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Synchro Arts RePitch Standardセール・レビュー!VocAlign Ultraと連携できる自然な声のピッチ補正プラグイン!

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RePitch」はSynchro Arts RePitchのピッチ補正プラグイン

目次

「RePitch」はこんな人におすすめ

・メロダイン以外のピッチ補正ツールを使いたい人
・VocAlign Ultraのソフトを使っている人

RePitch サンプル動画

「RePitch」はピッチ補正プラグイン。ピッチ補正ツールとしてはMelodyneが一般的に知られていますが、Synchro Artsのピッチ補正ツールもなかなか精度がよくパフォーマンスが期待できるプラグインです。
Synchro Artsユーザーにとっては嬉しいポイントがVocAlign Ultraと連動して使えます。

ペンツールがあったりと(9:28~) 細かい調整まで追い込めるピッチ補正プラグインです。

メロダインやAuto-Tuneと比べるとあまり知名度の無いRePitchですが、音の劣化が極めて少なくバージョンアップごとに機能拡張されていて扱いやすいピッチ補正プラグインです。

Synchro Arts RePitch レビュー

RePitch1.3 追加機能

シェイパーツール追加


ドローツールの右隣にシェイパーツールが追加されました。
ワープツールの移動範囲が表示されました。
使い方は後述します。

■シェイパー ツール
– このユニークなピッチ整形ツールを使用すると、トラックのピッチとレベルにシェイプ ポイントをドロップして、編集内容を手動で整形できます。
■コントロール ポイント
– ノート ブロック コントロールにより、ボーカル パフォーマンスをより迅速かつ効率的に調整できます。
■ホットキー
– カスタマイズされたキーボード ショートカットを作成して、編集エクスペリエンスをカスタマイズします。
■再生ループの試聴
– 再生ループにジャンプして、作品をすばやく簡単に聴きます。
■速度の強化
– 処理の改善により、超高速のボーカルチューニングワークフローが可能になります。
■インスタントバイパス「B」
– ホットキーショートカットを使用して、処理前と処理後の A/B を簡単に比較します。

RePitchはARAが利用可能です。

ARA を 使用すると、プラグインとホスト DAW の間でオーディオを瞬時に転送できます。ARA は 2 つの異なる方法で実装されます。一部の DAW (Logic Pro など) は ARA プラグインをトラックに配置しますが、他の DAW (Cubase、Studio One、Reaper など) は RePitch プラグインを個々のオーディオ クリップ/イベントに適用します。トラック。

DAW が ARA をサポートしていない場合でも、リアルタイムでオーディオを RePitch にキャプチャできます。この方法を「リアルタイム キャプチャ」と呼びます。通常、プラグインをトラックにインサート エフェクトとしてインストールする必要があります。通常、ARA をサポートする DAW 上でもリアルタイム キャプチャを使用できます。
VST3 プラグインを使用した DAW のクイックスタート

RePitchを使うまえの注意点。

RePitchをトラックに入れてONにしてから、オーデイオトラックを再生するキャプチャーが必要になります。

メロダインのように「メロダインで解析する」のスイッチを押すと、音程解析が始まるわけではないのでこの点は注意です。(ARAに対応していないDAWの場合)

RePitchをONにしてDAWを再生するだけなのですが、このときに指定したプリセットによって音程補正が自動でされます。
RePitchをOFFにすれば簡単に戻るのですが、思っていた音程と歌メロが違ってるじゃないか・・・と驚くこともあるので注意です。

設定スケールは自動で判別。
複雑なkeyのメロディにしていると違うメロに変換されてしまっていることがあるので注意。

設定スケールは自動で判別。
複雑なkeyのメロディにしていると違うメロに変換されてしまっていることがあるので注意。

プリセットに注意


プリセットを切り替えるときは、編集したデータがすべてクリアされるので、プリセット選択ミスは要注意
プリセット 機能
NO Snapping Notes to Scale スナップさせない
Snap Notes to Measured Scale repitchがスケールの検出して、ふさわしいと判別したスケールにスナップ  
Snap Notes to Selected Scale 選択したスケールにスナップ

キャプチャーされた間で自動補正されるので、曲全体的にピッチが低めだったりする場合には、曲全体をキャプチャーして,Chromaticで補正すれば補正時間の短縮が可能です!

メロディラインのkeyがころころ変わる複雑な曲の場合は、キャプチャー区間を区切ってメロディ補正していきます。

メロダインの場合は設定した解析アルゴリズムによって、微妙な位置で分割されてしまってピッチ調整をすると調整した感が丸出しになることも稀にありますので、「解析アルゴリズムとかめんどくさい!」と感じている人は簡単にピッチ補正ができて良いですね。

Draw Tool

「ショートカットキーD」で起動する「Draw Tool」が便利。
Auto-Tuneでいうペンシル機能で、ピッチのラインを描いてピッチ補正できる機能です。

マウスで動かした線がそのままピッチのラインになるので、微調整をしたいときに非常に便利です。

また取り込んだときの音質劣化はほぼ無いのでメロダインをつかったときに劣化を感じる場合には、比較対象として試してみると良いです。

ただし、RePitchでは和音解析ができませんので、
使う用途によってメロダインとRePitchで目的が分かれていきます。

メロダインの操作に慣れきっていると、マウスホイールやツールの切り替えが大きく違うので操作感で苛つくところがあるかもしれません。
この点は慣れるしか仕方がないところです。

メロダインの方が多機能で本格的に詰めていくならできることが多いのですが、
お手軽さではRePitchに軍配があがります。「Draw Tool」は非常に快適ですね。

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RePitch 使い方! 詳細解説

ディスプレイ

ピッチディスプレイとレベルディスプレイに画面切り替えできます。

名前の通り、ピッチディスプレイはピッチを補正する画面
レベルディスプレイは解析して分割されたピッチのボリュームを調整できます。

RePitchのレベルディスプレイ

RePitchのレベルディスプレイ

コントロール ポイント

ピッチの下に表示されるボタン。
Drift,Level,Correctionをすぐに操作できます。

機能 詳細
Drift 揺れ幅を調整
Level 音のレベルを調整
Correction ピッチを調整

画面移動

SHIFT+⌘を押しながら左クリックで,RePitchの画面が動かせます。
マウスホイールのみで、RePitchの画面を縦(ピッチ)に動かせます。
SHIFT+⌘を押しながらマウスホイールで時間軸を左右に動かせます。

ダブルクリックでRepitch上の再生バーがスタート、ストップします。

各種ツールキー

Tool ショートカットキー
Selector Tool Q
Center Tool C
Draw Tool D
Shaper Tool v
Split Tool S
WarpPoint Tool W
Zoom Tool X

Zoom Toolになっているときはクリック&ドラッグで画面移動
Alt or Optionキー+ドラッグで軸を拡大します。

右上にある「スクリーンロック」をON・OFFでDAWの再生にRePitchの画面が追従するかしないかを選べます。

Center Note tool

これはメロダインにもある一括ピッチ補正機能です。

Correctionをあげていくと現在検知されているピッチの中央に寄っていきます。
Driftは音の揺れ幅を補正します。

一音一音の調整もできますし、複数の音を一気に補正も可能。

Center Note Toolを選んで、左ドラッグで複数のピッチを選択してから
Correction,Driftを前後させると、選択した範囲のピッチを一度に補正できます。

シェイパーツール追加

RePitch Ver1.3より追加。

アンカーポイントを打つことで細かいピッチ補正が可能になりました。
ピッチエディタ、レベルエディタともに使えます。

ショートカット変更

右上にある歯車のアイコンを押すとSettingsの画面になります。
ここからショートカットキーの設定ができます。

RePitchの特徴

音楽的なピッチ解析能力を強化
25年以上にわたるボーカル処理の専門知識を元に、RePitchは人間が聞き取る音程の基本原理に基づいてボーカルのピッチを識別しています。非常に極端なピッチ編集を行った場合でも、RePitchが処理する音は極めて自然で、加工されていないように聴こえることに驚かれることでしょう。

パワフルなピッチ/タイミング編集ツールを搭載
RePitchはボーカル・トラック全体のピッチを瞬時に修正することができますが、ボーカルパフォーマンスを微調整するための直感的な編集ツールも包括的に備えており、ピッチ、タイミング、ビブラート、フォルマント、歯擦音等を、ユーザーを妨げることの無い洗練され直感的なワークフローでコントロールできます。

SynchroLinkによるVocAlign Ultraとの連携
独自の新技術SynchroLinkにより、RePitchを業界標準のVocAlign Ultraプラグインと連携し、ダブルトラックやバックボーカルなどのピッチやタイミング編集を瞬時に転送することが可能です。この業界初のワークフローは、手作業による編集の手間を省き、クリエイティブな探求を可能にします。

ピッチ、歯擦音、ブレスを別々に編集可能
RePitchはピッチの有る音とそれ以外の音を別々に処理するため、問題となる歯擦音、子音、ブレスノイズに素早く簡単に対処することができます。また、ボーカルのピッチ以外の要素が他の部分と一緒に調整されることがないため、最終的に得られるサウンドはより自然で透明感のあるものになります。

スケールの検出
ボーカルの読み込みに成功すると、RePitchはピッチを分析し、最も可能性の高いスケールを提案します。これにより、全てのボーカルノートを検出されたスケールに合わせることができ、これまで以上に迅速かつ容易に調整することが可能となります。また、必要に応じて手動で任意のスケールに設定することも可能です。

完全にサイズ変更可能なGUIウィンドウ
画面のスペースは貴重なものであることを私たちは理解しています。そのため、設定を決めたら、RePitchをコンパクトなサイズに縮小し、操作のための主要なコントロールを表示するだけにすることができます。完全にサイズ変更可能な GUI により、VocAlign Ultraは、どのコントロールを表示する必要があるかに応じて、必要なだけ大きくしたり小さくしたりすることができます。

詳細な調整を可能にする切り替え可能な編集パネル
VocAlign Ultraでは、パラメータの微調整をどの程度深く行いたいかに応じて、ベーシックとアドバンスの編集モードを切り替えることができます。素早く簡単な変更を行いたい場合はベーシックを選択し、より詳細な調整を行いたい場合はアドバンスに切り替えるだけで、より多くのコントロールが表示されます。

ARA2と互換DAWとの完全な統合
ARA(Audio Random Access)とは、ARA対応プラグインとDAWの間で、これまでにない瞬時のコミュニケーションを可能にする、画期的なオーディオプラグイン拡張機能です。RePitchのユーザーにとって時間の節約となる大きな利点は、オーディオファイルを瞬時に取り込んで更新し、DAWに戻すことができるため、実時間をかけてオーディオを取り込むことが不要になることです。​

※価格に為替レート影響あり

RePitchの購入はこちら >>

■Synchro Arts Productを持っている人向けのクロスグレード版

RePitch Crossgrade from any Synchro Arts Product

「RePitch」の買い方

RePitchを購入するなら「Plugin Boutique」がお得に買い物できます。
定期的に変わる購入時のおまけプラグインがもらえる他、サイト内で使えるバーチャルキャッシュ(ポイントみたいなもの)がためていけます。

Synchro Arts製品を持っていると権利があるCrossgrade版とバンドル版があります。

■クロスグレード版はこちら >>
RePitch Crossgrade from any Synchro Arts Product >>

■RePitch and VocAlign Ultra Bundleのバンドル版はこちら >>
RePitch and VocAlign Ultra Bundle >>

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解析アルゴリズム

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