「Cinesamples Soundscapes」セール・レビュー!映画音楽を作るためのグラニュラーシンセ
Cinesamples Soundscapes はこんな人におすすめ
・テクスチャ/Padサウンドを取り入れて音を分厚くしたい人
・サウンドデザインが好きな人
・グラニュラーサウンドが好きな人
シネマティックグラニュラーサウンド
「Cinesamples Soundscapes」はグラニュラーシンセ音源。
アメリカの作曲家、音楽プロデューサー、脚本家であり映画音楽に多く携わっている「マイケル・A・レヴァイン」が制作に関わっています。
Soundscapes レビュー
グラニュラーシンセ音源。
最近のSF映画の導入シーンや主人公が物語の核心に触れるシーンだったり、神秘的なシーンで良く聞くことがあるテクスチャサウンドが簡単に出せます。
「Cinesamples Soundscapes」の場合には他のグラニュラーシンセと違って、シネマティック特化型のサンプルが用意されています。
主な画面はENGINEとFXの2画面。
特にFXが充実していて合計8個のエフェクトブロックが用意されています。
絶対やらないとは思いますが、極端な例でリバーブを8個繋げて鳴らすこともできます。
エフェクトを多用できるようにブロックをまたいでのコピペボタンがあります。
手持ちのサンプルを使いたい場合は、波形が出ている画面へWAVをドラッグ&ドロップして入れます。
パッチ
用意されているパッチのカテゴリは
- パルス (調性および無調)
- テクスチャ (調性および無調)
- ワンショット
- パッド
- サウンドデザイン
導入メリットとしては、どのパッチも映画のワンシーンで使えそうなサウンドサウンドで作られていて即戦力パッチ。
雰囲気をガラッと変えられれるパワーをもったサウンドです。
デメリットとしては設定する項目が多いのでプリセットパッチを参考にしながら、音素材を変えて実験していく過程が必要になりそう。
習得までの時間コストがかかりますね。
またエフェクトをガンガン重ねていける分、もともと負荷が高めなグラニュラーシンセがさらに高負荷になります。
弱いCPUだとちょっとストレスになるかもしれません。
コメントはこちら