「UVI 8-Bit Synth 」チップチューン作成に活躍!375の高品質プリセット収録、2つのレイヤーを重ねられるレトロチップサウンド
UVIの「Toy Suite」に含まれていた「8-bit Synth」が新規に単体リリースされました。
「UVI 8-Bit Synth 」はファミコン等のレトロゲーム音楽を再現するための音源です。
ファミコン等のレトロゲーム機で使われていた音源(いわゆるピコピコ音)を混ぜて作った曲はチップチューンと呼ばれ一つのジャンルになっています。
Spotify等でチップチューンを探してみると、ジャンルの堺なく様々な楽曲で8bitサウンドが混ぜられていることがわかります。
UVI Toy Suite
「Toy Suite」にはトイピアノ、木琴と鉄琴、トイギターやベビードラムなど「おもちゃの世界」を再現するような可愛らしい音源が詰まったバンドルで、この中に「8-bit Synth」が入っています。
UVI Toy Suiteの収録内容
ELECTRIC TOY SUITE
8-BIT SYNTH
子供向けの小さな鍵盤楽器や打楽器の音が収録されています。
BGMなど重厚な音質が合わない「日常シーンやコメディシーン」等で活きる音源です。
UVI 8-Bit Synth
3音源入っているため「Toy Suite」は単体だと高価です。
「Toy Suite」を購入しようとすると$399かかるため、あまり使わない音源のためにこの金額が出せなかったが、
「8-bit Synth」は使ってみたかったという人にとっては嬉しいニュース。
「UVI 8-Bit Synth 」仕様
8-Bit Synthの源は、レトロコンピューター、ゲームシステム、ビンテージ風楽器のサンプルです。
そこからUVIサウンドチームは375の高品質プリセットを作成し、ベース、ブラス、チップMOD、コード、コンポジット、ドラムス、効果音、キーボードとベル、リード、パッド、プラック、ポリシンセ、スイープと波形にカテゴリー分けをしました。どの音色もそのまま演奏や制作に使用できる即戦力とオリジナルサウンドを作成するための起点になるように配慮されたプログラミングとなっています。
8-Bit Synthの構造は、2つのレイヤーで構成され、レイヤー1はSIDサウンドを扱い、レイヤー2は、GameBoy、Mode Machine、Commodore 64などのデバイスサウンドにアクセスします。目的に合わせて必要なレイヤーをアクティブしたり、異なる性質の響きを持つレイヤーを重ねた自分だけのハイブリッドサウンドを創造します。
「UVI 8-Bit Synth 」のサンプル動画
「UVI 8-Bit Synth 」のサンプルサウンド
システム条件
UVI Workstation 3.0.16以降、またはFalcon 2.1.1以降に対応
iLok アカウント(無料取得、USBキーは必須ではありません)
インターネット接続環境(製品ダウンロードとライセンス発行と認証に必要、常時接続不要)
対応システム:
– Mac OS 10.9 Mavericks ~ macOS 10.15 Catalina(64bit)
– Windows 8 ~ Windows 10(64bit)
13GBの空きディスク容量
ハードドライブ:7,200回転仕様のHDDまたはソリッドステートドライブ(SSD)推奨
4GB RAMメモリ (大容量のUVIサウンドバンクは 8 GB以上を強く推奨)
UVIのシンセであるFalcon,またはUVIのサンプラー「UVI Workstation」で動作します。
Falconの方が便利ですね。
「UVI 8-Bit Synth 」買い方
UVI の公式サイトより購入できます。(日本語対応しています)
他にもある「チップチューン」音源
「チップチューン」にこだわった音源は他にもあります。
8-Bit Synthだと音が太すぎるな…と感じたら他の音源も探してみてください。
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