「InstaComposer」はこんな人におすすめ
・作曲/メロディアイデアが欲しい。
・作曲の手間を減らしたい
・ボタンをクリックするだけで作曲したい
・メロディ自動生成プラグインを試してみたい

「InstaComposer 2」レビュー!

チートツール。試してみたくなる心躍るツールです。
動画の4:32~ GOボタンを押してトラック番号のMIDIデータが切り替わって曲の提案がされているのがわかります。
「InstaComposer by W.A Production」は作曲補助プラグイン。
音を設定しておき「Go」のボタンを押すとオケパターンとメロディパターンが最大5トラック分一瞬でできあがる作曲チートツールです。
個人的には作曲の土台となるアイデア出しにつかってそこからカスタムしていくのがInstaComposerの良い使い方なのではないかなと感じます。
1分でわかる「InstaComposer」
InstaComposer とは?

InstaComposer
InstaComposerは作曲補助プラグイン!
コード進行からベース・伴奏・メロディ作成まで5トラック分作ってくれる作曲補助ツールです。
同様の作曲補助ツール「Orb Producer Suite」の場合にはコード、ベース、アルペジエーター(伴奏)、メロディの4トラック分が1度に作られます。
InstaComposerは1トラック分多く生成されて機能拡張されているわけです。
InstaComposerでは、どんな感じにするかの大枠を決める「7つのMode」を「最大5トラック」に割り振りして作り上げることができます。
鳴らすための音源はInstaComposerに含まれていないので別途用意が必要。
設定方法はDAWごとの設定マニュアルがあります。
公式動画で設定ガイドが出ているのでそのまま真似すればOK!で迷わず操作できます。
InstaComposer レビュー
出来上がるメロディはかなり自然な印象です。
自動作曲系ツールもここまで来たかという感じがしますし、5トラック同時に生成はインパクトが強い。

作成後のそのままのMIDI内容でも十分使えるのですが、ちょっと手直しを加えていくとさらに良い感じになりそう。
『音色は自分で選んでいく』ことになりますので、これからAI作曲をメインにするなら各ジャンルで使われている音をどれくらい把握しているか?の音楽センスが問われそうですね。
音色が変わると同じフレーズでも違って聞こえますので、音楽の知識は必要ですね。直感力がある人であれば問題ないと思います。
InstaComposerは「コード進行・拍数・スケール設定」など突き詰めて使うとかなり細かく設定出来る上に、膨大なコード進行プリセットが初期状態で用意されています。

InstaComposer プリセット
InstaComposerのデメリットとしては、DAWの操作に慣れていないと音の初期設定で躓くかもしれません。
この記事後半に音の設定方法を載せていますので参考にしてください。
『絶対にメロディは自分で作る』という人にとってもInstaComposerは使えます。
コード進行プリセットがあるので、適当にコード進行を作成した上で鼻歌や楽器を弾いてメロディをのせていけば良いです。
音楽理論がよくわからない人にとってコード進行を選んでいくのは難しく感じますから、
コード進行に悩んでいるユーザーにとっても救世主的なプラグインになっています。
InstaComposerの使い方
InstaComposerの楽器設定(ここだけ大変)
最初に鳴らすための音源設定が必要です。
この楽器設定をクリアすればInstaComposerを使って作曲が即できます。
下の画像例はKontaktを使っています。
MIDIOUTの各チャネル(1~5)にInstacomposerの1~5のトラックが適応しているので、
それぞれの数値を同じにして出したい音をセットします。(トラックと同じ番号にすればよい)
MIDIのチャンネル番号は16まで対応しています。
InstaComposerデモバージョンの注意
デモ版では機能制限があります。
・最大2トラック
・Goボタンは10回まで
各トラックのMode(Melody,Riff,Ostinato,Rhythm,Bass,Pad,Chord)からどんな演奏をしてほしいかを選びます。
Melodyなら主旋律、Bassならベースラインといった名前に即した演奏を作成します。
あとは左下にある「Go」ボタンを押すと演奏するMIDIが自動作成されて完成します。
とても簡単。
変更したい内容があるトラックが出てきたら,GOボタン下にある数値がトラックナンバーになっているので、
対応するトラックナンバーを押してからGOを押します。
全部取り替えたいときにはALL -> Go の順でボタンを押します。
設定する楽器の音がInstaComposerのModeに合っていないと再生したときに微妙な感じで曲が再生されます。
個人的にはMode:MelodyはOct+1にBassはOct-1にしておいてからInstaComposerを実行すると良いです。
楽器はひとまずピアノ系にしておいてMode:Padを使うときにはPadの楽器を使うのがおすすめパターンです。
Goを押した後はMIDI鍵盤を押し続けるとInstaComposerで作曲された曲が再生します。
コードの指定も可能
プリセットからコード進行を選ぶこともできますが、このコードが良い!と指定したいときには各小節番号の下にある欄で
コードとコード構成音を選ぶことができます。
C,P,Rのボタンを押して隣以降の小節へコピペができます。
名称 | ボタンの意味 |
---|---|
C | コピー |
P | ペースト |
R | リセット |
コード進行を作成
プリセット以外に「New Chord Prog」のボタンを押すことで新しいコード進行を自動作成します。
ボタンを押す前にKeyとスケール(Major,Minor,HarmonicMinor)を決めてから「New Chord Prog」のボタンを押します。
InstaComposer MIDI Export
InstaComposerではMIDI Exportをドラック&ドロップで行えます。
トラック別にMIDI Exportする場合にはドラック番号横にある「Drag」の文字を押してからDAWのトラックへドラック&ドロップ、
作ったトラックすべてをMIDI Exportする場合にはGoボタン左上にある「Drag」の文字を押してからDAWのトラックへドラック&ドロップします。
「InstaComposer」の作例紹介
これは便利!ジャンルに対応した「InstaComposer拡張プリセット」
音楽ジャンルに対応した「InstaComposer拡張プリセット」が追加発売されています。
「Cinematic for InstaComposer」

Cinematic for InstaComposer
InstaComposerの拡張プリセット「Cinematic for InstaComposer」がリリースされています。
40プリセットを収録していて、映画音楽のようなサウンドのMIDIを自動生成するプリセットです。
もちろん音源は付いていないため自前のシネマティック音源を用意しないとダメですが、映画音楽の作り方がイマイチよくわからないという人には画期的なプリセットとなっています。
「Tropical for InstaComposer」

Tropical for InstaComposer
こちらは【トロピカルハウス】向けのInstaComposer拡張プリセット
Kygo、Matoma、Sam Feldt、などのトロピカル・ハウス・ミュージックアーティストのテイストが加わる拡張です。
Tropicalに焦点を合わせた40プリセットが含まれています。
「Trance Melodies for InstaComposer」

Trance Melodies for InstaComposer
こちらは【トランス】向けのInstaComposer拡張プリセット
Armin van Buuren、Ferry Corsten、Markus Schulzなどにインスパイアされて作られた拡張。
トランスミュージックに焦点を合わせた40プリセットが含まれています。
Melodic Techno for InstaComposer

Melodic Techno for InstaComposer
こちらは【テクノ】向けのInstaComposer拡張プリセット
MelodicTechnoトラックに触発され40プリセットが含まれています。
All In One: InstaComposer Presets

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InstaComposerの拡張プリセットも合わせてGETしておくと作れる曲の幅が広がります。
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※ボタンをクリックするだけで作曲!アイデア出しのヒントにも使える!デモ版あり
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「InstaComposer」の買い方
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Plugin Boutique 購入方法
Plugin Boutiqueは英語のサイトですが、わかりやすいサイト構成になっていますので簡単に買い物ができます!
詳しい買い物方法は「Plugin Boutiqueでのプラグインの買い方を解説。「Xpand!2」のインストールを例にして紹介」を参照してください。画像キャプチャで解説を入れています。
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【画像解説】Plugin Boutiqueでプラグインを買うにはどうしたら良い?買い方を解説。「Xpand!2」のインストールを例にして紹介
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私もメールを問い合わせした後、日本語で返信が届き驚きました。

またApple Payを使う場合はSafariを使うと支払いボタンが表示されます。
「InstaComposer」まとめ
お手軽に作曲できる作曲補助プラグインです。
ジャンルに合ったフレーズができる…というものではないので割り切りは必要。
ちょっとした間奏ならInstaComposerにおまかせしても良いんじゃないかな?っていうクオリテイです。
作曲パターンの勉強にも使えそうです。
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