「Excite Audio Lifeline Console」レビュー!
Excite Audio 最新セール情報



Excite Audio Lifeline Consoleはこんな人におすすめ
・簡単に扱えるチャンネルストリップの音が欲しい人
「Excite Audio Lifeline Console」は『チャンネルストリップ』プラグインです。
5エフェクト(プリアンプ,EQ,コンプレッサー、モジュレーション、WEAR)を1つのエフェクトで動かせるマルチエフェクト仕様になっています。
■チャンネルストリップとは?
EQとエフェクター部が一体化しているプラグインのこと(通称チャンスト)
主にハードコンソールをプラグイン化している形態が多い
以前リリースされたLifeline Expanse同様のカジュアルなデザインとシステムで使いやすさに特化しているプラグインです。
音も良く分かりやすいので、音を鳴らしたときに「コレは人気がでるぞ!」とテンションが上がってしまいました。


Excite Audio Lifeline Console
「Lifeline Console」の特徴
●組み替え可能な5つのエフェクトモジュール
● 各モジュールのインタラクティブなディスプレイ
● 15種類のユニークなアルゴリズム
● 左/右または中間/横のプロセッシングによるステレオ・コントロール
● ヴィンテージとモダンのミキシング・デスク・スタイルの間のブレンド ● ミックスを開始するための300のプリセット
● ゼロ・レイテンシー
「Lifeline Console」レビュー
Bass,Bus,Creative,Drums,Guitar,Keys,Lite,Master,Synthes,Vocalと用途に分けられたプリセットが数多くありますので、これを適応するだけでOK!
「Lifeline Console」では設定を詰めていくこともできますが、これだけプリセット数があると好きなプリセットを見つけてそこから追い込んでいったほうが効率が良いですし
何より簡単です。
「Lifeline Console」では簡単につかえるようにMainとADVの2つの設定画面が用意されています。
サクサクっと設定していく場合はMainを、設定値を突き詰めたいときにはADVを選びます。

設定ノブの少ないMainの設画面だけでも色々な音が作れるのが良いところ。
出したい音・作りたい音に少ない項目数で的確にたどり着けます。
コンプレッサーが良い例で、この小さい画面内でコンプタイプがAnalog,Transparent、Variableと主要コンプとなる3タイプをがっちり押さえています。
それぞれキャラクターの違いがハッキリしていますし、Thresholdの調整でコンプレッションの感じを細かく追い込めます。
最初にこのコンプで良い感じとテンションがあがりました。
EQはサウンドキャラクターの調整用ですね。本気で調整したい人は「FabFilter Pro-Q 3」などのプロ用EQを使うと思うのでコレぐらいの簡略化された機能で十分。
モジュレーションではよりアナログ感が出せるテープマシンのエフェクトが組み込まれています。
WEARは現在需要があるであろうLo-FiよりのLo-Fiエフェクトでノイズを加えていくエフェクトセクション。
最後に面白い点としてGlobal Controls部に回路のエミュレート調整の項目があります。
それがミキシング・デスク回路のCleanとVintageのエミュレーションを内蔵したTriangle Pad。
自分の好みのサウンドにブレンドできます。


ミキシング・デスク回路のCleanとVintageのエミュレーションを内蔵したTriangle Pad。
リリース済みのLifeline Expanseと合わせるとかなり多くのエフェクトを使うことができサウンドの幅が生み出せます。
気になる点としてはNeutron3 AdvやOzone9 ADVのようにトラックごとに単体のエフェクトを適応させることはできません。
「Lifeline Console」の1プラグインとしてトラックに使っていきます。
モジュレーションとWEARはCPU負荷が少しあがりますので使わない場合はOFFにしておくのをおすすめします。
「Lifeline Console」は設定が難しいチャンネルストリップをさっと設定でき、簡単に音を追い込めるプラグインです。
最初に感じたことは『このプラグインわかりやすいな!』でした。
プラグインを使うのに説明書と格闘し続ける苦労が無く、コスパ良く良いサウンドを手に入れることができます。
覚えることが多いDTM初心者には特におすすめしますよ!
個人的に気に入ったプリセットはドラムの「DRM Lo-Fi Groove」
ノイズが混じってグループ感が強くなります。
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「Lifeline Console」使い方
エフェクト機能
エフェクト | 詳細 |
---|---|
PRE-AMP | 温かみを増す |
EQ | トーンバランスを整える |
COMPRESSOR | 色彩豊かなダイナミック・コントロール |
MODULATION | ノスタルジックなピッチ・ワーピング |
WEAR | クリエイティブなテクスチャーレイヤー |
TRIANGLE | ヴィンテージ回路をブレンドする |
PRE-AMP(プリアンプのサウンドを決める)


Lifeline Console PRE-AMP
設定値 | 詳細 |
---|---|
Bright | ハイエンドの存在感と光沢を与え、空気のようにきらめく音質を実現 |
Warm | ボディ感、滑らかさ、存在感を与え、特に 中音域に有効 |
Dark | 低域に重みとパンチを与える |
プッシュプル・サチュレーション | 全体のゲインを下げ、プリアンプのスペクトル特性のみを残す |
Bias,Q,Shape | プリアンプの特性を調整 |
EQ(パラメトリック4バンドイコライザー)


Lifeline Console EQ
シェルフフィルター、ローミッドとハイミッドバンド、ハイカット有り。
設定値 | 詳細 |
---|---|
ゲイン モード | シンプルかつ正確なEQ処理を行うためのクリーンな回路 |
Vintage Circuitモード | ブースト時に倍音成 分を追加して信号をドライブ |
Dirty Circuitモード | サチュレーションとディストーションをEQ処理に取り込む |
COMPRESSOR


Lifeline Console COMPRESSOR
バンドパスフィルター、ゲインリダクションメーター、M/S処理有り。
設定値 | 詳細 |
---|---|
Analogue | 信号を滑らかにし、定評のあるコンプレッサー・ハードウェアの特徴を与える |
Transparent | クリーンでモダンなレスポンスを提供し、サウンドのボディを保ちながらピークをキャッチ |
Variable | 入力に依存したレスポンスで、ボーカルのスムージング、バスのグルーイング、マスタリングに最適 |
MODULATION


Lifeline Console MODULATION
設定値 | 詳細 |
---|---|
Tape | スピードと深さが補正された微妙な ピッチ・モジュレーション(スピードを上げると、それに対応して深さが下がります) |
Vinyl | レコードの反りをシミュレートし、速度と深度を補正して適度なピッチ変調を与える |
Cassette | コンパクトテープのような過激なピッチモジュレーションを実現 |
WEAR


Lifeline Console WEAR
設定値 | 詳細 |
---|---|
テープ、レコード、カセットの3つのWEARモード | オーディオに3種類の劣化具合を調整 |
Age | 時間の経過とともに発生する飽和と劣化を表現 |
TRIANGLE


ミキシング・デスク回路のCleanとVintageのエミュレーションを内蔵したTriangle Pad。
設定値 | 詳細 |
---|---|
Warm | ミックス全体の低域を強調し、ボトムエンドを引き締める |
Shine | ハイエンドの輝きを実現し、トラックにさらなるエッジを与える |
Lifeline Consoleの買い方
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