ギターのバッキング練習
「ギターが下手」、原因の90%はリズム感
本屋に並んでいたら手に取りたくなるキャッチーな本のタイトルです。
音楽の3大要素として「メロディ、ハーモニー、リズム」がありこの3要素が綺麗に重なって曲が出来上がります。
土台となるリズムは音楽を曲として成り立たせる上で「9割を占めて」います。
ギターソロがメインのインスト物は別として殆どの曲で『ギターの役割は伴奏』です。
曲中でギターでソロをがんばる時間って、ギターがメインのハードロックやメタルでも1割くらいの時間しかありません。
ギターのバッキングが上手くなると必然的に上手く見られるので頑張ろうねといったテーマの一冊。
この本の良いところとして「メトロノームの効果的な使い方」が乗っている点です。
メトロノームを頭拍で鳴らすだけでなく「数を減らしていく」とか「裏拍でならす」など事例は沢山上がっています。
幼少期にピアノの練習をしていたっていう場合には特に頭拍だけで鳴らすやり方が定番ですので、
メトロノームを応用していく練習方法って教わらないと気が付かないんですよね。
メトロノームを使い方を変えて練習することで、時間はかかりますがリズム感は確実に良くなります。
リズム感なくてバンドメンバーに怒られているような人には一度見て欲しいおすすめの一冊です。
ちなみにKindle版で購入しても練習音源はリットーミュージックのサイトhttps://www.rittor-music.co.jp/e/furoku/からダウンロードできます。