2017年のおすすめギターマルチエフェクター
10万円以下のおすすめマルチエフェクター
ATOMIC AMPLIFIRE
ギグバッグに余裕で入り切る大きさながら、Axe-FxやKEMPERに引けを取らないサウンドを鳴らすことが出来るのがATOMIC AMPLIFIREです。
オールジャンル対応できる魔法の箱。
アンプモデルは14種以上でパワーアンプモデル「EL34、6L6、EL84、KT88」が別に用意されており幅広いサウンドメイクができます。
内蔵エフェクターもマルチエフェクターとして申し分ない数が収められています。
スイッチ数が少ないためライブでガンガン使っていくときには若干使用し難い面もありますが、サウンド品質は抜群。
ライブではSteel Panther のSatchelなどが使用しています。
本体でのサウンドメイクはもちろん専用のPCソフトをつかって作り込みができます。
アンプサウンドのシュミレートが抜群なためアンプ実機を用意できない宅録では大活躍してくれます。
フットスイッチ数が増えて、エクスプレッションペダルジャック等が追加されたよりライブ向きの「Atomic Amps AMPLIFIRE 12」もラインナップされています。
ATOMICでは今後もっと小型化されたAMPLI-FIREBOXがアナウンスされ期待されています。
10万円以上のマルチエフェクター
LINE6 Helix® Floor
アンプシミュレーターで一躍有名になったLINE6のフラッグシップ機。
Helixマルチエフェクト・フロアボード・システム。
フロアボードタイプとラックタイプの両方がラインナップ。
サウンド面では一台で完結できる音の多さ「62×アンプ、37×キャビネット、16×マイク、104×エフェクト」を内蔵。
エフェクトストンプスイッチのオンオフがひと目で分かるフットスイッチの数が魅力的です。
また大きくて見やすい6.2インチ カラーディスプレイ、エクスプレッション・ペダル付き。
足元で全てのアンプ/エフェクトのパラメーター編集ができるので、ちょっとしたエフェクト編集をするときにいちいちしゃがみこまなくて良いなど、
プレイヤーに対してのストレスない操作方法はかなり驚かされます。
サウンドの根幹は変わらず価格を抑えたHelix LTもあります。
Fractal Audio Systems / AX8
世界のトップギタリストたちが利用するサウンド・プロセッサー「Axe-Fx II」。
Axe-Fx IIをライブで使用するためには別途フットスイッチを用意しなければなりませんでした。
このAxe-Fx IIのサウンドとフットペダルが一体化しライブ向きになったものがAX8です。
23種、31個のエフェクトブロックとAxe-Fx IIのキャビネットモデルを搭載。
Axe-Fx IIよりCPUの処理能力が劣るため、レイアウトできるエフェクトブロック数が減る点には注意が必要です。
専用のPCエディタソフトが用意されており、このソフトで細かい設定を作り込んでいくことで極上のサウンドシステムを作り上げていくことができます。
サウンドの作り込みが必要なので細かく微調整していくのが苦手な人にはちょっと作業が辛いかもしれませんが、
作り込み終えたときのサウンドは抜群です。
Fractal Audio Systems ( フラクタルオーディオシステムズ ) / AX8
KEMPER
アンプサウンドをそのままそっくり真似でき取り込めるのがKEMPERです。
デジタルを感じさせない真空管アンプの出音が再現されます。
自分の持っているアンプの音を取り込んでおけば、どんな環境下でも取り込んだときの音が再現できます。
データはUSBメモリに保存ができるためKemperの本体があれば自分の音の持ち運びが可能。
アンプサウンドだけでなくエフェクト類も秀逸。なかでもノイズゲート、ピッチシフターなどは他機種の専門機に負けていないクオリティ。
OSのバージョンにともないディレイが強化されてますます使い勝手がよくなりました。
アンプを持っていなくてもコミュニティで共有されるデータファイルをネットからダウンロードでき本体へ入れて鳴らすことができます。
複数のエフェクトのオンオフを切り替えられたり、エクスプレッションペダルを直接つなげるなど専用のリモートペダルも使い勝手がよいです。
惜しい点としてはPCのサウンドエディタが用意されていない点か。
Kemperに関してはこちらもどうぞ。
Kemper 初心者向けの入門記事 | Guitar-Type
Kemper Profiling Amplifier ( ケンパープロファイリングアンプリファイヤー ) / Kemper Profiling Power Head
まとめ
価格帯によって様々なマルチエフェクターが販売されています。
各メーカー特徴があるので、色々と試奏してみて自分の欲しいサウンドを探してみて下さい。
2018年版のマルチエフェクターの紹介記事はこちら。
2018年のおすすめギターマルチエフェクター
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