「Spitfire Audio LABS」使い方!無料で使える劇伴向けDTM音源解説とインストール方法
DTMerなら必ず持っておきたい音源の一つに「Spitfire Audio LABS」があります。
この記事ではSpitfire Audio LABSの音源解説とインストール方法を解説していきます。
Spitfire Audio LABSのページで紹介されている音源はFREE(無料音源)のため使わないのはもったいない。
基本的にはバンドサウンドには合わないが、Spitfireの特徴でもある浮遊感を感じさせる劇伴・アンビエント向けBGM制作向けの音源。
定期的に新音源が追加されていくのも特徴ですよ。
Spitfire Audio LABSとは
高品位な音源が無料で使えるSpitfire Audioの音源ライブラリ。
位置づけとしてはSpitfire Audioの音をお試ししてもらいSpitfire Audio本ちゃんの音源ソフトを買ってもらうためだと思います。
サンプルだとしてもサウンド品質が良いです。
LABSにはソフトピアノ、弦楽器、ストリングス、ドラムなどユニークな音源がライブラリとして発表されています。
Spitfire Audio LABSの使い方
音源ライブラリ「LABS」は、Spitfireが配信しているアプリ「Spitfire Audio App」を使って読み込みます。
VST2、VST3、AAX、AUのフォーマットをサポートしており、これらに対応しているDAWに読み込むことが可能です。
インストール後は、インストゥルメントとしてトラックを立ち上げて「LABS」を鳴らせばOKです。
Spitfire Audio LABSインストール方法
LABS — Free Virtual Instruments
hereのダウンロードリンクをクリックして
SpitfireAudioのファイルをダウンロードします。
ダウンロードリンクがWindowsとMacで分かれている点に注意です。
解凍したらアプリケーションフォルダへコピーします。
SpitfireAudio Appを起動するとSign Inの画面が表示されるので、SpitfireAudioのアカウントでログインします。(もっていない場合にはCREATE ACCOUNTより作成、メールアドレスが必要です。)
Welcome to the Spitfire Audio Appの文字が表示されたら
コンテンツを入れるフォルダのパスを登録します。
外部SSDなどに移動する場合はここで指定します。
VST2 Install Pathを選択します。
ここは変えないで良いでしょう。
FINISHを押すとSpitfire Audio LABSの画面が表示されます。
使いたい音源の「INSTALL」ボタンをおしてダウンロードしていきます。
ダウンロード開始までには少し時間がかかります。
最初は「Authorising… 」の文字が表示されるのでインストールが始まるまで待ちましょう。
Spitfire Audio LABS 音源内容
音源のデモはSpitfire Audio LABSの公式ページでも個別に聞くことができます。
音源毎に個別でYoutube動画として上げられているのでこちらを見ると雰囲気がつかめると思います。
音源のダウンロードはまとめて行えず1つずつの個別ダウンロードになり、それなりに時間がかかるので、暇なときに少しずつダウンロードするのをおすすめします。
Spitfire Audio LABS Amplified Cello Quartet
リアルなチェロカルテット(4人組のチェロ)音源
もちろんチェロがだせる音階部分しか音源はありません。
Spitfire Audio LABS CHOIR
クワイヤ音源。言葉を指定することはできずLongのみ。
雰囲気付け程度には使える。
Spitfire Audio LABS DRUMS
ドラム音源
↓↓もっとバンドっぽいドラムサウンドを探している場合にはこちら↓↓
Spitfire Audio LABS Dulcimer
弦楽器ダルシマーをサンプリング
Spitfire Audio LABS Electric Piano
ジャズ・ソウルミュージックで利用される定番のビンテージエレピ音源
Spitfire Audio LABS Frozen Strings
雪山の劇伴できけるような冷たさを感じさせるストリングス音源。
Spitfire Audio LABS Granular Whalesong
海に泳ぐクジラの歌をグラニュラーシンセシスした音源。
大海を感じさせるムードあるサウンドがなります。
Spitfire Audio LABS Hand Bells
ハンドベル音源
Spitfire Audio LABS London Atmos
ロンドンの町の音をフィールドレコーディングして完成させた音源
Spitfire Audio LABS Mandolin
マンドリン音源
Spitfire Audio LABS Modular Piano
アトモス系シンセ音が重なったピアノ音源。
Spitfire Audio LABS Monochord
マイクロトーン楽器を収録.響きは民族楽器っぽいです
LABS Moon Guitar
Chinese Moon Guitar(月琴:げっきん)をサンプリングした音源。
琴に近い音色。
Spitfire Audio LABS Music Box
オルゴール音源
Spitfire Audio LABS Opia
オーディオサンプリングされたシンセ音源
ピアノパッド、シンセ音、パーカッション音と幅広く入っています。
Spitfire Audio LABS Pedal Pads
パッド音源
Spitfire Audio LABS Peel Guitar
フェンダーテレキャスターを15w vintage tweed amp に通して録音された音源。
ロックロックしたギターではなく甘い音がする民族楽器に近いサウンド
Spitfire Audio LABS Piano Pads
音が広がっていくアンビエントパッド。名前とは違いあまりピアノっぽくない
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コメント一覧 (3件)
これらの音源は全て商用利用として公開する作品に使用しても良いのでしょうか。
大丈夫です。気になるようでしたらSpitfireへ問い合わせし、確認を取っていただいたほうが確実です。
ありがとうございます!