「FireMaximizer」レビュー!音源にパンチを加えられる超簡単設定のマキシマイザープラグイン!
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「FireMaximizer」は United Plugins(by FireSonic)のマスタリング用マキシマイザープラグイン!
FireMaximizerの名前のとおり音源にパンチを加える処理ができるプラグインです。
United Plugins FireMaximizer はこんな人におすすめ
・マスタリング処理をさっと済ませたい人
・サチュレーション込みのマキシマイザーが欲しい人
※ 超簡単設定のマキシマイザープラグイン!!
United Plugins FireMaximizer レビュー
基本的には音量を上げるためのプラグインで、プラグインの簡単に使えるようにしてある中央にあるXYパッドがFireMaximizerの目玉。
面倒な設定を省き、直感でバシバシ設定していきたい人向けなプラグインで、
XYパッドを使って以下の4エフェクト量を視覚的に決めていくことができます。
- Clipper(左上)
- Saturator(右上)
- Limiter(左下)
- MultiBand Comp(右下)
Input,Outputが無くDriveでひとまとめにされている分、単純でわかりやすいのですが微調整が難しく感じます。
iZotope Ozone10を持っている人だと、Ozone10のマキシマイザーにクリッパーとトランジェント調整がついているのであまり必要性は感じないかもしれません。
Ozoneの低音をズッシリ出すキャラクターとは違い、もう少し中高域が持ち上がります。
キャラクターの違う処理をさせたいのであれば、持っておいても損はしないでしょう。
デメリットとしては、設定を追い込みたい人には向いていません。
XYパッドに4つのエフェクトはエフェクト量を決められるだけで他の設定は一切変更ができないようになっています。
リミッターで設定したあとに高域を少し足したいな…なんてときにFireMaximizerだけだと対応できません。
コントロールセクションにある「CLEAN」のノブはなかなか秀逸で、リミッターの歪んだ感じを微調整できます。
MultiBandコンプは設定していくと、ゴチャゴチャになってよくわからん…となることも少なくないので、FireMaximizerにおまかせ!と振り切って使うのもありですね。
マスタートラックのエフェクトで悩む時間を減らしたい!という人におすすめ。
色々なパターンを試しているとどんどん時間が溶けていってしまうので、「このキャラクターの音したい!」とプラグインを挿して終わるのは作業フローとして魅力的です。
またFireMaximizerのメリットとしてClipper,Saturator, Limiter, MultiBand Compが使えるプラグインが
セール価格5,000円切っているのはかなりお特感があります。
DAW標準のリミッター、マキシマイザープラグインから1段階レベルアップしたいけど、
あまりお金を掛けたくなく、極力簡単な操作のプラグインが欲しい人は狙い目です。
FireMaximizerの多段掛けをすると結構化けるので、音のキャラクターが気に入ったら長く使っていけるプラグインになりそうです。
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FireMaximizer 使い方
コントロール
設定 | 詳細 |
---|---|
Drive | 入力増幅を制御し、出力ラウドネスを制御します。しかし、それには限界があります。一度上げすぎると、歪みが増えるだけです。それを賢く使用し、その後にラウドネス メーターを使用して、オーディオをマスタリングしているメディアの正しいラウドネスを生成できるようにします。 |
Ceiling | 出力レベルをコントロールします。マキシマイザーはすべてを 0dBFS にし、このパラメーターを使用します。出力をわずかに下げて、真のピーク、オーディオ圧縮アーティファクトなどに余裕を持たせることができます。「真のピーク」と戦いたい場合は、オーバーサンプリングを使用することもお勧めします。 |
Clean | リミッターによって生成される歪みの量を下げることができますが、実際にはラウドネスが低下します。クリッパーとサチュレーターには影響しません。 |
LOOK-AHEAD | 先読み- 小さなレイテンシーを導入することを犠牲にして、リミッターの歪みを潜在的に低下させます。レイテンシー補正システムを更新する必要がある DAW によっては、変更時に音の不具合が発生する場合があります。 |
モード(XYPAD)
マキシマイザーの特性を制御します。XY パッド ノードをドラッグすることで、クリッピング、サチュレーション、リミッティング、マルチバンド リミッティングの混合比率を制御します。
設定 | 詳細 |
---|---|
Clipp | メタル、ドラムンベース、ヒップホップなどのアグレッシブなジャンルに非常に役立ちます。 |
Saturate | クリッピングに似ていますが、アナログの暖かみも生み出します。したがって、アグレッシブなジャンルの場合、好みに応じてノードを中間のどこかに設定するのが一般的です。 |
Limit | は古典的なブリックウォール リミッターを提供し、スペクトルを変更したくないあまり攻撃的でないジャンルに役立ちます。そのため、可能な限り透明になりますが、他のモードほど大きくはありません。 |
Multiband | ブリックウォール リミッターのマルチバンド バージョンであり、スペクトルの別々の部分でリミッティングを実行し、ラウドネスをさらに絞り出し、主に自然にフラット化する可能性があるため、ロック、ポップなどのさまざまなジャンルに役立ちます。よりアグレッシブなジャンル。 |
FireMaximizerのマニュアル
United Plugins公式サイトからWEBマニュアルが見られます。(プラグイン上で右クリックメニューからも開けます)
FireMaximizer Manual | UnitedPlugins
United Plugins FireMaximizerの買い方
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