Melody Sauce 2 レビューと使い方!機能比較!
EVABEATからリリースされたメロディ作成プラグイン!
メロディ自動作曲ツールです。
他のメロディ作成ソフトよりも操作がとても単純なのが良いですね!高いクオリティに驚きました。
Melody Sauce2 から音源が付属されて使い勝手が上がっています!
「EVAbeat Melody Sauce2」レビュー
コンピューターのアルゴリズムを使ってメロディを作成するプラグインはいくつかありますが、その中でもMelody Sauce2」はメロディの方向性を決めて提案してくれる機能・使い勝手が一番良いと感じました。
メロディ提案のクオリティが非常に高いプラグイン!
Melody Sauce 2 は、EVEBEAT独自のAI 搭載のPhraseBuilder Engine ™を使い、トップ プロデューサーがメロディック フレーズを構築する方法を反映しています。
同じメロディーは出来上がらず、ヒップホップ、トラップ、EDM、ハウス、テクノ、ポップ、レゲトン、R&Bの300 を超えるスタイルでメロディ製作できます。
単純なメロディから複雑なメロディまで1クリックであっという間に作成!
単純なメロディから複雑なメロディまで1クリックであっという間に作成!できるのが
「Melody Sauce 2」の強みです。
■Hiphop
■EDM
■Tropical
■House
■Techno
■POP
■Reggaeton
■RnB
使い方はとても簡単で9つパッドを1クリックすることでメロディが自動生成されます。
作ったメロディはBANKに保存しておいて後で聞き直すこともできます。 MIDIエクスポートしてカスタマイズしていくこともできます。
できること
・Key
・明るいか暗いか
・スピード
・オクターブ
・Swing
・Triplet
・Syncopation
・Legato ON/OFF
・ハーモニー付け
できないこと
- 伴奏作成
- コード進行作成
Melody Sauce2は他社の作曲補助プラグインと比べてどうか?
他社の作曲補助プラグインと比べてMelody Sauce2が優れている点としてはUIと見た目のわかりやすさでしょうか。
また作ったメロディに対してハーモニーも付けてくれる機能があります。(合計2音で出力される)
この手のプラグインを使うメリットは「自分に足りないものを補ってくれる」点だと考えます。
「メロディは作曲家がひねり出して考えるものである」とずっと思い込んでいましたが、いろいろなリファレンスや作ってみたい曲を聞いている時、分析するときに少なからず参考曲のメロディラインから影響は受けてしまっています。
ゼロから作り出すのではなく、ヒントとなる素材を膨らませて作曲していくタイプの人にとっては、「Melody Sauce 2」のように発想するメロディ素材を与えてくれるものは非常に役立つはずです。
演奏パターンを踏まえて幅広いコード進行を作って欲しいなら「Scaler 2」を、
伴奏、コード進行、メロディすべて作って欲しいなら『InstaComposer』もおすすめです。
Melody Sauce2 VS InstaComposer2
InstaComposer2はメロディだけでなく伴奏コードからリズム・リフパターンまで最大6トラックをコード進行にあわせて作成できる作曲補助プラグインです。
基本的にはコード進行をプリセットを選んでパターンが生成されます。
メロディには機械的な感じはしますが、一瞬でパターンが生成される便利さには驚かされます。
アイデア出しに重宝しますよ!
Melody Sauce2 | InstaComposer2 | |
---|---|---|
メロディ作成 | ◯ | ◯ |
伴奏作成 | × | ◯ |
付属音源 | ◯ | × |
価格 | 9,496円前後 | 17,543円前後 |
こんな人におすすめ
・作曲/メロディアイデアを手に入れたい。
・メロディを勝手につけてほしい
・ツールは使いたいけど、人間が考えているようなメロディにしたい
・メロディ自動生成プラグインを試してみたい
VER.1とVER.2の違い
2022年3月にMelody Sauceがバージョン2へアップグレードされました。
大きな違いとしては300以上のスタイル設定を備えた新しいスタイルモード(CREATION MODE)が追加されて、目指す音楽ジャンルに近いメロディをつくるアルゴリズムに変わっています。
- トラップ ヒップホップ、 (Trap & Hiphop)
- EDM
- ハウス&テクノ、(House & Techno)
- ポップ、(Pop)
- レゲトン、(Teggaeton & Latin Pop)
- R&B (R&B & Pop R&B)
のジャンル別にメロディーを作成します。
ジャンルごとの音色も用意されていて、そのジャンルっぽさがあるメロディラインが聞こえてきます。
Melody Sauce1を所有しているユーザー向けで、
Melody Sauce2へのアップグレード版があります
Melody Sauce 2 Upgrade From Melody Sauce 1
Melody Sauce2よりメロディを鳴らす音源が追加
Creation Mode(メロディ制作のプリセット)が追加されたことで、設定をすっ飛ばしてジャンルに合ったそれっぽいメロディを作ってくれます。
それぞれの音楽ジャンルでよく使われるメロディラインにを鳴らす楽器が収録されていて、
より一層『曲の可能性・想像力』を広げていける便利なツールになりました。
OUTPUTセクションでメロディの楽器を選択できます。
- Bass
- Bell
- Guitar
- Keys
- Mallet
- Piano
- Pluck
- Strings
- SYNTH
- VOX
- WIND
Sound check
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Melody Sauce2を実際触ってみてかなり実践的で即戦力になるツールになったと衝撃を受けました。
Melody Sauce 2のデモ。あまり「チート」や「神プラグイン」みたいに持ち上げすぎな形容詞は使わない様にしているのですが、これは本当にチートだと感じます。再生音源が付いたことで,より音楽ジャンルのメロディラインが想像できるようになりました。 #DTMhttps://t.co/yTqrnTs7HK pic.twitter.com/DjVKS3TW4p
— 誰得ギター(DTMセール情報配信中) (@guitarSakurai) April 8, 2022
どんなメロディが作れる?
Melody Sauce 2を使うとこんなメロディが作れます。
House & Techno Examples
Pop Examples
Trap & Hip Hop Examples
EDM Examples
Reggaeton & Latin Pop Examples
Pop R&B Examples
作曲するのにずっと使えるツールなので導入価値は十分あります!
悩むメロディ制作のヒントにもなります。
例えば主軸となるボーカルメロディは浮かんだけれど、伴奏のカウンターメロディを入れたいときなどの補助にも最適!!
ゼロから作るのは苦手なんだけど、何か元になるメロディを膨らませて作曲していくタイプの人にも使えるプラグインです。
サンプル動画
「EVABEAT Melody Sauce2」の機能を使って作曲していく流れは以下の動画がわかりやすいです。
■elody Sauce 2 VST AI Takes Control of Your Music Theory!
使い方
・基本的にはKey・メロの明暗・複雑さを選ぶだけ
・9つのパッドボタンを押した時点でメロディが提案される。
・メロディのハモリを自動でつけてくれる
・提案されたメロディはMelody Bankに積み上げられていき、好きなメロディをDAWのトラックへMIDI書き出しできる。
・メロディのみを作るプラグインのため、曲にするためにはバッキングトラックが別途必要。
機械的でなくパターン化されたメロディが提案されるので、提案されたメロディをそのままDAWのトラックに入れることが可能。
速攻で曲が出来上がっていくためモチベーションがあがります。自動メロディ作曲プラグインとしては優秀です。
もちろんMIDIとしてトラックに並べたあとにMIDIデータを変更できますので、「EVABEAT Melody Sauce2」で提案されたメロディをもとにカスタマイズすることで,オリジナルのメロディにすることが可能です。
提案されたメロディが良いな〜と感じても音源がしょぼくて盛り上がらない曲になることもあるので、定番のシンセ音源はもっておくと良いですね。
曲にするために
Melody Sauce2はメロディのみを作るプラグインのため、曲にするためにはバッキングトラックが別途必要になります。
メロディのkeyが指定できるため、LoopMasterやLoopCloudなどで提供されているロイヤリティフリーのループ素材を用意してMelody Sauce2のメロディを上から乗せるなんて手法にするとサクッと曲ができあがります。
機能解説
Main Control
メロディのKeyを指定
■SPEED
メロディの再生速度を調整(SLOW,MEDIUM,FAST)
■LOOP LENGTH
メロディLOOPの長さ MIDIエクスポートしたときにもこの値が適応される(1,2,4小節)
■OCTAVE
メロディの音程の高さ
■GROOVE
NONE,TRIPLET(3連符),SWING(跳ねる),SYNCOPATION(シンコペーションするフレーズが入る),LEGATO(メロディラインがレガートになる)
Creation Pad
下の要素を3x3の組み合わせで再現します。
・Simple (簡単なメロディ)、Complex(複雑なメロディ)、All(簡単+複雑)
・Light(明るいメロディ),Dark(暗いメロディ)、ALL(両方を行き来)
Creation mode
バージョン2からの目玉機能。
Styleから曲調を指定できます。このリストはプリセットになっていて、「Style」のボタンを押してからCreation modeのプリセットを選ぶことができます。
自由に設定値を変えたいときは「FREE」に合わせます。
Creation modeにしているときは押せるPADのみが浮き上がっています。
EVABEAT Melody Sauce2 Post Creation
■MODE
CREATE
下のMELODY BANKのリストで指定した音源が鳴る
DAW MIDI
DAWトラックのMIDIデータを「Melody Sauce 2」 の音源で再生る (MIDI の表記になっている場合プラグインバージョンが古い)|
MIDI OUT
おそらくMIDIの音をミュートする
音源選択・エフェクト
REVERB,DELAY,CHORUS それぞれボタンがON担っていてスライダーでエフェクト量を調整
Melody bank
作成したメロディの履歴。
+マークはドラック&ドロップでDAWのトラックへMIDIエクスポートできる
☆マークはお気に入りボタン。お気に入りのメロディに印をつける。「MELODY BANK」の右にある☆マークを押すとお気に入りのみ表示
×マークはメロディを削除する
■Harmonize
メロディにハーモニーをつける
下の動画の「赤」が元のメロディラインです。
選択する項目でハーモニーがつく場所が変わります。
Hi- 上,
Mid – 混在,
Low – 下
8vb - オクターブ下
EVABEAT Melody Sauce2 Advanced Editor
メロディのループをブロックごとに細かく設定できます。
A,B,Cのブロックで作成されます。
ラベルをドラックするとA,B,Cのブロックをコピー、Shift+ドラックで入れ替えです。
Chord AdjustのボタンをOnにしておくとメロディラインがブロックごとのkeyに合わせて変化します。
右下のSAVEを押すと、Advanced Editorで作成したメロディパターンがMelodyBankへ追加されます。
特徴
選択した設定に基づいて1小節から16小節のメロディーを作成するDAWで使用するVSTプラグイン/オーディオユニット(ロジックでも利用可能なAU MIDI FX)。
内部のスタイルオプションに基づいて特定のジャンルのメロディーを作成するか、独自の設定を使用してメロディーを作成します。
スタイルには、ヒップホップ、トラップ、EDM、ハウス、テクノ、レゲトン、R&Bが含まれます。
100近くのサウンドと3つのFXを備えた新しい内蔵サウンドエンジンを使用するか、MIDIを任意のソフトウェアインストゥルメントに接続します。
新しいアドバンストエディターを使用して、小節ごとにメロディーを詳細に編集し、メロディーがフォローする特定のコードを選択します。
あなたの作品のためのインスタントメロディーのインスピレーション。
ボタンをクリックするだけでメロディーを作成、試聴、変更できます。
何百万ものメロディーを作成できる高度な生成アルゴリズム。
メロディーは事前にプログラムされておらず、オンデマンドで作成されます。
ユニークなメロディーの無制限の供給、2つのメロディーが同じではありません。
シンプルなインターフェイスと直感的なコントロールは、出力をガイドするのに役立ちます。
明るいムードと暗いムード、シンプルな設定と複雑な設定、さらに新しい[追加]ボタンから選択して、さらに細かく制御できます。
メロディーの基本的なリズミカルな感触(スピード、スイング、トリプレット、シンコペーション)を選択します。
生成されたメロディーに即座にハーモニーを追加します。
DAWプロジェクトの再生時にプラグイン内でメロディーを生成および変更するか、MIDIクリップをプロジェクトにドラッグアンドドロップします。
ワークフローをスピードアップし、ビートブロックを克服します。
VSTまたはAUプラグインを受け入れるすべてのDAWで機能します。
音楽理論に関する深い知識は必要ありません。
Studio oneの音源設定方法
好きな音源でMelody Sauceのメロディバンクを鳴らしたいときに設定します。
Melody Sauce Ver1には音源が付属されていませんので、最初に音を鳴らす設定が必要です。
Melody Sauce2とは別に「Melody Sauce2を鳴らすための音源」を1トラック用意します。(下の例ではシンセのFalconを鳴らします)
シンセ側(Falcon)の画面を開きます。
「デフォルト」の右側のボタンを押してMIDIの出力設定をします。
CH1のプルダウンをMelody Sauce 2に設定するとトラックの再生ボタンを押したときに、シンセの音でMelody Sauce2で作ったメロディが鳴るようにできます。
「EVABEAT Melody Sauce2」が生成するのは4、もしくは8小節のメロディのため、
DAWのトラック上で8小節をループ設定しておくのをおすすめします。
まとめ
サクッとメロディ作成をしてくれる作曲チートツールです。
どうしても良いメロディが浮かばなかったり、煮詰まりすぎて普段の手癖にしかならないことは当たり前のようにあるのでアイデア出しの手段として使えますよ!!
Melody Sauce 2 の購入はこちら
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Melody Sauce 2 の買い方
Melody Sauce2を購入するなら「Plugin Boutique」がお得に買い物できます。
定期的に変わる購入時のおまけプラグインがもらえる他、サイト内で使えるバーチャルキャッシュ(ポイントみたいなもの)がためていけます。
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デモ版・試用版はいつまで?
Melody Sauceにはデモ版がありません。
代わりに7日間の返金保証がついています。
メロディーソース 2 by Evabeat | | 公式ストア – メロディー作成の未来
他のメロディ提案おすすめプラグイン
他にもある作曲支援プラグイン
伴奏だけでなくメロディまで自動作成する機能が必要なら『InstaComposerが便利です。
Melody Sauce 2 システム要件
A host sequencer (DAW) supporting VST or Audio Unit (AU) MIDI FX:
Ableton Live 9.5 & 10
Logic Pro X
Cubase 9 & 10
FL Studio 20
Studio One 4
Reaper 5
Acid Pro 8 & 9
Reason, Maschine, MPC and Garageband are not currently supported as they do not allow the routing of MIDI from one VST to another. To enable Melody Sauce2 to operate fully on these DAWs requires a 3rd party MIDI routing plugin such as Blue Cat’s Patchwork. We hope to add full support for these DAWs soon.
Requires connection to a VST or AU software instrument (Melody Sauce2 generates MIDI and not its own sound)
Mac OS X 10.7 or higher
Windows 7 or higher
4GB RAM or more
INTERNET CONNECTION required for download delivery and product activation.
Allows for activation on 2 computers per license key.Melody Sauce 2 by Evabeat | Official Store – The Future of Melody Creation
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