Cherry Audio Dreamsynth セール情報・レビュー!1980年代後半のハイブリッドシンセを再現
1980年代後半のアナログ・デジタルのハイブリッドシンセを再現するCherry Audioのソフトシンセ。
Dreamsynthは、Ensoniq ESQ-1、Kawai “K”シリーズ、SequentialProphetVSなどの有名なシンセからインスピレーションを得えて作成されています。
最大16ボイスのポリフォニー、3つのDual wave モーフィングオシレーター、シンセセクションとストリングセクションが個別に動作、20のモジュレーション、40エフェクト
DreamSynth はこんな人におすすめ
・ヴィンテージサウンドのシンセ音が欲しい
・サウンドメイクをガンガンやりたい人
シンセ好きの楽しい所を集めたドリームシンセだ
Dreamsynthの画面を見ればわかりますが、正直な所シンセが苦手な人にはアレルギーが出そうなつまみの数です。
今作のシンセは既存シンセのエミューレートではなくCherry Audio独自のシンセで、時代を感じさせるサウンドを目一杯作り込めるシンセになってます。
Cherry Audio DreamSynthのレビュー
「Cherry Audio DreamSynth」について最初に頭に入れておきたいことはCherry Audio のオリジナルシンセです。
Cherry Audio は過去の伝説の名機をエミュレーションしたソフトシンセが多いのですが、DreamSynthに関してはオリジナルになっているので、エミュシンセを探している人は普段の調子でCherry Audioを選ぶと「なにか違うぞ・・・」となります。
まずDreamSynthの良いところを探していくと、アナログシンセはDreamSynth一台で良いのでは?と思ってしまうほど多彩な音作りが可能になっている仕様です。アナログシンセ好きなら思わずニッコリしてしまう出音はとても良いですね。
ゴリッゴリに音が作り込めるようになっているのはシンセオタクの心をくすぐってくれるはず。
シンセセクションとストリングセクションに分かれていて、
キーマップをスプリット可能です。シンセだけ、ストリングだけを鳴らす、両方鳴らすの設定ができます。
シンセセクションのオシレータは3つ独立したものが用意されていて、
ウェーブテーブルの波形は2種類を比率を調整しつつレイヤーできます。
WAVE AとWAVE Bで同じ数のウェーブテーブルかバーチャルアナログを選択できます。
選べるウェーブテーブルの数が多いので、文字だけで判断できるように音を覚えておくことになります。(Phase Plantの様にウェーブテーブルのお気に入りボタンは無い)
ミキサーが独立して用意されていないため、オシレーターにあるLEVELノブで音量を調整します。
各オシレーターの音をソロ再生したいときは右端のSOLOのボタンを押します。
オシレーターの音素材カテゴリ
- Analog
- Bass
- Drones
- FM synth
- FX
- Keyboard
- Percussion
- String
- SynthWave
- Voice
- Wind
- Sing-Cycle
- One-Shot
One-Shotには707,808,909のキックなどよく使われるサウンドが入っています。
問題点はUIが少しわかりにくいです。
説明書とにらめっこしないと完全に理解するまでは時間がかかります。
その過程も楽しめる人なら、なおさら楽しいシンセ。
左上のアルペジエーターセクション、エフェクトセクションではSynthとStringsのボタンが独立して用意されています。
シンセレイヤー、ストリングレイヤーどちらのレイヤーもしくは両方に対してそれぞれの機能をONできるスイッチです。
DreamSynthのエフェクト
- Distortion
- Phaser
- Mod Effect
- Delay
- Reverb
DreamSynthのリバーブタイプには「Galactic」があります。
このリバーブタイプは独立したエフェクト「Galactic Reverb」として販売されています。質感もよく安いので柔らかいリバーブを探しているならおすすめ。
プリセット
Cherry Audioのシンセはパラメーターが分からなくても「プリセットしか使わない!」贅沢な使い方ができます。MPEサポートしており、それでいて購入単価が安めになっているのが恐ろしいところです。
Dreamsynthの初期プリセット数は1,100 を超えます。
Dave Polich、Huston Singletary、Julie Kathryn (I AM SNOW ANGEL)、James Terris、Julian Pollack (J3PO)、Katharine Fountain (別名 FOUNTAINS) など才能豊かで多様なサウンド デザイナーグループによるお手製プリセットを収録。
すぐに曲へ活かせる即戦力サウンドが手に入ります。
難しさを感じるならプリセットのためだけに導入しても良いんじゃないかな?と思わせられるサウンドはさすがのCherry Audioですね。
1980 年代中期から後期の有名な特定のシンセ探しだしてあの音が欲しい!と探す手間が省けます。
Dreamsynthの特徴
3つのデュアル波形オシレーター。最大16ボイスのポリフォニーを備えた6つの同時仮想アナログまたはPCMサンプルベースのオシレーターになります。
本物のモデル化された仮想アナログ波形に加えて、430ループ、ワンショット、およびシングルサイクルPCM波形
完全にポリフォニックな16ボイスのストリングシンセサイザーで、プライマリシンセとは関係なく、キーボード全体でレイヤー化および分割できます。
OBスタイルの12dB/オクターブマルチモードステレオフィルター
20のmodソースと40を超えるデスティネーション(エフェクトを含む)を備えた、広範囲でアクセス可能なモジュレーション機能
信頼性を高めるためのアナログドリフト制御
3つのテンポ同期可能なLFO
シンセセクションとストリングセクションに個別に割り当て可能なテンポ同期付きアルペジエーター
完全に変調可能なエフェクトには、複数のディストーションとサンプルクラッシングのオプション、12ステージのフェイザー、コーラス、フランジャー、ロータリースピーカーエフェクト、ディレイ、リバーブが含まれます。これには、新しい「銀河系」リバーブアルゴリズムが含まれます。
MIDIポリフォニックエクスプレッション(MPE)(ピッチ、チャンネルプレッシャー、音色)のサポートにより、Dreamsynthは、MPE互換のコントローラーを使用するときに、より有機的で表現力豊かなパフォーマンスを実現できます。
超低CPU負荷で最適なパフォーマンスを実現する高度に最適化されたコーディング
ユーザーが調整可能なオーバーサンプリング制御
高度なワンクリックUI倍率
すべてのコントロールの完全なMIDIコントロールとDAW自動化
才能のある多様なサウンドデザインのベテランのグループによって作成された1100以上のプリセット
VST3,AAX,M1 Nativeにも対応済みです。
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※ 1980年代後半のアナログ・デジタルのハイブリッドシンセを再現するシンセ!!
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Dreamsynthの説明書
メニューにある「?」のボタンを押すとDreamsynthのサポートページが表示されます。
こちらのページが説明書になっています。
https://docs.cherryaudio.com/cherry-audio/instruments/dreamsynth/getting-started
Cherry Audio DreamSynthの買い方
DTMプラグインを購入するなら「Plugin Boutique」がお得に買い物できます。
[st-myblock id=”30671″]
AAX,M1 Nativeにも対応済みです。
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その他のシンセレビュー紹介
Cherry audio インストール方法
[1]
Cherry Audioのサイトでアカウントを作成し、ログインします。[2]
PluginBoutiqueで購入した場合には、次のURL⇒https://store.cherryaudio.com/redeem?ref=PluginBoutique
からReddemコード入力ページを開きます。購入したシリアルナンバーを入力して「Reddem Product」のボタンを押します。
[3]
インストーラーのダウンロードページが開きます。
使っているOSに合わせてインストーラーをダウンロードしてインストールを行います。[4]
インストーラーでは使うパッケージ(VST,AU等)に合わせてチェックを入れます。
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