「Immerse Virtual Studio | Alan Meyerson」ヘッドホンで最大7.1.6chのサラウンドをミックスできる音場再現プラグイン
Embody Immerse Virtual Studio | Alan Meyerson はこんな人におすすめ
・ヘッドホン主体でミックスする人
・モニタースピーカーを鳴らせる部屋環境がない人
「Embody Immerse Virtual Studio 」はプロスタジオの実際のスタジオでスピーカーを通したようなモニター環境をヘッドフォン上で再現できるプラグイン。
Embody Immerse Virtual Studio | Alan Meyerson レビュー
今作は『 Immerse Virtual Studio | Alan Meyerson 』
Alan Meyerson(アラン・メイヤーソン)はハンス・ジマー等ハリウッドの映画作品を手掛けてきたエンジニア。
公式動画の「Immerse Virtual Studio | Alan Meyerson Tech Demo」で使われている映画DUNEのサウンドトラック「Herald of Change」もアラン・メイヤーソンが携わっています。(他にもX-メン、キャプテンマーベル、ライオンキング、ダンケルク、インターステラーなど)
既にリリースされている「Embody Immerse Virtual Studio 」と何が違うのか?と言うと
・ヘッドホンで最大7.1.6chのサラウンドをミックスできる(7.1/5.1/7.1.2/7.1.4/7.1.6)
サラウンド対応にするには「Dolby Atmos Renderer」が必要でセットアップ手順が公式動画にて解説されています。
IVSは「Immerse Virtual Studio」の頭文字。サラウンド対応できるDAWはProtools,LogicPro,CuBASE,NUENDO
サラウンドにしないよ!というステレオのみで使うユーザーにも導入価値はあります。
オープンタイプのATH-R70xで試しましたが、ヘッドホンをつけて聴いている感覚が一瞬無くなったのに驚きました。
スピーカーから鳴っているのかと思ってヘッドホン外しましたからね。
個人的には「Embody Immerse Virtual Studio 」よりも Alan Meyerson版の方が没入感が強くて好みです。
しっかりしたスタジオ環境のような聞こえ方で、作成中の曲をモニターできます。
ON/OFFで空気感が明らかに違うのでヘッドホンを使ったミックスしやすくなること間違いなし!
「Embody Immerse Virtual Studio 」ではスタジオタイプを5つ選ぶことができましたが、
Alan Meyerson版で選べるスタジオは1つのみです。
View Selectorで直接操作できるのは「Surround」のみで、スピーカーのミュート再生、ソロ再生を指定します。
下にあるスピーカー位置画面でも操作できます。
残りのstudio,1,2,3は見た目と右下の解説文が変わるようになっています。
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Embody「Immerse Virtual Studio | Alan Meyerson」のサンプル動画
公式PV。「Immerse Virtual Studio | Alan Meyerson」を使って7.1.6ミックスのデモが聞ける動画です。
Immerse Virtual Studio | Alan Meyerson の購入はこちら >>
Immerse Virtual Studio | Alan Meyerson の購入はこちら >>
Immerse Virtual Studio| Alan Meyersonで対応しているヘッドホン
対応しているヘッドホンのプロファイルリストは
「Embody Immerse Virtual Studio 」と同じです。
「Embody Immerse Virtual Studio 」にあったAudio-Technicaだけのプロファイルだと安くプラグインが購入できるバージョンImmerse Virtual Studio | Audio-Technicaのような製品は今のところ出ていません。(2022年6月15日現在)
メーカー | ヘッドホンの種類 |
---|---|
AKG | K701, Q701 |
AUDEZE | LCD-1,LCD-2,LCD-2C,LCD-2 Closed,LCD-3,LCD-4,LCD-4z,LCD-X,LCD-XC,LCD-MX4 |
Audio-Technica | ATH-M40x,ATH-M50x,ATH-M70x,ATH-R70x |
Beyerdynamic | DT770 Pro,DT990 Pro,DT1770 Pro,DT1990 Pro,Xelento Remote |
Sennnnheiser | HD 280 Pro,HD 600,HD 650 |
Sony | MDR-7506 |
Other | Close-back,Open-back,Ear Monitor,ModelX |
他の調整項目
・Ambience
空気感を調整
・Headphones
ヘッドホンプロファイルのEQを調整またはON/OFF
青い丸がON/OFFスイッチになっています。
・Limiter
Peak Limiterを設定
Embody Immerse Virtual Studio | Alan Meyerson の特徴
・ヘッドフォンでサラウンドサウンドとアトモスをミックスする
・パーソナライズされたHRTFで監視する:Immerseは、象徴的なサウンドスタジオのスイートスポットに「あなた」を配置することにより、より現実的で正確な空間監視環境を提供します。
・Studio Mの仮想化は、AlanMeyerson自身によってテストおよび認定されています
・ドルビーアトモスレンダラーとの互換性のために、プラグイン(VST3、AU、およびAAX)とスタンドアロンバージョンの両方が付属しています
・アプリケーション間で最大16チャンネルのオーディオをルーティングできる仮想ケーブルであるImmerseAudioBridgeが含まれています
・すべてのヘッドホンと互換性があります
Embody Immerse Virtual Studio | Alan Meyerson の買い方
Embody Immerse Virtual Studio | Alan Meyersonを購入するなら「Plugin Boutique」がお得に買い物できます。
Plugin Boutiqueでの購入方法解説
Plugin Boutiqueは英語のサイトですが、わかりやすいサイト構成になっていますので簡単に買い物ができます!
詳しい買い物方法はこちらの記事「Plugin Boutiqueでのプラグインの買い方を解説。「Xpand!2」のインストールを例にして紹介」を参照してください。
【画像解説】Plugin Boutiqueでプラグインを買うにはどうしたら良い?買い方を解説 現在セール中のDTMプラグイン解説・欲しくなる理由のまとめ記事 今すぐPluginBoutiqueの現在のセールを見るにはこちら >> 【Plugin Boutiqueでのプラグインの買い方を...
2022年12月の「1回購入でもらえるプラグイン(会計時に1円以上になっていることが条件)」は
曲の分析や耳コピに使える「zplane deCoda LE」(3,600円相当のプラグイン) 最大6バンド対応のリバーブ「MReverbMB」(8,000円相当のプラグイン)
両方ともにもらっておいて損はなし! 両方とも欲しい場合には、2回に分けて商品チェックアウトを行い,ギフト請求をするとプラグインをもらうことができます!
Embody Immerse Virtual Studio | Alan Meyerson のまとめ
ヘッドホンでのミックス環境を変えてくれるプラグイン!
音場調整プラグインはいくつか出てきていますが、Immerse Virtual Studioは自分の耳をスマホで撮影するだけと非常に導入が簡単です。
導入の敷居が低いのも魅力的なプラグインです。
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Immerse Virtual Studio インストール方法/アクティベーション方法
Embodyプラグインのインストール方法
Immerse Virtual Studio | All Access
インストーラーをダウンロードして実行します。
DAWを立ち上げてImmerse Virtual Studio を起動します。
登録するメールアドレスを入力します。入力したメールアドレスにPINコードが書かれたメールが届くので
PINコードを入力します。
スマホでQRコードを読み取り右耳を撮影します。
撮影後、アプリ側に写真が自動送信されて解析が完了します。
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