iZotope RX10 De-reverbでリバーブ除去する使い方
iZotope RXは個別に割り当てられた機能を重ねて使えるモジュール式になっています。
個別のモジュールを使い分けで整音処理を行います。
De-reverb(リバーブ除去)
De-reverb(リバーブ除去)は録音された音の空間の量を調節できるRXのモジュールです。
iZotope RX10 De-reverbでリバーブ除去する使い方
De-reverbモジュールを起動し、音素材を読み込ませたら「LEARN」を押します。
Previewを押してリバーブの減り方を確認。
OUTPUT REVERB ONLY(リバーブのみ出力)にチェックを入れてPreviewを押すと
RXで処理したリバーブ成分のみを聞けます。
ここでリバーブの音がどのように残っているのかを事前確認しておくと後々の工程が楽になると思います。
「LEARN」を押してからRX側で適切な数値に割り当ててくれますが、もうすこし処理を加えたい、これはやりすぎでしょう?と思ったら自分でREDUCTION、Reverb Profileより
調整できます。
画面上にはプリセットブラウザがあります。
「LEARN」のみの処理が優秀なため、プリセット数は少なめですが用途に応じて試してみるのも良いですね。
作った設定は「Add Preset」よりプリセット保存できます。
正解の値は無いので、最終的には自分の耳で確認して良い状態に整音できたかチェックします。
最後は「RENDER」を押して書き出しします。
De-reverbのテスト
リバーブ成分強めのスネアからリバーブを除去します。
■元ファイル
■RX De-reverb処理後
下の音はDe-reverbでかなり強くリバーブを消したときの音です。
音が鳴った後にシュワシュワするのはRXで処理を掛けすぎたときにおこる現象です。
除去設定のやりすぎなため、こういったときは気にならない程度まで微調整します。
iZotope RX10 レビュー
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