「Future Audio DST」音楽プロデューサー「Matt Nash」によるマルチバンドディストーション


「Future Audio DST」
「DST」はディストーションプラグイン。
ダンスミュージックの音楽プロデューサー「Matt Nash」によるマルチバンドディストーション。
幅広いサウンドメイクができるようになっています。
DST は、市場にあるものとは異なる革新的なディストーション アルゴリズムを備えた次世代のマルチバンド ディストーション プラグインで、最も新鮮なサウンドを作成するのに役立ちます。
複数のディストーションタイプ、多彩なEQセクション、インスピレーションを呼び起こすプリセットなど、サウンドを操作するための幅広いオプションを提供します。直感的なユーザー インターフェイスと強力な機能により、ミュージシャン、プロデューサー、サウンド デザイナーにとって不可欠なツールとなっています。
Future Audio DST レビュー
このDSTの良さはシンプルさ。
アナログの楽器エフェクターを使ってきた人ほどシックリくる使い心地です。
EDIT画面で細かい帯域調整もできるのですが、Low,Low Mid,High Mid,Highのつまみを回していくと音の特性が変わっていくのはギターアンプのEQを回しているようで設定のわかりやすさとやりやすさを感じました。
EQを極端に上げ下げすればフィルタープラグインをかけたようなサウンドにもなり、幅広く使えます。
ディストーションタイプは3つ用意されています。
ディストーションというほど極端には歪まずサチュレーションの方が近い感じです。
音量がかなり上がるのでAutoGainのスイッチはONにして使ったほうが無難です。

シンプルなディストーションプラグインなので、最近出ている「OUTPUT Thermal」のようなフィルター付きディストーションだったり、「ARTURIA Dist COLDFIRE」のようなモジュレーションを設定できるディストーションを持っていると物足りなさを感じるかもしれません


プリセットは少なめです。カテゴリ分けされているともう少し使い方が良くなったかなとも感じます。


DSTプリセット
機能がありすぎて一つでなんでも出来るプラグインではなく、一点突破のプラグインが欲しい人は検討価値のあるディストーションです。
「Future Audio DST」 使い方
・ディストーションタイプが3つ ( 1: normal / 2: 少し明るいトーン / 3:一番歪む)
・オートゲイン機能
・最大4バンドのマルチバンドディストーション

EDITを押すとマルチバンドの帯域設定が細かくできます。
各バンド±20dBまで

Future Audio DST サンプルサウンド
■Future Audio DST プリセットDefault
■Future Audio DST プリセットbright notes

■Future Audio DST プリセットboxy

■Future Audio DST プリセットFuzz
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