作曲支援ツール「Chord Prism」レビュー!keyにあったコードを自動で用意してくれるコード進行作成ツール&アルペジエーター
Mozaic Beatsによる作曲補助ツールが「Chord Prism」です。
(旧Mozaic Beats AutoTheory )
どんなコード進行でも、プロ並みのベースライン、メロディー、アルペジオを簡単に作成できます。
「i II V VI」「i iv III VI」などプリセットに用意されているコード進行を選ぶことでコード進行を演奏してくれる作曲補助ツール。
そこからアルペジエーター起動、メロディ、ベースラインを作成してMIDIエクスポートまでできるツールになっています。
なお、「Chord Prism」内に音源は搭載されていませんので、手持ちのシンセをChord Prismで鳴らす設定をする準備が必要です。
コード、スケールの勉強にも良いツールです。
「Chord Prism」を使っている作例
Chord Prism – Chord Generator(コードジェネレーター)
画面左側に表示されるのがChord Generatorセクション。
曲のKeyとコード進行パターンを指定してコード進行を作っていく機能です。
Chord Prismはコード音を押さえてならさなくてよく、1本指で鍵盤を押すと、指定したKeyに沿ってコードを勝手に組み立ててくれます(非常に楽!!)
「i – iv – ii – V」などプリセットのコード進行パターンを選んでいく他、
歯車の設定アイコンを押すことでコード進行パターンをカスタマイズできます。
スケールとコード進行パターンの組み合わせでかなりの数が網羅できますので、カスタマイズまでする必要はないかもしれません。
選んだコード進行で鳴らしたいときには、左から順番に1つずつ鍵盤をおさえていけば伴奏のできあがり。
ものすごく簡単です。だって左から順番に押していくだけです。
鍵盤が全然弾けない人でも1本指なら押さえられますからね。
Chord Prism – Smart Scale(スマートスケール)
ベース、メロディを演奏してくれるツール。
SmartScale/Multi Arpセクションでは、Chord Generatorで選択したコードの構成音が表示されます。
Keyから音が外れることがないので適当に押していっても大丈夫。
明らかに音楽的におかしい音が鳴らないようになっているので,音楽理論が苦手でわからない人・DTM初心者でもサウンドを作り込めます。
Chord Prism – Multi Arp(マルチアープ)
アルペジエーター機能
SmartScale/Multi Arpセクションにある黒鍵部分がアルペジエーターになっています。
Arp Algorithmの箇所を変えていくとアルペジエーターのパターンが変化します。
Chord Prism – Step Sequencers(ステップシーケンサー)
Pattern,Swing,Gate,Sustainのオプションを設定して
リズムパターンを決めて鳴らすシーケンサーセクション。
シーケンサーのON/OFFボタンがありますので、ONに鳴っている状態でDAWの再生をスタートさせると鍵盤を押した音でシーケンスリズムが鳴ります。
シーケンスパターンはA~Dまで4つ保存できます。
Chord Prism – Instance Sync
複数のChord Prism を起動させたときに同期させる機能
Chord Prism – Multi Instrument Performance
DAWで展開している他のインストゥルメントでChord Prismを鳴らす機能
他にMIDIエクスポート、コードシフトが付きます。
作曲補助ツールは「Chord Prism」以外にも
・Mixed in key「Captain Plugins」
・Plugin Boutique「Scaler 2」
・Orb Producer Suite 2
・BAND IN A BOX
・InstaChord など色々あります。
これらの作曲補助ツールは、作曲時短として使う以外にも、コード・リズムがマンネリ化している人には
新しいアイデアの刺激材料として使えます。
他にもある作曲支援プラグイン
伴奏だけでなくメロディまで自動作成する機能が必要なら『InstaComposerが便利です。
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