「ARTURIA Prophet-5 V」使ってみたレビュー!他セール・レビュー情報
坂本龍一など数多くの名曲を生み出したシンセ「Prophet-5」のエミュレートソフトシンセ!
定番のアナログポリフォニックシンセが「Prophet-5」
1978年発売以来、Rev.1,Rev.2と改良を繰り返し2022年5月現在Rev.4まで改良されて発売されているアナログシンセです。
国内・海外問わず様々なキーボード・ミュージッククリエイターが使い倒しているド定番シンセで、ソフトシンセも多くのメーカーからエミュレートシンセが出ています。
■Prophet5のエミュレートソフトシンセ
・Native Instruments /Pro-52,Pro-53(ディスコン)
・Arturia /ProphetV
・u-he /REPRO-5
・ikmultimedia /Syntronik Pro-V
その中でもこの記事では「Arturia Prophet-5 V」を解説してきます。
Arturiaのヴィンテージシンセバンドル「V Collection 9」がリリースされ、その中に収録されている「Prophet-5 V」がリビルド(エンジン部作り直し)されています。
サウンドだけでなくUIの作り込みも実機のProphet5のようになっています。
Arturia Prophet-5 V はこんな人におすすめ
・アナログシンセのサウンドが好きな人
・「Prophet-5」のサウンドが好きな人
Arturia Prophet-5 V はこんなシンセ音源
Prophet-5 V のレビュー
Prophet5のエミュレートソフトシンセとして上がるのが「u-he /REPRO-5」です。
この「REPRO-5」サウンドは良いのですがCPU負荷がかなり高いことで知られています。
一方「Arturia Prophet-5 V」はかなりCPU負荷が少ない。そして見た目の実機っぽさがたまらんつくりになっています。
実機アナログシンセサウンドの音の太さには敵いませんが、ソフトシンセならではの柔軟さが「Arturia Prophet-5 V」の強み。
プリセットから狙った音をかんたんに探せるのはもちろんのこと、Advancedモードからモジュレーション、アフタータッチなどのキーボード設定、Arturiaのヴィンテージシンセ由来のエフェクト設定が可能です。
音の作り込みをしたい人にとってはAdvancedモードの項目は非常に便利です。
Arturiaのソフトシンセ共通機能で、他のシンセだとundo/redoで操作履歴を戻すところをPhotoshopのように履歴項目から戻せたり、
初期のマクロ設定がされてあったりと即曲づくりがストレスなく行えるようになっているのがArturiaの音源の良いところです。
「V Collection 9」からProphet-5 VのVSモードがなくなり、ベクトルシンセが「PROPHET-VS V」として独立しました。
この点は大きな違いになっています。
切り離された分、決定的にサウンドの方向性が異なるPROPHET-VS Vと使い分けできるので非常に便利になりました。
Arturia Prophet-5 Vの特徴
・DAW(Live、FL Studio、Logicなど)で再生できる仮想楽器、またはMIDIキーボードを使用してスタンドアロンで再生できる仮想楽器。
・5つの波形、ノイズジェネレータ、およびハード同期を備えた2つのモデル化されたSSM VCO
・独自のPoly-Mod機能
・ユニゾンデチューン
・クイックデスティネーションコントロールを備えた3字型LFO
・モデル化されたDaveRossumが設計したSSM2040ローパスフィルター
・ホールドモードの5パターンアルペジエーター
・エミュレートされたアナログ音声分散
・追加の6波形LFOと関数発生器
・4つのキーボードモジュレーションソース
・コードモード
・直列または並列に構成可能な、3つのスロットにまたがる16の組み込みFX
・MPEの互換性
・MTS-ESPマイクロチューニングの互換性
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