【 2026年最新DTMセール情報はこちらから!】

オルタネイトピッキングがすぐバテる人へ。正しいフォームと段階的な練習法

スポンサードリンク
当ページの一部リンクには広告が含まれています。

エレキギターを始めてしばらく経つと、必ずと言っていいほどぶつかる壁があります。それが「オルタネイトピッキング」。

  • ダウンとアップを交互に弾いているつもりなのに、なぜか右手だけすぐバテる
  • 弦を移動するたびに音が引っかかる、揃わない
  • ゆっくりなら弾けるのに、テンポを上げると急に崩れる

こういう悩み、実はピッキングの「フォーム」そのものに原因があることがほとんどです。がむしゃらに速く弾こうとする前に、一度フォームと練習の順番を見直すだけで、驚くほどスムーズに弾けるようになります。

この記事では、オルタネイトピッキングの基本から正しいフォーム、よくある失敗、そして段階的な練習法までを、初心者の方にも分かりやすく解説していきます。

目次

オルタネイトピッキングとは?

オルタネイトピッキングとは、ピックを下から上へ振る「ダウンピッキング」と、上から下へ振る「アップピッキング」を交互に繰り返す、ギターの最も基本的な奏法のことです。

一音ずつダウン・アップ・ダウン・アップ……と交互に弾くことで、ダウンだけを連続で弾くよりも速いフレーズに対応できるようになります。速弾きはもちろん、リズムを刻むカッティングや、細かい音符が続くフレーズを弾くうえでも土台になる技術です。

「そんなの知ってるよ」という方も多いと思いますが、実はここからが本題。知っていることと、正しくできていることは別物なんです。

正しいピッキングフォーム

ピックの持ち方

まずはピックの持ち方から。親指と人差し指の腹(側面ではなく、少し指先寄り)でピックを軽く挟むのが基本です。深く握り込みすぎると手首が固まってしまうので、ピックの先端が1cm前後だけ指から出るくらいの、軽く挟む感覚を意識してみてください。

力を入れすぎると弦に対して余計な抵抗が生まれ、疲れやすくなるうえに音もこもりがちになります。「落としても地面に落ちるギリギリの力加減」くらいが、実は一番スムーズに弾けたりします。

手首の使い方

オルタネイトピッキングの動きの主役は「手首」です。肘から先を大きく動かすのではなく、手首を小さくスナップさせるようなイメージでピックを振ります。

ドアノブを回すというより、指先についた水を振り払うような動きに近いイメージ。この小さな動きを一定のリズムで繰り返せることが、速く正確に弾くための土台になります。腕全体を大きく振るフォームは、一見ダイナミックに見えますが、実はスピードも安定感も出しにくいフォームです。

よくある失敗

力が入りすぎる

初心者がいちばん陥りやすいのがこれです。「正確に弾かなきゃ」と意識するほど、無意識に腕全体に力が入ってしまいます。力むと手首の動きが硬くなり、結果的にスピードも出せず、疲れも早くなるという悪循環に。弾いている最中に肩や前腕がガチガチになっていないか、たまにチェックする習慣をつけましょう。

ピックの当て方が浅い・深い

ピックの弦への当たり方も重要なポイントです。

  • 当て方が浅い(ピックの先端だけがかすかに当たる)……音が擦れたようになり、音量も安定しない
  • 当て方が深い(ピックを弦にしっかり押し付けすぎる)……引っかかりが生まれてスピードが出ないうえ、弦を弾き切れないことも

理想は、ピックの先端が弦に対してわずかに斜めに入り、スッと抜けていく当たり方。角度をつけることで、弦の抵抗を減らしながらしっかり音を出すことができます。

段階的な練習法

フォームを頭で理解しても、体に染み込ませるには順番を踏んだ練習が欠かせません。以下の順番で進めてみてください。

ステップ1:開放弦だけでリズムを作る

左手を使わず、開放弦(何も押さえない状態)だけでオルタネイトピッキングの練習をします。左手のことを考えなくていい分、ピッキングそのものの動きとリズムに集中できるのが最大のメリット。メトロノームを鳴らしながら、まずは4分音符でダウンだけ、次にダウン・アップの8分音符、と徐々に細かくしていきましょう。

ステップ2:遅いテンポから絶対に崩さない

メトロノームはBPM60〜70くらいの、拍子抜けするくらい遅いテンポから始めるのが正解です。「こんなに遅くて意味あるの?」と思うかもしれませんが、遅いテンポで正確なフォームを体に覚えさせることが、結果的に一番の近道になります。

崩れずに弾けるようになったらBPMを5〜10ずつ上げていく。崩れたら一段階戻る。この繰り返しです。地味ですが、これが一番効きます。

ステップ3:簡単なフレーズに左手を足す

開放弦のリズムが安定してきたら、1本の弦だけを使ったシンプルなフレーズ(例えば人差し指・中指・薬指・小指で1フレットずつ押さえていくクロマチックフレーズ)にオルタネイトピッキングを合わせていきます。左手の動きが加わると急にピッキングが崩れやすくなるので、ここでもテンポを落として確実に合わせることを優先しましょう。

ステップ4:弦移動を含むフレーズへ

最後に、複数の弦をまたぐフレーズに挑戦します。弦移動のタイミングでピッキングのリズムが崩れやすいので、ここでも焦らずゆっくりから。ピックが弦から弦へ最短距離で移動できているかを意識すると、無駄な動きが減ってスピードも安定してきます。

練習曲・参考にしたいギタリスト

オルタネイトピッキングの精度で語られることが多いギタリストとしては、Paul Gilbert(ポール・ギルバート)、Yngwie Malmsteen(イングヴェイ・マルムスティーン)、John Petrucci(ジョン・ペトルーシ)、Steve Morse(スティーヴ・モーズ)あたりが定番です。特にポール・ギルバートは、ピッキングの粒立ちがはっきりしていて手首主導のフォームが分かりやすいため、フォームの参考としてもよく挙げられます(参考:Premier Guitar – Cram Session: Alternate Picking)。

いきなり彼らのようなスピードを目指す必要はありません。まずはYouTubeなどで彼らのピッキングハンド(右手)の動きだけをじっくり観察してみてください。「無駄な動きがない」「手首が小さく動いているだけ」というのが分かるはずです。自分が練習しているときの手の動きと見比べると、力みすぎているポイントに気づきやすくなります。

練習曲としては、いきなりテクニカルな曲に挑戦するより、簡単なメジャースケール・マイナースケールを1オクターブ分だけ、上記のステップ通りにゆっくり弾いてみるのがおすすめです。地味に思えるかもしれませんが、この積み重ねが後々の速弾きにも、リズムギターの安定感にもつながっていきます。

まとめ

オルタネイトピッキングは、ギターを弾くうえでほぼ避けて通れない基礎技術です。すぐバテる、音が揃わない、速く弾けない……という悩みの多くは、才能やセンスの問題ではなく、フォームと練習の順番が整理されていないだけ、というケースがほとんど。

  • ピックは軽く挟む、力を入れすぎない
  • 動きの主役は手首
  • 遅いテンポから絶対に崩さず、段階的にテンポを上げる

この3つを意識するだけでも、練習の質はぐっと変わってきます。焦らず、一段ずつ積み上げていきましょう。

スポンサードリンク

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

コメントはこちら

コメントする

目次