読書におすすめの歌なし音楽8選|ピアノとアンビエントを気分で選ぶ

読書中に歌詞へ気を取られるなら、Nils Frahm「Ambre」やÓlafur Arnalds「saman」から試してみてください。旋律を追うより音の広がりを楽しみたい人には、Brian Eno「An Ending (Ascent)」も候補です。音楽を小さく流して一、二ページ読み、自分が本に戻りやすいかで選ぶのがおすすめです。
歌が入らない曲でも、展開が大きかったり、よく知るメロディだったりすると音楽に意識が向くことがあります。ここでは「必ず集中できるBGM」ではなく、本と組み合わせて試したい8曲を紹介します。静かなピアノ、繰り返しのある曲、映画を思い出す曲など、今読みたい本との距離を自分で調整してみましょう。
この記事の選曲基準
選曲は歌なしの音源であることを前提に、ピアノを中心とした曲とアンビエントの入口を用意しました。静かさやメロディへの好みは人によって異なります。読書への効果を測定した順位ではなく、音楽との付き合い方を探すための編集上の提案です。
おすすめ8曲の比較表
曲名を押すと解説へ移動します。各曲のYouTubeプレーヤーで公式動画・正規配信音源を聴けます。再生できない場合は「YouTubeで開く」をご利用ください。スマホでは表を左右にスクロールできます。
| 曲名・アーティスト | 試したい読み方 | 選ぶときの目安 |
|---|---|---|
| Ambre Nils Frahm | 少ない音から始めたい | ピアノの余韻を入口に |
| saman Ólafur Arnalds | 短い読書時間の入口に | 演奏映像は確認後に閉じてもよい |
| Ab Ovo Joep Beving | 物語の余韻を味わいながら読む | ピアノの響きが好みに合うか |
| We Move Lightly Dustin O’Halloran | エッセイや短い文章のお供に | 一曲を小さな区切りに |
| Glass Hania Rani | 少し動きのあるピアノを選びたい | 反復が心地よいか、気になるか |
| Aqua 坂本龍一 | 音楽も味わいながらゆっくり読む | アルバム名と演奏の版を確認 |
| One Summer’s Day 久石譲 | 物語や情景を想像しながら読む | 知っている映画が浮かぶ場合も |
| An Ending (Ascent) Brian Eno | 旋律を強く追わずに過ごしたい | 音の広がりを楽しむ入口 |
1. Nils Frahm「Ambre」
おすすめの聴き方:少ない音から始めたい
まずは大きな展開を待つ聴き方から離れ、ピアノの音と音の間を楽しむ候補として。曲に引っ張ってもらうより、机に本を開いて、自分の読むペースを確かめたいときに合わせる提案です。何曲も入った長いBGMをいきなり選ぶのではなく、一曲を小さく流してみると、ピアノがあるほうが落ち着くのか、無音のほうが読みやすいのかを比べられます。
楽しみ方のヒント:紹介音源は『Wintermusik』収録の配信版です。まず音量を下げ、本の文章よりメロディが気にならない位置を探してみてください。
正規配信音源/Wintermusik収録 / YouTubeで開く
2. Ólafur Arnalds「saman」
おすすめの聴き方:短い読書時間の入口に
読む前に短い一曲で気分を整えたい人の候補です。公式映像ではピアノを演奏する様子が見られるので、最初は楽器の動きも楽しみ、その後は本へ視線を戻す使い方ができます。映像が気になってしまうなら、音だけを流す方法に変えてみましょう。読む時間と演奏を見る時間を少し分けるだけでも、同じ音楽との付き合い方が変わります。
楽しみ方のヒント:公式動画は演奏映像として案内しています。アルバムと同一の録音だと決めつけず、気に入った版として保存すると探し直しやすくなります。
公式映像/ベルリンでの演奏 / YouTubeで開く
3. Joep Beving「Ab Ovo」
おすすめの聴き方:物語の余韻を味わいながら読む
読み進める速さを上げるより、物語の一場面を味わう時間に合わせたい一曲です。ピアノの音色自体が気になる人なら、最初に音楽として一度聴いてから本と合わせると、読みながら新しい音を追い続けずに済むかもしれません。本に集中しなければと気負うより、音楽と物語を同じ時間に楽しむ候補として選んでいます。
楽しみ方のヒント:まず見開き一つ分だけ試します。音の余韻に意識が向きすぎる日は、曲を止めて章の区切りで聴く使い方もできます。
公式MV/VEVO / YouTubeで開く
4. Dustin O’Halloran「We Move Lightly」
おすすめの聴き方:エッセイや短い文章のお供に
長時間のBGMを用意する前に、一曲と短い文章を合わせたい人へ。音楽を読書の成果を上げる道具と決めつけず、「この曲を流す間に少し読もう」という入口にする提案です。気に入ったら続けて同じ作品へ進めますが、次の曲の違いが気になるなら、繰り返して聴く方法もあります。知らない曲を次々に探す時間と、本を読む時間を分けるのも一つの工夫です。
楽しみ方のヒント:紹介しているのは『Lumiere』表記の正規配信音源です。同名曲が別作品にも収録されている場合、版を確認して保存してください。
正規配信音源/Lumiere収録 / YouTubeで開く
5. Hania Rani「Glass」
おすすめの聴き方:少し動きのあるピアノを選びたい
静かな曲だけでは物足りず、ピアノの動きも感じたいときの候補です。繰り返すフレーズを聴く楽しさと、文章を追う楽しさが両立するかを自分で試してみましょう。音の動きが気になって本から離れてしまうなら、難しい文章を読む時間より、雑誌や写真の多い本と合わせる選び方もあります。静かな曲を一つの種類にまとめず、自分が好む動きの量を知る入口に。
楽しみ方のヒント:レーベル公開の公式MVです。演奏を見るときと読むときで音量や視線を切り替え、今の本に合う距離感を探してください。
レーベル公式MV/Gondwana Records / YouTubeで開く
6. 坂本龍一「Aqua」
おすすめの聴き方:音楽も味わいながらゆっくり読む
読書と音楽を同じ時間の楽しみとして置きたい人に。ここで紹介するのは『Opus』から公開された演奏映像です。知っている曲であっても、以前聴いた版と決めつけず、一つの演奏として触れる入口になります。曲にじっくり耳を傾けたくなったら、本を置いて聴く時間に変えても構いません。本に合うかだけでなく、曲そのものへの興味も大切にしたい選曲です。
楽しみ方のヒント:記事内の版は『Opus』表記です。別の作品の「Aqua」と比べる際は、同一録音の映像違いか別演奏かを確認しましょう。
公式演奏映像/Opus / YouTubeで開く
7. 久石譲「One Summer’s Day」
おすすめの聴き方:物語や情景を想像しながら読む
メロディがある音楽と物語を合わせるのが好きな人へ。ピアノを中心とした候補が続いた後、演奏の広がりも楽しみたい位置に置きました。なじみのある曲は安心できる一方、映像作品の記憶が先に浮かび、読んでいる本から離れることもあります。集中用として無理に選ぶより、情景を思い浮かべる時間や読書の休憩に合わせる方法もおすすめです。
楽しみ方のヒント:紹介しているのは久石譲本人の公式演奏映像です。歌入りの別バージョンや他奏者のカバーと混同せず、動画タイトルを確認してください。
公式演奏映像/VEVO / YouTubeで開く
8. Brian Eno「An Ending (Ascent)」
おすすめの聴き方:旋律を強く追わずに過ごしたい
ピアノの一音ずつに気を取られる人は、アンビエントへ入口を変えてみる方法があります。歌の展開を待つより、響きの広がりをそばに置くように選びたい一曲です。読書に向くと一律に決めるのではなく、文章の内容と音が競わないかを小さな音で試してください。アンビエントというジャンルを初めて知る人にも、曲を一つ聴いてから好みを広げる候補になります。
楽しみ方のヒント:動画は「Remastered 2019」表記の版です。強い音で包まれる聴き方と、小さな音で本に添える聴き方を分けて試してみましょう。
公式動画/Remastered 2019 / YouTubeで開く
本に合うBGMを選ぶための、小さな試し方
最初から8曲を全部流す必要はありません。まずは次の組み合わせから一曲選び、短い読書時間で比較してみてください。
- 少ない音を入口にする:「Ambre」「saman」。ピアノの音があるほうが読みやすいかを確認します。
- ピアノの動きも楽しむ:「Glass」「Ab Ovo」。音楽も同じ時間の楽しみにしたいときの候補です。
- 曲に情景を重ねる:「Aqua」「One Summer’s Day」。物語の途中より、章の間や休憩で聴く方法もあります。
- 音の広がりを試す:「An Ending (Ascent)」。メロディに注意が向く場合の別の入口です。
音量は小さめから始めます。数行を何度も読み直すほど音楽が気になる場合は、曲を変えるだけでなく無音も試してください。BGMが必要な日と、必要ない日があって構いません。動画の広告や次の曲への切り替わりで気が散る場合もあるため、一曲の再生を確認してから本を開くと選び直しを減らせます。
よくある質問
歌なし音楽なら必ず読書に集中できる?
必ずとは言えません。楽器の音色や展開が気になることもあります。小さな音で短時間試し、無音と比べて自分に合う方法を選んでください。
本を読む間はMVも見たほうがよい?
見る必要はありません。映像で演奏や公開元を確認したら、本へ視線を戻す使い方ができます。音楽の映像を楽しむ時間を別に作ってもよいでしょう。
最初の一曲は何がおすすめ?
少ない音から試すなら「Ambre」、ピアノの演奏を見る入口なら「saman」、響きの広がりを試すなら「An Ending (Ascent)」を候補にしてください。
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次に読みたい音楽ガイド
参照した公式情報・音源について
各曲の動画タイトル・公開元と、以下の公式情報を参照しています。動画情報・リンク確認日:2026年10月20日。ライブ、演奏映像、配信音源などの版は各プレーヤーの下に記載しています。動画の公開状況や再生条件は地域・時期により変わる場合があります。







