『sonible smart:EQ 4』セール・レビュー!AI処理でサクサクEQ処理できる便利プラグイン!


smart:EQ 4は
SonibleのAIオートEQプラグイン!
用途にあうプロファイルリストを選び、DAWのプロジェクトを再生するだけで適切なEQ処理を設定してくれる非常に便利なプラグインです。
設定にかかる時間はDAWを再生して10秒程度で完了。
各楽器のトラックからバストラック、マスタートラックにまで利用できる汎用性の高いEQです。
smart:EQ 3 ⇒ smart:EQ 4へアップデートしたことで様々な機能が進化!
プロファイルリストの大幅な追加はもちろんの事、ダイナミックEQが使えるようになったり、手動でのEQの設定が素早くできるようになったりと変更点が多数あり、
smart:EQ 3のユーザーでも4へアップグレードして損のない仕様になっています。


こんな人におすすめ
・自分でEQ調整しているけれどもサクッと手早く終わらせたい人
・EQの処理がうまく決められない人
smart:EQ 4 レビュー


作っている曲を再生するだけで良いのが最大のメリット。
もちろん自分で希望しているEQの処理とは違う仕上がりになることもありますが、AI処理系は完全に任せるのではなく初期処理の手間を省けるプラグインと思っていたほうが良いです。
とはいってもsmart:EQ 4 の処理は良い感じに仕上がるので任せてみたらもうこれでOK!ってなることが多いですね。
smart:EQ 4の基本的な使い方は他のSonible製品と同様で、プロファイルを選んで緑のレコードボタンを押すだけ。
処理が終わると緑色のフィルターが出来上がります。
smart:EQ 4ではこれを「スマートフィルター」と呼んでいて、上に持ち上げるとスマートフィルターの効きが良くなり、下げるとEQの効きが悪くなります(0より下げると反転する)


スマートフィルターを上下に持ち上げるだけで調整できる楽さも良い点です。
そして特定の帯域にEQを追加処理したいときは、ダブルクリックでバンドの追加ができます。
スマートフィルターの作成は8個保存しておけるので、良い設定だと思ったら番号を入れ替えて何度か試してみるのも良いです。
一回にかかる時間が少なくて何度も素早くトライできるのがAI処理の強み。
smart:EQ 4に関して、個人的に好感触だったのがEQバンドのウィンドウサイズと配置です。


バンドを追加するとマウスを少し動かすだけで7タイプのフィルター変更、設定値変更、ステレオ、ダイナミックEQへの切り替えができるようになっています。
EQは頻繁に操作するプラグインのためマウスの移動距離が遠いと地味なところで時間を取られます。
このユーザーに優しい設計はFabfilter Pro-Q3でも見られましたので影響を受けているのだと思います。
Pro-Q3同様にキビキビ動いてくれるプラグインは使っていて気持ちが良いです。
バンドを選択してから下にならんでいる数値を設置するやり方もあり。
各パラメーターの上にマウスを置いて上下させれば数値が変化します。
グループモードのレイヤー
smart:EQ 3から続くレイヤー設置の機能は引き続き搭載。


グループビューでは最大10個のレイヤーグループを作ってマスキングで干渉しているときの優先度を決められます。
Front,Middle,Backの3階層に分けられてFront > Middle >Backの名前の通りに音が前に出てくる感覚を直感的にグループで配置できます。
グループの区分けさえしてしまえばあとは簡単にEQミキシングがサクサク進められる機能です。
smart:EQ 4からはインスタンス(instance)が一つのウィンドウから見られるようになりました。
ドラムとベースとギターにそれぞれsmart:EQグループを作って配置したら、ドラムのsmart:EQ画面からベースとギターのEQ設定、再スマートフィルター作成が指示できます。
いちいちトラック間のウィンドウを行き来しなくてよくなりました。
あとは気が付きにくい点でEQ裏にアナライザーが表示されるようにもなっています。
7つのフィルタータイプ
smart:EQ4で使える7つのフィルター
- Low cut Filter
- Low Shelf Filter
- Bell Filter
- Flat-top Filter
- Tilt Filter
- High shelf Filter
- High cut Filter
プロファイルリスト




- Bass
- Drums(Drumset,Hihat,kick,snare,)
- Guitar(Acoustic,Electric)
- Keys(Acoustic,Electric)
- Speech(High,Low)
- Vocals(High,Low)
- Synth(Bass,Lead,Pad,Poly)
- Strings(Violin,Viola,Cello,Bass)
- Acoustic
- Classical
- Electronic(Bass Music,EDM,House,Techno)
- Funk
- Hiphop(Classic,Trap)
- Jazz
- Metal(Heavy,Nu)
- Pop(KPop,Modern,Nineites)
- Punk
- Reggae(Dub,Reggaeton)
- RnB & Soul
- Rock(Classic,Hard,Indie)
- References
VS Neutron4 比較
同じくAI処理ができるNeutron4との機能比較です。


NeutronではAI処理を行うと各トラックの音に合わせたエフェクトチェーンが生成されます。
EQ以外の設定もAIで行ってくれるのがNeutronの強み。
また他のiZotopeプラグインを使っているのであれば連携も可能です。
EQ以外の色々なエフェクターの利用もできプロファイルに合わせた設定もできます。
購入金額はNeutronの方が高く設定されています。
CPU負荷に関してはNeutronの方が色々なエフェクターを駆使するため圧倒的に高いです。
Ozone,Neutron,Nectorともにバージョンアップごとに負荷が高くなっているように感じるので、何世代か前のCPUを使っているとトラック数を増やしていくときにちょっと辛いかもしれません。
他のトラックとの優先度や位置配置はNeutron Visual Mixerを利用します。


Neutronはできることが多くなるため覚えることを少なくしてシンプルに済ませたいならsmart:EQ4の方が良いです。
楽器別のプロファイルリストはNeutronにもありますが、ジャンル別は用意されている量が少ないのでsmart:EQ4の選択肢の多さが魅力的です。
iZotopeのAudioLensをつかってプロファイルをため込んでNeutronに適応するやりかたもあります。
手持ちのプラグインが少なくてNeutron4のコンプやエキサイターなども個別に使いたい!、
他のiZotope製品を持っているので連携して使いたい!
という環境であればNeutron4をおすすめします。
サンプル動画
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Sonibleでは色々なプラグインをまとめたバンドル版が用意されています。


smart:EQ 4おすすめ度



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