「SubLab XL」レビュー!エフェクトやLFO Modulationが機能拡張された強力なサブベース音源
Future Audio Workshop 「SubLab」はこんな人におすすめ
・強力なサブベース特化音源が欲しい人
・「SubLab」ユーザー
・今どきのベースサウンドに仕上げたい人
Future Audio Workshop のサブベース音源「SubLab」
「SubLab XL」はFuture Audio Workshop のヒップホップ、フューチャーベース、トラップのジャンル向けに設計されたサブベース音源「SubLab」を機能拡張して強化した音源です。
サンプル・エフェクト・モジュール等が増えて,SubLabより更にこだわった音を作り上げることができるようになっています。
SubLabはシンセ音・サンプル音・サブハーモニクス音の3つを混ぜて鳴らせるため力強いサウンドが鳴らせます!
「SubLab」は非常に力強いサウンドのため
存在感あるベース音を作りたい人にとってはニンマリしてしまう音源ですよ!
サンプルはアナログドラムマシンとモジュラーから細心の注意を払って録音された300以上のサンプルが収録されています。
Befaco Kickall / Intellijel Dixie / Hexinverter BD9 / Mutable Instruments Plaits / Dave Smith Tempest / Korg Volca Beats /
Korg Volca Kick / Vermona Mono Lancet ’15
「SubLab」と「SubLab XL」の違い
XLへ機能拡張されたことにより、見た目もよりわかりやすくなりました。
SubLabはシンセ音・サンプル音・サブハーモニクス音の3つを混ぜて鳴らす仕様です。
シンセエンジン
SubLab XLも同様で、セクションごとにタブわけされて設定できるようになっています。
シンセセクションではオシレーターの波形に「Super Saw」が追加されています。
合計5つの波形を使って音作りができます。(Sine,Triangle,Saw,Square,Super)
モジュレーションの設定が独立したので、項目表示がスッキリしました。
サンプラー
SubLab XLのプリセットを鳴らしているとサブベースを鳴らしているのになぜキックの音がするのだろうか?と最初疑問になってしまうことがあります。
これはサンプラーのキック音が鳴っているからなんですね。
シンセ音・サンプル音・サブハーモニクス音はそれぞれミキサーセクションで音量調整ができ混ぜ具合を調整できるので、サンプル音を入れたくない場合にはOFFにしてしまえば問題ありません。
ループ再生やルートノートの指定、ピッチ変更等サンプラーに必要な機能を押さえています。
「Impact」はクリッパーのような感じで歪ませてサンプル音の迫力を出すための設定値です。
サブハーモニクス
ベース帯域を強化するサブハーモニクスセクション。
下の音が追加されて音に厚みが加わります。
メインベースとサブベースの音量を分けて設定できるのがポイント。
エフェクト
ディストーション、コンプレッサーの2つしかなかった「SubLab」に「ウェーブシェーパー 」「ビットクラッシャー」「テープエフェクト」が追加。
ディストーション、コンプレッサーもディストーションの種類が増えたりと既存エフェクトも強化されています。
シンセ音とサンプル音それぞれ別々にエフェクト適応量を設定できます。
エフェクト名の下矢印で違うエフェクトへ変更、点々メニューを押しながらドラックでエフェクトの並べ替え、右下の「+」ボタンからエフェクトの追加が可能です。
選べる6エフェクト
・Distortion
・Tape
・Crusher
・Compressor
・Waveshaper
・Wavefolder (Ver1.04〜)
SubLab XL Distortion
DarkDrive / Overdrive /Grunge / TubeA / TubeB / Orangeの6タイプから歪を選択。
SubLab XL Tape
テープノイズやテープの揺れ等、テープの質感を再現するエフェクト
SubLab XL Crusher
ビットクラッシャー
SubLab XL Compressor
サイドチェイン対応のコンプレッサー
SubLab XL Waveshaper
Sine Fold,Linear Foldの2タイプを設定。
Noise FX (SubLab XL VER: 1.0.4より)
10種類のノイズを出すエフェクトモジュールが追加されています。
LFOモジュレーション
LFOモジュレーションが新規追加され、サウンドの幅が広がりました。
Gilde設定もこのタブの中に集約されました。
マクロページ
「SubLab XL」から新規追加されたマクロページ。
変化するグラフィックも見ていて面白いです。
右上にあるマクロメニューを押すと、今何がA,Bそれぞれのマクロに適応されているのか表示できます。
マクロに追加したい場合には、A、Bの左にある「+」マークを設定させたいノブまでドラックするとマクロ追加されます。
「SubLab」と「SubLab XL」の機能比較まとめ
SubLab | SubLab XL | |
---|---|---|
factory samples | 250 | 300 |
Bass Packs | 6 | 9 |
X-Sub™ engine | ○ | ○ |
Synth engine | ○ | ○ |
Sampler engine | ○ | ○ |
Analog modelled filter | ○ | ○ |
distortion FX | 4 | 6 |
Compressor | ○ | ○ |
Super oscillator | × | ○ |
Waveshaper FX | × | ○ |
Bitcrusher FX | × | ○ |
Tape FX | × | ○ |
LFO modulation | × | ○ |
Macro page | × | ○ |
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SubLab の買い方
「SubLab XL」を購入するなら「Plugin Boutique」がお得に買い物できます。
定期的に変わる購入時のおまけプラグインがもらえる他、サイト内で使えるバーチャルキャッシュ(ポイントみたいなもの)がためていけます。
SubLab XLには買い方がいくつかあります。
既にSubLabを持っているユーザー向けのクロスグレード版、pluginboutiqueから出ている独占バンドル「SubLab XL+ Bundle 」があります。
SubLab XL クロスグレード版
クロスグレード版はライセンス登録済みの特定の製品をもっているユーザーが安く購入できるバージョンのことで、
単体購入するものと内容・品質は全く変わりません。
クロスグレード版は価格がグググッと下がるのですでにSubLabのファンになっているユーザーへの配慮といったところですね。
通常購入よりクロスグレードの方が断然お得なので、プラグインや音源を買うときはクロスグレード版が出ていないか必ずチェックしてくださいね!
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SubLab XL+ Bundle
pluginboutiqueから出ている独占バンドル
「SubLab XL」「Lifeline Expanse Lite」「Dusty Trap by Tone Kitchn」の3つがセットになったバンドル。
「Lifeline Expanse Lite」はマルチエフェクタープラグイン「Lifeline Expanse」の簡易版。
そして「Dusty Trap by Tone Kitchn」は86〜140bpmで再生されるトラップやヒップホップスタイルのサンプル集です。
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SubLab XL まとめ
「SubLab XL」は「SubLab」を機能拡張したサブベース音源。
エフェクト等の機能が増え、より一層音作りの幅と表現力が広がりました。
サブベース帯域の音を埋めるとサウンドの厚みが大きく変化します。
自分の曲に迫力を感じられないならサブベース帯域を強化できる音源を使うと、自分の曲のクオリティがあがりますよ!
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