cherry audio Sines Synthesizerセール・レビュー! 4基のサイン波オシレーターを搭載したオリジナルシンセ
Sines Synthesizer はこんな人におすすめ
・時代を感じさせるヴィンテージサウンドのシンセ音が欲しい人
・サウンドメイクをガンガンやりたい人
他社の有名なエミュレートシンセを多くリリースしているCherry Audioから待望のオリジナルシンセが登場。
Cherry AudioのオリジナルシンセDreamsynthは人気作になったので今作のSines Synthesizerも気になるところです。
水平に引かれたカーブを描くUIが目を引くシンセ。
4つのサイン波オシレーター組み合わせて音作りをしていきます。
4LFO、4オシレーター、4エンベロープジェネレーターを搭載。
Dreamsynthは同様つまみだらけのUIはシンセアレルギーがあると辛いですが、
好きな人には好奇心をそそられるたまらない作りになっていますね。
実践的な700プリセットを収録しているので、シンセの操作が苦手な人でもサウンドを楽しむことができます。
Sines Synthesizerのレビュー
Cherry Audioのシンセは基本的につまみだらけですが、ハードシンセが好きな人には実機っぽいUIで音作りができるため慣れてくると使いやすいのが良いですね。
sinesの特オシレーターは主に加算方式.
フェイス・モジュレーションとレシオ・ダイヤルは、オシレータをモジュレータ/キャリアとして構成して、4-op DX/FMスタイルのシンセサイザーとして使用することができます。
このDX/FMスタイルのシンセは使用できる8つのアルゴリズムテンプレートがついていて、テンプレートから音作りができます。


SinesのDX/FMスタイルアルゴリズムテンプレート


アルゴリズムテンプレートプリセット
sinesはパラメーターがすべて画面上に出ているため難しく感じるUIですが、 音作りに必要なパラメーターをすぐ見つけて動かせる点においては非常に扱いやすいとも言えます。
オシレーター間の設定コピー機能や、オシレーター設定のランダマイザーなどシンセで積極的に音作りをしたい人には至れり尽くせりな仕様です。


便利なオシレーター間Copy
それぞれ番号が振られている4基のオシレーターは「横に」設定値を見ていきます。
段になってオシレーターが重なり表示されています。


横に伸びた設定ノブ
「ウェーブシェイピング・コントロール」がフロントパネルから出来るのがsinesの特徴です。
オシロスコープでオシレーター波をリアルタイムで確認できます。

気になるのがサウンドクオリティが高く音作りの自由度も高いのですが、CPU負荷が高めな点は注意です。
CPU負荷状況は今後のアップデートで改善されるかもしれないので今後の更新待ちですね。


デバイスブロックサイズ256
プリセットは古めのシンセサウンドに焦点が当てられているわけではなく、今どきの音楽にそのまま使える音質のプリセットが多数用意されているので
即戦力音源になりますね。Spireのように突き抜けて透明感あるサウンドではなくアナログシンセよりな太さのあるサウンドです。
Cherry Audioのシンセはどれも価格帯が安く試しやすいので、シンセにのめり込んでみたい!という人にはピッタリです。
sinesは特に音作りへのめり込めるのでシンセの勉強にもちょうど良さそうな作りになっています。
Sines Synthesizerの特徴
純粋な波形を他の標準波 (鋸歯状、方形波、パルス波、三角波) やより複雑で斬新な形状に曲げるための波形整形コントロールを備えた 4 つの独立した正弦波オシレーター
6 つのウェーブシェイパー コントロール: フィードバック、フェーズ、幅、シェイプ、ウェーブフォールド、ドライブ、それぞれにモジュレーション ソースの割り当てが可能
オシレーターごとにサブ(オクターブダウンのサイン波)オシレーターとスーパーオシレーター(オクターブアップのサイン波)
オシレーター設定をコピー/ペースト、ランダム化、またはリセットするためのオシレーターユーティリティ機能
各オシレーターで個別に有効なグライド (ポルタメント) とキーボード (ピッチ) コントロール
最大 16 ボイスの同時発音数
ポリフォニック (2 つのモード)、コード メモリー、シングル ボイス、ユニゾン デチューン付きユニゾン
6、12、18、または 24 dB/oct のローパス、ハイパス、バンドパス、またはノッチ モードの共振マルチモード フィルター
14 の波形を持つ 4 つのテンポ同期可能な LFO: サイン、トライアングル、ノコギリ波、ノコギリ波、指数ノコギリ波、対数ノコギリ波、3 段階ノコギリ波、4 段階ランプ、指数ランプ、対数ランプ、3 段階ランプ、4 段階スクエア ランダム
ADSR フィルターとベロシティ コントロール付きアンプ エンベロープ ジェネレーター
Mod ソースとして使用できる 2 つの追加の補助エンベロープ ジェネレーター
4 スロットのモジュレーション マトリックスにより、Sine のほぼすべてのパラメーターのモジュレーションが可能
テンポ同期のアルペジエーター
完全に変調可能な 4 つのエフェクト セクション: 複数のディストーションおよびサンプル クラッシング オプション。フェイザー、コーラス、フランジャー、またはロータリースピーカーを備えたmod FX。ステレオ、ピンポン、またはテープの遅延モードによる遅延。評価の高い「Galactic」アルゴリズムを含む 5 つのリバーブ エフェクト
オプションでオシレーターとフィルター周波数にバリエーションを適用して本物のアナログキャラクターを追加するドリフトコントロール
8 バンドのグラフィック EQ
ポリフォニックモジュレーションソースとしてのチャンネルプレッシャーとポリフォニックアフタータッチ
MIDI ポリフォニック エクスプレッション (MPE) — ピッチ、チャンネル プレッシャー、ティンバー — のサポートにより、MPE 互換コントローラーを使用した場合に、Sine でより有機的で表現力豊かなパフォーマンスが可能になります。
Cherry Audio の人気のフォーカス ズームイン機能、および標準の UI ズームとドラッグによるサイズ変更
才能豊かで多様なサウンド デザインのベテラン グループによって作成された 700 を超えるプリセット
使いやすいMIDIラーンを備えた、完全なMIDIコントロールとすべてのコントロールのDAWオートメーション
プリセットとグローバルレベルの MIDI マッピング
超低CPU負荷で最適なパフォーマンスを実現する高度に最適化されたコーディング
ユーザーが調整可能なオーバーサンプリング制御
VST3,AAX,M1 Nativeにも対応済みです。
Sines Synthesizerの説明書
メニューにある「?」のボタンを押すとSines Synthesizerのサポートページが表示されます。
こちらのページが説明書になっています。
https://docs.cherryaudio.com/cherry-audio/instruments/sines/getting-started
Cherry Audio Sines Synthesizerの買い方
Sines Synthesizerを購入するなら「Plugin Boutique」がお得に買い物できます。
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AAX,M1 Nativeにも対応済みです。
Cherry audioのおすすめシンセ


その他のシンセレビュー紹介


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Cherry audio インストール方法
[1]
Cherry audioのサイトでアカウントを作成し、ログインします。[2]
PluginBoutiqueで購入した場合には、次のURL⇒https://store.cherryaudio.com/redeem?ref=PluginBoutique
からReddemコード入力ページを開きます。購入したシリアルナンバーを入力して「Reddem Product」のボタンを押します。
[3]
インストーラーのダウンロードページが開きます。
使っているOSに合わせてインストーラーをダウンロードしてインストールを行います。
[4]
インストーラーでは使うパッケージ(VST,AU等)に合わせてチェックを入れます。
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