画面が広すぎるのか?他のシンセと同じになるのを避けたのか?理由はわかりませんが、タブを切り替える作業フローは必ず発生します。
また残念ながらCPU負荷が高めです。
Moogの実機サウンドをリアルに再現しようとすると負荷が高くなってしまうのかな?とも感じます。
ファクトリープリセットは200個です。これを少ないと感じるかは人それぞれな気がしています。
個人的に300プリセット以上はあると満足度が高く感じます。
プリセット画面の左端にStoreメニューがありここから新規プリセットを購入するタイプのシンセのため
初期プリセットが少なめになっています。
プリセットパック1個が$5前後なので、Moog Marianaが気に入ったらガンガン買い足していっても負担の少ない価格設定です。
黒いノブの白線が小さいため、今どの値なのかな?と見た目で確認するときに少し苦労します。
モニターとの相性や慣れで、なんとかなりそうな範囲ではありますが、黒色がはっきりと出ないモニターだと判断しずらく感じる点はストレスになるかも。
Mariana おすすめ度
MOOGを象徴するアナログベースシンセサウンドが詰まった一台。
分厚いアナログシンセの音が好きな人には一度試してもらいたいシンセです。
Moog Marianaの購入はこちら >>
Moog Marianaの買い方
Marianaを購入するなら「Plugin Boutique」がお得に買い物できます。
Plugin Boutique 購入方法
Plugin Boutiqueは英語のサイトですが、わかりやすいサイト構成になっていますので簡単に買い物ができます!
詳しい買い物方法は「Plugin Boutiqueでのプラグインの買い方を解説。「Xpand!2」のインストールを例にして紹介」を参照してください。画像キャプチャで解説を入れています。
【画像解説】Plugin Boutiqueでプラグインを買うにはどうしたら良い?買い方を解説
現在セール中のDTMプラグイン解説・欲しくなる理由のまとめ記事 今すぐPluginBoutiqueの現在のセールを見るにはこちら >> Plugin Boutiqueでのプラグインの買い方を解説 DA ...
Plugin Boutiqueで購入するとこんなお得がある!
Plugin Boutiqueで購入するとバーチャルキャッシュ(サイト内ポイント)がもらえる他、
【購入者ギフト特典】があります。
2024年4月は
- アナライザーツール「Vision 4x lite」(9,000円相当)
- サチュレーション「U78 Saturator」(11,100円相当)
プラグインがもらえるチャンス!この機会をお見逃しなく。
Plugin Boutiqueでのヘルプ・問い合わせは『日本語』でも受け付けています。
支払い方式はクレジットカード・ペイパルの他に、ApplePay,GooglePayに対応済です。
こちらもおすすめ!
サチュレーション・トランジェントシェイパー・コンプ・リミッター・EQがついたおすすめダイナミックプロセッサーHeavyocity PUNISH
他のテープマシンエミュレーションと比較する
UAD Verve Analog Machines セール!pops,hiphop等に合うレトロテープマシンの音を簡単に再現!!
Universal Audio Verve Analog Machines Universal Audio から新プラグイン「Universal Audio Verve Analog Machines」が登場。テープマシンのエミュレートプラグインです。 Universal Audioといえば、実在したヴィンテージ機材を精巧にエミュレートしていく技術が素晴らしい老舗メーカーですが、今作のVerve Analog Machinesはエミュレートのコピーが無く、オリジナルなテープマシンプラグイン。 合計10個の ...
「Tone Empire APX 351」希少な「Ampex351」真空管プリアンプのサウンドを再現するプラグイン
アメリカン・ヴィンテージ・レコーディング・アンプのフロントエンドを、ニューラルネットワークによって緻密にエミュレートしたテープマシンです 往年の有名で象徴的なプリアンプの暖かく豊かなハーモニーの特性を忠実に再現します。 Tone Empire APX 351 はこんな人におすすめ 「Tone Empire APX 351」は希少なアメリカンヴィンテージの真空管テープマシン「Ampex351」を再現したプラグインです。 エルヴィス・プレスリー、ビング・クロスビー、レス・ポール、ナット・キング・コール、ロイ・ ...
Tone Empire TM 700 v2セール!AIモデルのテープマシン
前作のTone Empire LVL-01に引き続きAIベースのプラグインです。ビンテージ アナログ テープの暖かく豊かなサウンドを実現するための究極のツール!DAWから直接、テープの豊かで倍音豊かな本物のサウンドを簡単に体験できます。(※2024年4月よりVersion 2にアップデートしました) Tone Empire TM 700 はこんな人におすすめ Tone Empire TM 700 はこんなプラグイン! ・AI ベースのテープマシンプラグイン 「Tone Empire TM 700」は192 ...
UAD Oxide Tape Recorder使ってみたレビュー!他セール・レビュー情報
Oxide Tape Recorderはこんな人におすすめ テープエミュレーションプラグイン「Oxide Tape Recorder」 UADのテープマシンプラグインである「Ampex® ATR-102 Mastering Tape Recorder」「Studer A800 Tape Recorder」の開発に携わったチームが生み出したテープエミュレーションプラグインが「Oxide Tape Recorder」です。 「Studer A800 Tape Recorder」に比べると追い込んだ設定はできな ...
UAD Studer A800 Tape Recorderセール・レビュー!
Studer A800 Tape Recorder はこんな人におすすめ 単純にLo-Fiな質感を足すだけでなく、デジタルデジタルしている尖った音をなだらかに聞かせるためにも有効なプラグイン。 バンド形式のサウンドを作っている人で物足りなさを感じている人・なんかシャリシャリしててイメージと違うな…と感じている人にテープエミュレーションプラグインは最適です。 テープエミュレーションプラグインの中でも昔から使われてきた安定の名機をプラグイン化したのが 「UAD Studer A800 Tape Recorde ...
「Reelight PRO」レビュー・使い方!アナログサウンドを即再現。6つのテープマシンが選べるハイクオリティプラグイン
Tone Empire REELIGHT PRO はこんな人におすすめ Tone Empire REELIGHT PRO はこんなプラグイン! REELIGHT PRO のレビュー 私、すっかりTone Empireのアナログサウンドに魅了されてしまっています。 プラグインを挿しただけで音がパワフルになるんですもん。そらガンガン使いたくなりますよね。 REELIGHT PROはテーププラグインの中でも一つ頭が飛び抜けて聞こえてきます。 IRを使っているためかプラグイン適応後の音の変化が自然です。 Tone ...
「Kiive Audio Tape Face 」レビュー・使い方!CPU負荷が軽めでコスパ良いテープマシンプラグイン
Kiive Audio Tape Face はこんな人におすすめ Add Life To Programmed Drums With TAPEFACE (Kiive Audio) https://youtu.be/RIPkSadOU28 Kiive Audio Tape Face はこんなテープマシンプラグイン 「Kiive Audio Tape Face」はアナログープマシンのエミュレーションプラグインです。 用意された3タイプのテープモードを選びます。 [2]の青いテープモードがKiive Audio ...
「Reels by AudioThing」レビュー!ローファイテーププラグイン!
AudioThing Reelsはこんな人におすすめ AudioThing Reels のサンプル動画 https://youtu.be/BaF7Rm_aroM 03:11からReelsが登場します。 https://youtu.be/MtXgXeGAovA ReelsはAudioThingのLo-Fi用プラグイン。 日本のオープンリールポータブルテープレコーダーを真似したプラグインです。 WOW/Flutterの変化をつけられるテープシミュレーターとしても使る機能や、テープストップ効果を加えたり、 ラジ ...
「Softube Volume5」買い方・使い方!Softubeを代表する30種類を収録したプラグイン・バンドル
Softube Volume5はこんな人におすすめ ※価格に為替レート影響あり Softube Volume5の購入はこちら >> Softube Volume5 とは? ミキシングプラグインからAmp RoomのようなアンプシミュレーターまでSoftubeを代表する30種類を収録したプラグイン・バンドル Softubeのプラグインは単価が高く、 Volume5に収録されているプラグインを個別で集めると30万円以上かかります… このSoftube Volume5だと$899で購入できてしまいます! そして ...
「Arturia TAPE MELLO-FI」セール情報!テープサチュレーション+ローファイ向けエフェクタープラグイン!
「TAPE MELLO-FI」はARTURIAによるテープサチュレーション+ローファイ向けエフェクタープラグイン! TAPE MELLO-FI はこんな人におすすめ https://youtu.be/qS-xv4FMi0s TAPE MELLO-FIとは?TAPE MELLO-FIのレビュー 流行りのLo-Fi感を簡単に演出できるプラグインです。 Lo-Fiの中でも【ヴィンテージのテープエイジング】にこだわられたエフェクトプラグイン。 Tape MELLO-FIのサウンドと動作は、Arturiaのソフ ...