『W.A.Production Neon Glow』レビュー!レトロサウンドを意識したLoFi向けのマルチエフェクター
Neon GlowはW.A. Production のマルチエフェクタープラグイン。
FL studioを使った音楽制作チュートリアルで知られているプロデューサー「Arcade」とのコラボプラグイン。
レトロサウンドを意識したLoFi向けのマルチエフェクターで、単純にビットレートの劣化サウンドさせるだけでなく昔の密度が濃くないディレイ、リバーブも一緒に操作できるパラメーターが魅力のマルチエフェクターです。
Neon Glowはこんな人におすすめ
・レトロマルチエフェクターがほしい人
W.A Production Neon Glow レビュー
Lofi向けだと単純に音の成分をカットしてローパスにしたり、ビットレートをさげたりしているものが多いです。
ある程度Lofi向けプラグインは出揃ってしまっているため今更感は強いのですが、この「Neon Glow」はマルチエフェクターということで個性的なサウンドを作れるようになっています。
Neon Glowの名前の通りネオンカラーが特徴的なWAVESYNTHサウンドがブームだった自体の音を現代風にしたもので、
リバーブがかかったサウンドはノスタルジックな雰囲気を伝えるのに良い感じの音に仕上がります。
レトロな空間系の音処理をマルチエフェクターとして追加できるのが「Neon Glow」ならではの強みになっています。
サンプル数が足りなくて成分が不足している感じのフィルターやコーラスがレトロなサウンドに仕上げてくれます。
基本的な使い方としてはプリセットを選んで中央にあるLo-FIノブを回していくだけととてもシンプルです。
一方でパラメーターが少しわかりにくいブラックボックス化しているデメリットを感じました。
LofiノブはREDUXとSPACEのエフェクト量を同時に適応するというのは理解しているのですが、細かい調整が印象は感じはあります。
Neon GlowのArcade自身が紹介しているチュートリアルでは
Lofiエフェクトの他に、
- EDM Build Ups
- Transition FXs
- Atmospheric FXs
- Drum FXs
として使う事例が紹介されています。(下のサンプル動画)
これらの音を聞いてみて、この音の使い方を取り込んでみたい!と思ったら買いです。
逆にこれらの音以外を作る以外では設定項目が少なすぎて音作りが追い込めない点は理解しておく必要があります。
W.A Production Neon Glow のサンプル動画
従来のLofiエフェクターに飽きてしまった人や、マルチエフェクターで楽に設定したいという人には最適なプラグインとなっています。
代替するプラグインの組み合わせを探していくと大変なので
Arcadeが紹介している音が気に入るか?が肝になりそう。
印象としては「Baby Audio Transit」に似ているので、Transitに難しさを感じるようならNeon Glowを、自分自身で徹底的に音の作り込みをしたいなら「Baby Audio Transit」を選択するのが良いですね。
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Neon Glowおすすめ度
Lofi処理を加えたマルチエフェクターで普段と違う音の変化がつけられるプラグイン!
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