「Multiphonics CV-1」レビュー・買い方・使い方!カラフルで見やすい!シンセの音作り勉強にも良いモジュラーシンセサイザー
「Multiphonics CV-2」レビュー
「Multiphonics CV-1 Modular Synthesizer」はAAS(Applied Acoustics Systems)のモジュラーシンセサイザー音源。
AAS Multiphonics CV-1 はこんな人におすすめ
・モジュラーシンセサイザー好きな人
・配線を自分でしてサウンドメイクをするのに興味が持てる人
・シンセの音作りを勉強したい人
AASには「Tassman」というモジュラーシンセサイザー音源がありましたが生産終了品になり、意思を継いだ!?のがMultiphonics CV-1です。
自由度が高く、明るめのはっきりしたサウンドが特徴的です。
このシンセを使わないと出ないサウンドはたしかにあります。
プリセット数がかなり多く用意されているので配線したくない人は配線しないでプリセット主体で使っていけます。
AAS Multiphonics CV-1 レビュー
モジュールがカラフルで見やすい作りになってはいるのですが、モジュラーシンセを使ったことがないと配線アレルギーでなんだコレは?とうなってしまいます。
また初期状態だと配線だらけで見づらいといこともあります。
「Multiphonics CV-1」では配線の透明度を5段階調整できるようになっていて
Viewの項目にあるCable opacityを操作すると透明度が変更できます。
Hiddenにした場合配線が消えますが、接続されている箇所のうえにマウスを乗せると配線が表示される仕組みです。
この項目は自分の使いやすい設定にしておきましょう。
モジュラーシンセサイザーで出音の太さを求めるならSoftube Modularの方が良いですね。
その代わりモジュラーシンセとしてのとっつきやすさは「Multiphonics CV-1」の方がわかりやすいと感じます。
設定等を記録しておける「PATCH INFO」のモジュールはソフトシンセならでは。
AASのシンセらしく「OBJEQ FILTER」が用意されています。
この「OBJEQ FILTER」を使うことでChromaphone3で鳴らせるようなパーカッシブなサウンドメイクが可能になります。
音を自分で作りたい場合には、Multiphonics CV-1 ManualのWEBマニュアルを見ながらサウンドメイクをしていくことになります。
シンセの機能がわかっている人には容易いのですが、まずどのモジュールを通すとどういったサウンドの変化をしていくのか?を把握しなければいけない。
設定によってはMIDIキーボードを叩いただけでは音が出ないので、シンセの仕組みも同時に勉強シていかないといけない手間のかかるシンセです。
もちろんそこが面白いという人には長く付き合っていけるシンセですね。シンセの音の仕組みをきっちり勉強したい・モジュラーシンセのアナログサウンドに魅了された人は一度触ってみると面白いと思います。
Multiphonics CV-1 公式サウンドデモ
Multiphonics CV-1 サウンドメイクチュートリアル
一番上にKEYBOARD,OUTPUT,MACRO,MASTER CLOCKの4つの並んでいるモジュールは固定です。
Multiphonics CV-1の音の流れを知るのに一度チュートリアルをさらってみるのが良いです。
Pluck音を作るチュートリアル動画
操作方法
・モジュールを消すときはモジュールのラベルの上で右クリック「Remove」
・順番を入れ替えるときはモジュールのラベルをドラック
・ラベル上で右クリック「オンライン・ヘルプ」が開ける
Multiphonics CV-1—Adam Pietruszko reconstructs the “Big FM Bells” patch
Multiphonics CV-1—Adam Pietruszko reconstructs the “The Dub” patch
「AAS Multiphonics CV-1」の買い方
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