「Singomakers Faturist」レビュー! ハイパス、ローパスのレゾナンスのつまみがついたディストーションプラグイン!


Faturist
「Faturist」はディストーションプラグイン。
サチュレーションとディストーションのに加えてフィルターがついており、幅広いサウンドメイクができるようになっています。
Faturist をご紹介します。サウンドを次のレベルに引き上げる究極のサチュレーションとディストーションのプラグインです。Faturist は、最高の未来的なテクノロジーと太くジューシーなトーンを組み合わせて、最先端かつたまらなくキャッチーなサウンドを作成するのに役立ちます。
「Faturist」を使用すると、ベース、シンセ、キックのサウンドを盛り上げるなど、素晴らしいクリエイティブなディストーションエフェクトを作成できます。
トップクラスのフィルターと完全なキャラクターコントロールのための4バンドのプリディストーションEQ、3つのユニークなタイプのディストーション、そして膨大な量の内蔵プリセット!
Faturist を使用すると、あなたの音楽に全く新しい次元を加えることができます。プロデューサー、DJ、ミュージシャンのいずれであっても、この強力なプラグインは、これまでよりも大きく、大胆で、エキサイティングなサウンドを作成するのに役立ちます。直感的なコントロールと高度な処理アルゴリズムを備えた Faturist は、トラックに深み、豊かさ、個性を加えるのに最適なツールです。
素晴らしいのは、サウンドのタイプが異なると動作も異なり、HP フィルターと LP フィルターのオートメーションを使用すると、魔法が生まれるということです。
あなたの音楽を次のレベルに引き上げる準備ができたら、DAW を開いて Faturist をチェックしてみましょう。未来性と太さが独特に融合したこのプラグインは、あなたの音楽制作ツールキットに欠かせない部分となるでしょう。
待ってはいけません – 今すぐ Faturist をダウンロードして、まさにこの世のものとは思えないサウンドの作成を始めましょう!
“Faturist” VST plugin by Singomakers (Creative Distortion)
## Singomakers Faturist レビュー

ディストーションというほど極端には歪まないのでサチュレーターとして使っていくことになります。
マルチエフェクトのディストーションプラグインは2022年からの注目プラグインカテゴリになっていて、色々なメーカーから発売されはじめ少し飽和気味です。
他のディストーションと比べてFaturistの場合は
・ハイパス、ローパスのレゾナンスのつまみがある点
・フィルターEQが4つ(LF,FMF,HMF,HF)ある点
・価格帯が安い
といったメリットがあげられます。

ディストーションカラーを変える3モード以外にハイパス、ローパスのレゾナンスのつまみがあることで、細かい調整ができるようになっているのが特徴です。
低域の音を太くしたいとき等、特定の帯域を強化して太くだしたい!というときに使いやすいプラグインになっています。
Faturist プリセット
プリセットウィンドウから縦長表示されます。
カテゴリ分けされているほうが、よかったかもしれません。

Ver1.0にてプリセットの保存機能がないため、DAWのプリセット保存機能を使って設定値を保存します。
Faturist はこんな人に良い
ディストーションプラグインを使ってみたかったけど、ちょっと予算が足りないという人にも良いでしょう。
ただ「Rift2.0」と比べるとフィルターのアグレッシブさが足りなかったり、『Heavyocity FURY』と比べると歪の量や音質のタイプが圧倒的に足りないので、予算に余裕があるのであれば1ランク上のものを狙ったほうが長く使えて良いなと感じます。
サチュレーション、ディストーションプラグインを一つも持っていない人であれば、音の作り込みができるので導入価値はあります。
低価格帯のプラグインになるので予算をあまりかけたくない人向けですね。
DAW購入時のプラグインに良いサチュレーションプラグインは付いていないことが多く、地味ですがサチュレーションを加えることで音の存在感がつけられますのでサチュレーションは一つあるとミックス時に役立ち最終的な曲の完成度があげれます。
ディストーションプラグインですと、2023年6月に出たばかりの「Motion: Harmonic」が面白い機能があり注目です。
コメントはこちら