「AAS Ultra Analog VA-3」レビュー・使い方/見た目以上のポテンシャル!コスパ良くアナログシンセの音を 集めたい人向けソフトシンセ
Applied Acoustics Systems Ultra Analog VA-3はこんな人におすすめ
・アナログシンセの音が欲しいけどあまり予算がない人
見た目で判断してごめんなさいなシンセでした。音は良いです!
「Ultra Analog VA-3」は『ソフトシンセ』音源。
物理モデル音源を多く出している「Applied Acoustics Systems」の音源で、インストール時160MB以下と超軽量なのが特徴!
サンプルベースのシンセですとサンプリングしたデータを元に音を鳴らすためインストール時や音を鳴らすときにデータの読み込みが必要になります。
そのためディスク容量が必要になります。
「Ultra Analog VA-3」はディスク容量に優しいんですね。
物理モデルだから駄目なのかと思いきや、バージョン3になり、アナログシンセに肉薄するサウンドが出せるシンセへ進化。
Applied Acoustics Systems Ultra Analog VA-3 レビュー
ガチガチのアナログシンセマニアの心は動かせないと思いますが、さっと鳴らしてみるとアナログシンセのサウンドを出すなら「Ultra Analog VA-3」でも結構良い感じじゃないか?と思わせてくれるサウンド。
アナログシンセの音源を集めていくと数が多いですし、その機種によってしか出せない音があるのでコレクションしていくとどうしても資金面の投資が必要なのですが、「Ultra Analog VA-3」なら1台で多くのアナログシンセサウンドを鳴らせます。
プリセットが足りないなと感じたらサウンドパックシリーズを追加していくことで、「Ultra Analog VA-3」の可能性を引き出せます。
シンセ自体の音は現代的なサウンドではないのですが、シティポップや90年代のリバイバルブームで昔のサウンドを使いたいなど現在ヒットしている曲で使われているサウンドはアナログシンセの音だったりします。
本格的なアナログシンセ音を突き詰めたいならARTURIA V Collection 9等のアナログシンセ専門音源がおすすめ。(音だけじゃなく見た目のデザインにもこだわって作られています)
ちょっとアナログシンセに興味を持って似ているサウンドを出してみたいな・・・と入門用途として使うなら「Ultra Analog VA-3」はバッチリ当てはまります。
「Ultra Analog VA-3」は基本的なアナログシンセのサウンドを押さえてあります。
アナログシンセの代表的なサウンドがコスパ良く鳴らせる音源です!
ループサウンドはPermanceのカテゴリに収録されています。
2レイヤー+エフェクトをつなげて音を作ります。
以前のバージョン「VA-2のレガシー」ライブラリにVA-3の機能が使えるようになっていますので、
以前からのユーザーも過去の音の資産を無駄にすることなく使い続けられます。(過去バージョンからVA-3へのアップグレードが可能)
「Ultra Analog VA-3」のサウンドデモ
6/21まではEDM向けプリセットパック「Tabby Dance」が無料で付いてきます。
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