「SSL Guitarstrip」レビュー!必要最低限の処理でギターの音を仕上げるチャンネルストリップ
ギターを弾いてバンド演奏を体感したことがないと、
【ギター用のエフェクト処理に何を使って良いかわからない】ですよね。
どんなエフェクトを使ったらカッコいいギターの音に仕上がるのか
必死に検索をかけてもまとまった情報が集まりにくい
そんなときにギター用のエフェクトがまとまっていれば良いですよね。
ギター用途のエフェクトが必要最低限まとまったプラグインが「SSL Guitarstrip」です。
SSL Native Guitarstripはこんな人におすすめ
・SSL製品をプラグインで使ってみたい人
・ギター処理時に最低限必要なエフェクト一式が欲しい人。
・手早くギターミックス処理をしたい人
SSL Native Guitarstrip レビュー
SSL Native GuitarstripはSSL Nativeのギター向けチャンネルストリップラグインです。
SSL(Solid State Logic)はDTMerに人気の音楽機材メーカーの老舗です。
SSL NativeシリーズではVocalstrip,Drumstripのように特定の楽器向けチャンネルストリップが出ています。
このSSL Native Guitarstripは名前の通りギター用途です。
そんなSSL公式のギター用途に特化したチャンネル・ストリッププラグイン。
ギターに必要な4モジュールを組みあわせて音を調整できます。
「Phase Correction モジュール」
「Compressor モジュール」
「EQ モジュール」
「Drive モジュール」
を備えていて同一画面内で利用できます。
「Drive モジュール」ではGuitarとBassの切り替えがあり、ベースでも利用できます!
どのエフェクトモジュールもギターの音を仕上げるのに必要最低限なものが付いていて、作業フローにこれがあったら良いノブが導入されています。
「Phase Correction モジュール」
Phaseではinvertスイッチやフィルターが完備されています。
Delayやフィルターがついているのもポイント。
「Compressor モジュール」
Compressorではデジタルコンプでは定番となったオートゲイン
「EQ モジュール」
EQではいま動かしている帯域のみを聞くことができ、ノブを回すのをやめると元に戻る「Auto Listen」
「Drive モジュール」
この「Drive モジュール」が「SSL Guitarstrip」のユニークな点!!
ギターの聞き所となる美味しい周波数を調整するノブ。
実機ギターアンプのように扱えるUIが更に良いですね。
注意する点としてはMIDIを打ち込んだ音をギター音源で再生するとき「Drive モジュール」を使っても「なんだコレ・・😖」で終わります。
このDriveモジュールは生演奏したギターオーディオデータに対して使った方が効果的です。
アンプシュミレーターというよりはサチュレーションのエフェクトカテゴリです。
打ち込みのMIDIギターのドライブ感を出すならギター用のアンプシュミレーターを導入したほうが無難です。
■UJAM IRON 2のDirectで音のみ
■UJAM IRON 2のDirectで音にSSL Guitarstripを追加した例
■UJAM IRON 2のDirectで音に「MLC Subzero 100」を追加した例
■ギターサンプル素材+ 「SSL Guitarstrip」 DriveセクションはOFF
■ギターサンプル素材+ 「SSL Guitarstrip」 DriveセクションON
INPUTセクション
INPUTのつまみの上にハイパスフィルターが用意されています。
可変範囲はOFF,21Hz ~ 300Hz
残念なところ
SSLの「○○strip」シリーズは同一画面でサクッと処理していけるのが売りになっているので、設定値はそこまで追い込めません。
デメリットとしては、SSL Native Guitarstrip1台ではすべてのエフェクトを賄うことはできないので
特殊な音が必要になるときは別途処理が必要になります。利用頻度の高いリバーブやコーラスはついていませし、ギターのリードトーンを多様する曲を作っているならディレイはもっとこだわりたいと感じるはずです。
作業フローを早く追い込んでいきたい!という人向けなので
エフェクトにこだわる場合は別のエフェクトプラグインをあわせて使うことになります。
Presetの場所
Mac: Library/Application Support/Solid State Logic/SSLNative/Presets/Guitarstrip
Windows 64-bit: C:\ProgramData\Solid State Logic\SSL Native\Presets\Guitarstrip
SSL Native Guitarstrip の特徴
厳選された 5 つのオーディオ処理ツールのコレクション
トランジェント・インバートを備えたトランジェント・シェイパーで、ギターのアタック・フェーズに命を吹き込みます
Transient Shaper Audition を使用すると、Transient Shaper の効果を分離して監視できます
レンジと独立した開閉スレッショルドコントロールを備えた専用のギターゲート
トップエンドを活性化する高周波エンハンサー
低音域を改善する低周波エンハンサー
伝説的な帯域制限されたコンプレッションをフルレンジのコンプレッションに変更する追加のバイパス機能を備えた、クラシックなSSL Listen Mic Compressor
プロセッサーの順序を調整可能—ギターの種類によって異なる処理順序が必要なため
追加のRMSメーターによる入力および出力レベルメーター
SSL Native Guitarstrip のサンプル動画
SSL Native マニュアル
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