Analog Lab Proレビュー!Arturiaのシンセから使える厳選プリセットを収録





『Arturia Analog Lab Pro』



自分はどんな音が好きなのか?探している人は好みの傾向を知るのにも役立ちます!
Arturia Analog Lab Pro はこんな人におすすめ
・ヴィンテージシンセ好き
・プリセットを選ぶだけで良いシンセ。即音出しをして作曲したい人
・Arturiaの音を手軽に出したい人
Analog Lab Pro - Promo and Sound Demos
こちらの動画は簡易的なAnalog Lab Pro の公式PV プリセットデモ。
左側に似ている元の曲、上部に使っているシンセが表示されていて
元曲で聞けるフレーズをAnalog Lab で再現しているデモ映像です。
https://youtu.be/R1BSnJP3Flc
0:11~ Matthew Wilder – The Kid’s American
0:27~ Giorgio Moroder – From Here To Eternity
元曲を知っている人が聞くとニヤッとしてしまうサウンドクオリティです。
Arturia Analog Lab Pro レビュー



Arturiaのヴィンテージシンセコレクションから厳選されたサウンドを収録し、様々な音楽ジャンルに使える2000プリセットが用意されています。
既存のプリセットも素晴らしい出来上がりですが、2つのプリセットをレイヤーしてエフェクトを加え新しいサウンドを作ることも可能です。
サウンドが作れない場合には、拡張プリセットを購入して追加ができます。といっても最初から用意されているAnalog Labのプリセット数が非常に多いので
プリセットが足らなくて困ることはそうそうありません。
Analog LabはArturiaのヴィンテージサウンドをお手軽に鳴らせる
Analog Labに入っているプリセットはArturiaのフラグシップである「V Collection」(ARP 2600 V、B-3 V、CS-80 V、CZ V、Farfisa V、Jun-6 V、Jup-8 V、Matrix-12 V、Mellotron V、Mini V、 Modular V、Prophet V、Prophet VS、SEM V、Solina V、Stage-73 V、Synclavier V、Synthi V、Piano V、Vox Continental V、Wurli V、Buchla Easel V、Clavinet V、DX7 V、CMI V)の音をAnalog Labで鳴らせます。



リアルなInstrumentsのアイコンから選べるUIも実機が目の前にあるような気にさせてくれてテンションがあがりますよ!


Arturia Analog Lab
導入のデメリットはそれほどなく唯一あるとすれば「Analog Lab Pro で使えるプリセットのシンセ設定を編集したい場合には、該当のソフトシンセのライセンスを持っていないとできない」こと。
ただAnalog Labを使う人ってだいたいプリセットで済ませてしまうので、そこから音作りをしようとする人はそれほど多くありません。
Analog Labを使っている人の意見を聞く限り『プリセット選んで即鳴らす!!』使い方が主体になっています。



V Collectionを手に入れることで、Analog Lab Pro上で使えるプリセットが10,000近く増える仕組みです。Arturiaのシンセプリセット母艦としても使えるのが、Analog Lab Proの良いところです。
個別にシンセを立ち上げる必要がないんですね。
いちいち個別にインストゥルメントをインサートせずにAnalog Labを入れてプリセットを呼び出せば、そのシンセのプリセットが選ばれます。
あの楽器の名前なんだったかな!?ということは機材が増えていくと良くあることなので、こういった仕様は使い勝手が良く ユーザー体験の良さにつながっていますね!
Analog Lab Proは主要なヴィンテージシンセを網羅しているので、どんなシンセ音がどんなサウンドを出せるのかの知るための勉強にも良いです。
シンセへの興味も湧いてくるソフトですよ!
メロトロンのStrawberry FlutesやOB-XaのJUMPといったあの曲そのままに近いサウンドプリセットがあるとニヤけてしまいますね。



Arturia Analog Lab Pro 特徴
- 高く評価されているすべてのVコレクションインストゥルメントからの2000以上のキュレーションされたサウンド。
- プリセットはArturiaのVコレクション(ARP 2600 V、B-3 V、CS-80 V、CZ V、Farfisa V、Jun-6 V、Jup-8 V、Matrix-12 V、Mellotron V、Mini V、 Modular V、Prophet V、Prophet VS、SEM V、Solina V、Stage-73 V、Synclavier V、Synthi V、Piano V、Vox Continental V、Wurli V、Buchla Easel V、Clavinet V、DX7 V、CMI V)。
- ブラウザを更新して、サウンドをすばやく検索できるようにしました。タイプ別(バス、パッド、リード…)、スタイル別(明るい、暗い…)、ジャンル別(アンビエント、ディスコ、テクノ、…)
- エフェクトを追加し、2つのインストゥルメント(マルチ)を組み合わせるための新しいスタジオビュー。
- キーボード全体でマルチサウンドをレイヤー化するか、2つのプリセットを分割します。
- インスタントサウンドエディションのすべてのサウンドに対する4つの新しいマクロコントロール。
- Arturiaキーボードのパラメーターの自動マッピング。
- パラメーターは他のMIDIコントローラーに簡単にマッピングできます。
- ステージビューでは、Arturiaキーボードを使用したり、任意のMIDIコントローラーからプログラムの変更を送信したりして、準備したプレイリストで演奏できます。
- V Collection and Pigmentsの楽器の所有者は、AnalogLab内で楽器全体を開くことができます。
Arturia Analog Lab には「Analog Lab」と「Analog Lab Intro」2バージョンが存在
「Analog Lab」と「Analog Lab Intro」2バージョンがあります。
Introの方は「Analog Lab」の機能制限をしているものですがサウンド品質はまったくかわらないお試し版です。
ArturiaのMIDIキーボードにバンドルされていたりするもので、2022年2月のpluginboutiqueの購入特典ギフトにもなっていました。


Analog Lab Pro サウンドチェック
Tutorials | Analog Lab Pro- Overview
Analog Lab Proの大きな特徴としてはArturiaがリリースしているシンセバンドル「ARTURIA V Collection」のサウンドプリセットが鳴らせる点です。
Vコレは試してみたいけれど、全部は必要ないという人には非常に都合の良いシンセです。
Arturia Analog Labの注意点
その代わりにVコレ収録のソフトシンセをインストールしていないとAnalog Labのシンセプリセットのパラメーターを変更できないというデメリットがあります。
ですがAnalog Labを使っている人は【プリセットを即曲に使いたい】意図で利用している場合が多くそこまで気になりません。
サウンドメイクを細かくしたければVコレ収録のソフトシンセを買ってね!という割り切った使い方ができます。
実際Analog Labのプリセット完成度は非常に高いですし、プリセット数も2000以上あるのでプリセット音がそのまま曲に使えちゃうんですよね。
ヴィンテージシンセの音源を持っていない場合には非常に使える音源になっています。
Analog Labはガチガチのクラッシックでも作らない限り音楽ジャンルを問わず使えるので、曲の幅が広がります。POPSやROCKでは引っ張りだこな音源ですよ。
Analog Lab Pro 使い方
プリセット検索・保存
Arturiaのプリセットブラウザは非常によく出来ているのでサウンドが探しやすいです。
Vコレ収録のソフトシンセ,Pigments3を持っている場合にはブラウザ内に統合されますので、Analog Lab内で共通のプリセットを探して鳴らせます。
My Libraryから鳴らしたい音を探します。
Analog Lab Pro のプリセットを鳴らす場合には「My banks」を選んで「Analog Lab Factory」を選択します。
Type,Instruments,Desingerから検索ができます。

■Type:楽器の種類別検索


Analog Lab Pro 検索
■Instruments:シンセ別検索

■Style:演奏ジャンルや雰囲気


Analog Lab Pro 検索
■BANKS: プリセットの種類別

■Desinger:アーティスト名でプリセット検索


Analog Lab Pro 検索
最近選んだプリセットは「Recently played」から見返せます。
それぞれのプラグインはお気に入りマークを付ける(ハートマーク)をつけることができお気に入りのプリセットは「Liked」から選択します。
エフェクトセクションの追加・編集をするときは、プリセットを選んで右側にあるインストルメントの上へマウスカーソルを重ねると「Edit Preset」のボタンが表示されます。

シンセを開いてオシレーターの設定変更はVコレのシンセがないとできませんが、ペダルタイプのエフェクトを選んでエフェクトチェーンを編集することは
Analog Lab単体でも可能です。

ポイント
- MultiFilter
- ParamEq
- Compressor
- Distortion
- Chorus
- Flanger
- Phaser
- SterorPan
- Analog Phaser
- Wah
- Twin Amp
- Rotary Speaker
自分で編集したサウンドは右端にある3メニューを押して「Save As」を押します。
登録するときにプリセット名以外にタグ設定、プリセットの説明を入力できます。



Playlist
Analog Labの特徴はPlaylistです。
曲ごとに作ったプリセットを分けて保存し、スグにたどり着ける機能。
リアルタイムの演奏や練習に役立ちます。
Arturia Analog Lab Proの買い方
Pulsar Analog Lab Proを購入するなら「Plugin Boutique」がお得に買い物できます。
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Arturia Analog Lab Proのまとめ
出したい音をサッと探せて鳴らせるシンセ音源です。
音の作り込みがあまり好きではないという人であれば利用頻度は高いですね。
Arturiaのハイクオリティなシンセ音を体感できる音源です。
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ARTURIAプラグインおすすめを紹介


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