「Eventide ShimmerVerb」レビュー!残響音をキラキラさせられるシマーリバーブプラグイン



きらめきと美しさの天国を表現するようなリバーブ音が特徴

Eventide ShimmerVerbはこんな人におすすめ
・Eventideの名リバーブを使いたい人
・シマーリバーブを使いたい人
・アンビエント・ドローンを作曲している人
Eventide ShimmerVerbについて
ShimmerVerbはギタリストにはおなじみのメーカー「Eventide」のリバーブプラグイン。
リバーブ音にパラレルピッチシフトをかけてやんわりとキラキラした音が鳴るシマーリバーブ。
最近ではギターアンプシュミレーターのプラグインエフェクト内にシマーリバーブが付いている事例もありますが、単体エフェクトとしてシマーリバーブを使ってみたい人も少なくないはず。
特にピッチシフトをかけてキラキラした質感がギターのクリーンアルペジオや、アンビエントサウンドにハマります。
リバーブがかかってからの音の変化が非常にきれいなエフェクターなので、長めに伸ばす音で威力を発揮します。
Eventide ShimmerVerbは単体プラグインとしてシマーリバーブをつかえるプラグイン。
Eventideの「実機ペダルエフェクターのH9」に収録されているエフェクトをPCで扱えるようにしたH9シリーズのプラグインです。
Eventide ShimmerVerb レビュー
Eventide ShimmerVerbは他社のシマーリバーブよりも濃密なリバーブを演出できます。
ShimmerVerbではAとBのPITCHシフターが付いているのが特徴。
もちろんこのピッチシフトはリバーブエフェクトに対してかかるピッチシフトです。
ピッチシフターのシフト量はセント単位でコントロールします。(1セント=半音の100分の1)
プリセットのMajesticDustの場合、PitchAが-1203c,PitchBが-1205cのためこの設定で鳴らすと実音がなった後に±1OCTされたリバーブが鳴るといった仕組みです。
リバーブにピッチシフターがかかっていることで、直接ピッチシフターをかけるよりもやんわりとした表情を見せてくれるのがシマーリバーブの強み。
シマーリバーブのペダルとして著名なのがStrymon BigSky のシマーリバーブです。
BigSkyの場合はピッチ調整がMajor7th,minor3rd,+2 Octavesのように幅が固定されています。
Eventide ShimmerVerbはピッチ固定ではなく自身でセントを決めて鳴らします。
Pitchは音程P4、P5、1オクターブ、1オクターブ+P5、2オクターブを囲むシフト量のみ許可されるようになっているので
ピッチのおかしな数値になって気持ちの悪いハーモニーになることがありません。
シマーリバーブで良く使われるピッチ幅となっていて、セント設定がずれてもデチューンに感じる程度です。
シマーリバーブを使えるプラグインとしてはコスパが良く、シマーリバーブの音が好きな人にはたまらないプラグインです。
慣れていないと癖の強いサウンドですが、使いこなすと個性的なサウンドになることは間違いなし。
他人と差をつけたい人は挑戦してみてほしいリバーブです。
Eventide ShimmerVerb の特徴
・リバーブテールにパラレルピッチシフターを備えたユニークなリバーブ
・4度、5度、1オクターブの完璧なピッチ
・完璧な間隔で利用可能なMicroPitchチューニング
・4オクターブのピッチシフト(2オクターブ下から2オクターブ上へ)
・ピッチ信号を最大1秒遅らせる、もしくはDAWとのテンポ同期が可能
・FEEDBACKは、リバーブの入力にフィードバックされる遅延信号の量を決定します
・低、中、高のクロスオーバーネットワークがフィードバックされる周波数を決定します
・RIBBONにより、複数のパラメーターを一度にリアルタイムで変更できます
・HOTSWITCHにより、1つのプリセット内の2つのパラメーターセットを瞬時に切り替えることができます。
・FREEZEは、リバーブの現在の状態を不鮮明なテクスチャに保持します
ShimmerVerb 使い方
H9シリーズのプラグイン共通仕様
ShimmerVerbはH9シリーズのプラグインで、H9シリーズは共通仕様があります。
リバーブで調整するノブ以外の機能としてはMixLockとリボンコントローラーが特徴的です。
(Blackholeの画像になっていますが設定は同じです。)
MixLock


MixLock
Mixはリバーブ量を決める値です。
通常ですと、プリセットを切り替えたときにDRY/WETが設定値に切り替わりますが、MixLockがONになっているとプリセットを切り替えてもMIXノブの値は変化しません。
音の比較が簡単にできます!
リボンコントローラー

リボンコントローラーはマクロ操作するコントローラーです。
といってもわかりにくいですね。
HOTSWITCHの上にある白い縦線がうねうねしているエリアがリボンコントローラーです。
それぞれのノブの【外側に白い小さな点】がありまして、この小さな点をドラッグして広げていくと青い線が描かれます。
リボンコントローラーを動かしたときにノブが移動する幅を決める設定です。
リボンコントローラーを動かすと青い線の幅を決めた範囲で、各ノブが同時に動く仕掛けです。
リボンコントローラーの値はオートメーションが書けます。
オートメーションを記述することで極端な音の変化をつけて表情を変えられます。
Freezeスイッチ
Freezeスイッチはリバーブ音をずっと持続させるスイッチで、
KILLスイッチを押したあとにFreezeスイッチを押すと、リバーブ音が残り続けます。
アーティストのライブの終わりでリバーブ音がずっと鳴りっぱなしになるような演出ができます。
Hotスイッチ
Hotスイッチは設定を一時的に覚えさせて瞬時に切り替えるスイッチです。
ShimmerVerbの2つの設定をHotスイッチで瞬時に切り替えできます。
Hotスイッチの設定方法
Hotスイッチを長押しすると点滅します。
点滅している間にそれぞれのノブを動かして値を設定後、Hotスイッチを押すと登録が完了。
Hotスイッチを押すと点滅中に合わせた値に一発で切り替わります。
MIDI Continuous Control (CC) #3でToggle(切り替え)可能。
マニュアル
マニュアルはメニューの「INFO」より開くことができます。
Eventide ShimmerVerb のサンプル動画
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ShimmerVerbはiLok認証です。
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Eventide ShimmerVerbの買い方
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ShimmerVerb インストール方法/アクティベーション方法
Eventideプラグインのインストール方法
EventideのアカウントとiLokのアカウントが必要です。
Eventideのページで新規アカウントを作成します。
Eventide >>ログインしたら右下に「Register a New Plug-In」の入力欄が見つかります。
この入力欄に上からSerial Number,License Key,iLok ユーザーネームを入力します。
「Register」のボタンをおして登録が成功するとiLok License Managerに登録したプラグインが追加されます。
追加されたらコンピューターかiLok cloudどちらかでライセンスのアクティベートを実行します。
OSにあわせてプラグインのインストーラーをダウンロードし実行します。
ShimmerVerb過去セール
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