「BOSS SD-1」まろやかな中音域の色気を追加するならボスのスーパーオーバードライブがおすすめ




名機OD-1を受け継いだSD-1。
ボスのオーバードライブエフェクターの中でも定番の型になっていて、80年代風のギターロックサウンドを再現するには非常に重宝するオーバードライブエフェクターです。
ギターのエフェクターボードを見ていたら一度はこの黄色の筐体を見たことがあるでしょう。
スタジオペンタやノア等のリハスタでもレンタルが可能なので、気軽にお試しできるのも良いですね。
OD-1同様の非対称オーバードライブ回路を搭載。
ピッキングニュアンスを素直に表現し、マイルドで太い歪みを再現します。
まろやかな中音域が持ち上がって聞こえる印象があります。
ハムバッカーピックアップでフルドライブさせるとハードロックでも十分使えるゲイン量を稼げます。
ドライブ0でもニュアンスが変わるため、ボリュームをあげてブースターとして使用するユーザーも多いです。
SD-1をオンにすることで低音域が少し削れるのでバンド・サウンドでベースと帯域が分離して音が抜けて聞こえてくるのも特徴的です。
踏むだけで独特の歪みの色気が追加されるので
踏みっぱなしで使うのも面白いですね。

改造して愛用しているユーザーも多いようで歴史ある個体のため情報量が豊富です。
生産年齢、生産国で個体差があるようで、
SD−1の音が気に入っているならば、色々試して弾き比べてみるのも楽しいでしょう。
SD-1Wとして技クラフトシリーズのフルアナログ回路でリメイクされていることからも
愛してやまないユーザーが多いことがわかります。
BOSS SD-1(スーパーオーバードライブ) サウンドサンプル
■Boss SD-1 Super Overdrive Pedal Demo
■Boss SD-1 Super Overdrive Pedal Demo
■Waza Craft Boss SD-1w vs Super Overdrive SD-1
BOSS SD-1(スーパーオーバードライブ) 接続方法・音作り・使い方


BOSS SD-1(スーパーオーバードライブ) 接続方法・使い方
SD−1を踏むことでギターとして美味しい甘いトーンで「中音域」がぐいっと持ち上がるのが特徴です。
しかし、SD-1単体ですとDRIVEノブを最大にしても歪量が若干ものたりなく感じるはずです。
そのため、
・ギターソロのときのブースターの代わり
として利用されるケースが多いです。
ブースターの代わりとして使うときには、
LEVELを12時方向以降にして、DRIVEを0〜1程度、TONEは12時方向にします。
スタックのマーシャルアンプとの相性は最高ですね。
昔フリーマーケットで3000円で売られていたのを思い出しましたが、出ている個体数も多いためSD−1の中古も多く見られます。
購入しやすい価格帯なので、お手軽に試せるのも嬉しいですね。
旧型はSD-1の生産地によって音が微妙に違うので、SD-1コレクターもいます。
BOSS SD-1W(技クラフト)
BOSSの名器エフェクターたちをフルアナログ方式でリメイクした「WAZA CRAFT シリーズ」ではSD-1もラインナップされています。
名前に「W」がついているのは「WAZA CRAFT シリーズ」になります。
通常のSD-1よりは値段があがりますが、
フルアナログ式ということで、解像度の高いサウンドと音の太さが得られます。
また「WAZA CRAFT シリーズ」では「モード・スイッチ」が追加されていて
従来のSD-1のサウンドを再現する「スタンダードモード」、現代音楽に向いているワイドレンジな「カスタムモード」を
プレイヤーが選べるようになっていてサウンドメイクの幅が広げられます。
□SD-1w モードスイッチ
S(スタンダード): SD-1 のオリジナル音色
C(カスタム): レンジを広げ、ゲインを少しアップさせたカスタム音色
BOSS SD-1の改造(mod)モデル
SD-1は改造モデルも人気です。俗にいうmodモデルです。
メーカーによって仕様がさまざま異なるのですが、ゲインアップしていたりTONEの効きがよくなっていたりするので、
楽器屋にあったら試奏してみると、違いがわかって楽しいです。
中古市場で見つかるとラッキー。
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