
「PUNISH」はこんな人におすすめ
・埋もれている音に存在感と太さを足したい
・音を簡単に派手にしたい
PUNISH – Plugin Overview | Heavyocity
PUNISH とは
「PUNISH」はHeavyocityのサチュレーションプラグイン。
Heavyocityはシネマティック向けの音源(映画音楽で使われる感情的な雰囲気のある劇伴)を出しているメーカーで、Heavyocityの音源内には必ずと言って良いほど「PUNISH」と名付けられたノブが設置されています。
このPUNISHノブは倍音を加えていき音を派手にするためのもので、PUNISHノブのエフェクト機能のみを抜き出したのがプラグイン版の「PUNISH」になります。

Heavyocityの音源にはPunishノブが付いていて、上げていくと音が厚く派手になる
・COMPRESSOR(コンプレッサー)
・SATURATION(サチュレーション)
・TRANSIENTS(トランジェント)
・EQ(イコライザー)
・LIMITER(リミッター)
を搭載。
サチュレーションでTRANSIENTSが付いているのは嬉しい点です。

中央のPUNISHノブを回していくとエフェクトが強くなる
倍音を加えてトラック音を派手にするだけでなく、ダイナミクス系のエフェクトがあるためマスタリングまで使えるエフェクトプラグイン
他のサチュレーション系プラグインと違う点としてかなり過激に歪ませられる点です。
ドライブがかかる量が激しいので大きく倍音調整ができます。
Driveノブの設定は下げ目にしておかないと歪ませすぎちゃうかも。
その分、PUNISHを差しただけでも明らかに音が前にできて太くなる体感ができます。
差した初期状態の「Init」設定でも十分音に太さが加わります。
加えて90種類の楽器別カテゴリに分けられたプリセットが用意されています。
プラグインを差して、中央にあるPUNISHノブを回していくだけOK!超簡単に細かい調整に時間をかけることなく作っている曲の音に太さが加わります。
PUNISHは2021年10月現在Mac M1チップにまだ対応していないようですので、
M1Macの運用を考えている場合には事前に仕様要件を確認し利用している人がいるか確認してください。
Mac OS Big Sur ver 11.3.1でインストーラーが開けない場合は、Heavyocityのサポートへ連絡すると開けるインストーラーを渡してくれます。

Heavyocity PUNISH とは?
Heavyocity PUNISHの特徴
- アナログのシグナルチェーンをエミュレートしたエフェクト・プラグイン。
- COMPRESSOR/SATURATION/TRANSIENTS/EQ/LIMITER を搭載。
- 搭載エフェクトの複数パラメータをアサインし、一括でモジュレート可能な”PUNISH ノブ”。
- 6つのカテゴリ(An Introduction/Bass/Drums/FX/Guitar/Keys & Synth/Mastering/Vocals)に分類された90種類以上の即戦力プリセット。ユーザープリセットを作成可能。
- サイドチェインエフェクトとして使用可能
PUNISHに内蔵されているのエフェクターの紹介

PUNISH
仮面ライダーの変身ベルトのようなデザインに見えなくもないですが、PUNISHのUIは非常にわかりやすいです。
それぞれ中央のPUNISHノブの周りにCompressor,Saturation,Transients,EQ、Limiterが並べてあります。
PUNISHノブの下に原音のInput,PunishのOutput,Mixがあります。
PUNISHの効果を浅めにかけたい場合にはkey・Pianoのプリセットを選ぶと良いです。
PUNISHのサウンドサンプル
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