「Cherry Audio CA2600 Synthesizer」レビュー!ARP 2600のエミュレートシンセ
CA2600 はこんな人におすすめ
・ヴィンテージサウンドのシンセ音が欲しい
・ARP2600の音が好きな人
CA2600 | Cherry Audio
1980年代後半のアナログ・デジタルのハイブリッドシンセを再現するCherry Audio。
お手軽に使えるセミモジュラーシンセであるCA2600 は、『スターウォーズ』『ガンダム』の効果音で知られる「ARP2600」のエミュレートシンセです。
これで利益が出るのかと心配になる低価格帯で,ヴィンテージシンセマニアを唸らせる素晴らしい音質の良さが魅力的。
昔なつかしいゲーム音楽で聞けるリードトーン(プリセット:Fanfare Trumpet,GuliterGuitar),
これぞヴィンテージシンセなスクウェアリードまで懐かしい音がたくさん詰まった一台です。
セミモジュラーシンセに慣れていない人でも簡単に様々な音を楽しめるようになっています。
セミモジュラーシンセの場合、波形を変更する際にパッチケーブルをつなげて変更させていきます。
パッチケーブルをつなげる箇所は、実機の場合ですと見極めるしかないのですが、Cherry Audio CA2600 の場合ではパッチできる箇所が点灯し、繋げない場所は黒くなって接続できないようになっています。
複数のケーブルをつなげる箇所はShiftを押しながらドラッグすると一度に外れます。
この点もこれからシンセを始めたい人にとって使いやすい作りになっています。
パッチの色を変更するツールも付いていて、カラフルな見た目に仕上げることも可能です。
CA2600 の特徴
・細部まで正確にモデル化されたあらゆる側面。
・300以上のプリセット。
・モノフォニックおよびデュオフォニックのボイスモード。
・12db と 24db のスロープを持つヴィンテージ・コレクト・マルチモード・フィルター。
・統合された、完全に CV で制御可能なディストーション、リバーブ、同期付きディレイ。
・外部信号処理用のサイドチェーン オーディオ入力。
・柔軟な CV ルーティング。
・複数のボイスアサインモード。
・ジャックごとに無制限のマルチを備えた高度なパッチ ケーブリング、迅速な複数宛先ルーティングのための「クイック パッチ」、および複数接続のクリック アンド ドラッグ操作。
・6 つの波形とテンポ同期を備えた追加の LFO。
・追加の VCA と 1/2 ステップの量子化器を備えたボルテージ プロセッサ セクション。
・選択可能なブルー、グレー、またはブラック/オレンジの配色。
・完全な MIDI コントロール。
・すべてのコントロールの完全な DAW オートメーション。
・CA2600 は、AU、VST、VST3、AAX、およびスタンドアロン形式で利用できます。
どのモジュラーシンセもそうですが、シンセに詳しくない人が触ろうとしたときに敷居の高さをあげるのがパッチのつなげ方です。
セミモジュラーなのでパッチケーブルを使わなくても音は出せますが、パッチケーブルを使うとまた世界観が変わるのが面白い点です。
Focusキー
Cherry Audioのシンセ共通仕様で「Focus」を押すと一部画面の拡大ができます。
Focus中はマウスのスクロールで、シンセの画面を行き来できます。
これはショートカットキーが用意されています。
Mac : コマンド+クリック
CA2600 の説明書
メニューにある「?」のボタンを押すとCA2600 のサポートページが表示されます。
こちらのページが説明書になっています。
https://docs.cherryaudio.com/cherry-audio/instruments/ca2600/introduction
Cherry Audio CA2600 の買い方
CA2600 を購入するなら「Plugin Boutique」がお得に買い物できます。
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Cherry audio インストール方法
[1]
Cherry audioのサイトでアカウントを作成し、ログインします。[2]
PluginBoutiqueで購入した場合には、次のURL⇒https://store.cherryaudio.com/redeem?ref=PluginBoutique
からReddemコード入力ページを開きます。購入したシリアルナンバーを入力して「Reddem Product」のボタンを押します。
[3]
インストーラーのダウンロードページが開きます。
使っているOSに合わせてインストーラーをダウンロードしてインストールを行います。[4]
インストーラーでは使うパッケージ(VST,AU等)に合わせてチェックを入れます。
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