Sonnox Vocaレビュー！手軽にボーカル処理ができるサチュレーション＆コンププラグイン！

2024年4月13日

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DTM初心者だとボーカルデータの音処理で何をして良いかわからないですよね。
コンプをかけて音を均一にしろだとかディエッサーで息の強い音を柔らかくしろだとか何から手をつけて良いか頭が混乱してきてしまいます。

どんなエフェクトを使って何を良いかわからないなら「Voca」はとても魅力的なプラグイン。
ボーカル処理用のエフェクトがものすごく簡単に使える様に敷き詰められたプラグインです。

Sonnox Vocaはこんな人におすすめ

・手軽に使えるボーカル処理プラグインがほしい人

「Voca」はSonnoxのボーカルプロセッサープラグイン。

ボーカル処理用にカスタマイズされたサチュレーション・コンプレッサー・ディエッサーがついたマルチエフェクトプラグインです。
極めてシンプルな作りになっていて、直感的に扱えるのがポイントとなっています。

Voca レビュー

ボーカル処理に必要となるプラグインをできるだけ簡単に使えるようにしてあるプラグイン。

Inputセクションではオートゲインが付いています。

Autoのボタンを押して「Optimise」を押すとボーカルトラックの音量調整が行われます。
意図的に歌の音量を小さくして表現させるシーンではオートゲインを付けていると台無しになってしまうので、このようなときはオートゲインをOFFにします。

メインとなるコンプレッサー、サチュレーションはXYPADで良い感じに処理される所まで持っていくだけ。

最後にSoftenのつまみでディエッサー処理を行って終わりです。
細かいパラメーターを調整することなく使えるので、手早く処理が行えるのが良いです。

Recording Modeが用意されています。
Recording ModeはVocaを使った処理の遅延をなくしてボーカルのリズム感を改善します。
サチュレーションのサウンドが若干変わると書かれていますが、それほど気になりませんでした。

極力簡潔に作られていてるため、プリセットがなかったり、細かいパラメーターの調整ができないのがデメリット。
最近のプラグインは抵抗感なくさっと使えるようなものが流行っているように見受けられれます。
昔からのSonnoxユーザーからするとちょっと物足りなさを感じるかもしれませんね。

なお、ピッチシフトやコーラスディレイといったエフェクトは含まれていないので
特殊なボーカルエフェクトの音を出したい場合には
別のプラグインが必要です。

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Sonnox Voca 使い方

コンプレッサー

Stabilise

上方向へ持っていくとコンプレッサーの圧縮率が上がります。

Squish

左右のパラメーター。
Squishを１００%に寄せる（右側へ寄せる）と子音が柔らかくなります。

サチュレーション

Saturate

上方向へ持っていくと倍音密度が上がります。

FOCUS

左右のパラメーター。
Focusを１００%に寄せる（右側へ寄せる）と高域がもちあがり音が明るくなります。

Sonnox Vocaまとめ

Sonnox Voca の特徴

ボーカルを強化し、ワークフローを簡素化

複数のプラグインを使いこなしたり、複雑なコントロールを解読したり、コンテキストのないプリセットの範囲内で作業したりするのに苦労すると、創造的なプロセスが圧倒され、妨げられ、「すごい」要素に欠ける標準以下のボーカルプロダクションにつながる可能性があります。でも心配しないでください。Sonnox はそれに対する解決策を持っています。

プロフェッショナルなサウンドのボーカルのための決定的なソリューションである Sonnox Voca をすぐにお試しください。

Voca を使用すると、複数のコンプレッサープラグインの必要性がなくなるだけでなく、ワークフローが全く新しいレベルのシンプルさと効率に引き上げられます。しきい値、比率、時定数、ゲインリダクション、メイクアップゲインなどの複雑な要素に別れを告げましょう。Voca のユニークで直感的なインターフェイスを活用して、個人の芸術的な入力をサポートします。コンテキストのないプリセットや時代遅れのベストプラクティスから創造性を解放します。Voca を使用すると、ミックスに完璧に溶け込み、聴衆を魅了するプロフェッショナルで率直なボーカルをすばやく実現できます。忘れられない聴覚体験につながるワークフローの変革を体験してください。