「Oxford SuprEsser」使ってみたレビュー!他セール・レビュー情報
Sonnox 「Oxford SuprEsser」はこんな人におすすめ
・手軽に使えるディエッサーがほしい人
「Oxford SuprEsser」はSonnoxのディエッサープラグイン。
ディエッサーを使う目的
ディエッサーは、音声や楽器の録音において、シビアなS音やシャープな音を減らすために使用されます。S音やシャープな音は、聴覚的に耳障りであることがあり、混乱を招くことがあります。
ディエッサーは、特定の周波数範囲内の音を自動的に検出し、それらを減衰させることで、これらの問題を解決します。これにより、より自然な音声や楽器の録音が可能になります。
また、ディエッサーは、ボーカルや楽器のミックスにおいて、S音やシャープな音が他の音と混ざることによって生じる問題を解決するのに役立ちます。これにより、よりバランスの取れた、聴きやすいミックスを作成することができます。
Sonnox Oxford SuprEsserレビュー
昔からある古めなプラグインのため、最新のディエッサーには機能面や処理で劣っている感じもしますが、まだまだ現役で使えるプラグインです。
ボーカル処理には欠かせないプラグインであるディエッサーを非常に軽いCPU負荷で処理ができます。
THRESHOLDの値が-95dBまで下げられるため、嫌な帯域を押さえるだけでなくエフェクターのように音を変えて削ることまでできます。
ガッツリTHRESHOLDを下げてしまうと音が変わりすぎてしまうので、効きが良くてわかりやすい反面やりすぎに注意が必要です。
ボーカルに使われることが多いディエッサーですが、高域を担当する楽器にも使って出過ぎた共鳴箇所を抑えてミックスでうまくバランス調整ができるツールです。
Oxford SuprEsserの場合は高域だけではなく、全帯域(20Hz ~ 20KHz )に対してディエッサーを起動できるため、極端に膨らんでしまった歪ませたギターのブリッジミュートの処理なども任せられます。
どれくらいゲインリダクションがかかっているのか?をひと目でみて判別できるアナライザーも優れています。
DYNAMICSの項目にコンプレッションの設定フェーダーがあり、下へ下げていくほどコンプレッションがかかる仕組みで、途中の白線を超えると指定帯域のカットに使えます。
悪目立ちして嫌な共鳴の仕方をしている帯域を狙って抑えることができるので非常に便利です。
Oxford SuprEsserの実践的な使い方としてこちらの動画がわかりやすいです。
SonnoxのEQ,Dynamnics,SuprEsser,Reverbを使ったボーカル処理のチュートリアル動画。
途中にSuprEsserを2つ入れて低域処理と高域の歯擦音処理をそれぞれ行っています。
このSuprEsserの処理を入れることで過剰に出ている帯域を押さえて聞きやすくします。
ダイナミックEQでディエッサーの代用も可能ですが、ダイナミックEQは効きが緩やかでもう少しバッサリとカットしたい!という場合にはディエッサーを使いたいです。
Oxford SuprEsserには
・Oxford SuprEsser (通常)
・Oxford SuprEsser HH (High Resolution)
・Oxford SuprEsser LL ( Low Latency)
の3つがあります。
求めている処理によって使いわけるのが良いですね。
Oxford SuprEsserの買い方
Oxford SuprEsserを購入するなら「Plugin Boutique」がお得に買い物できます。
[st-myblock id=”30671″]
[st-myblock id=”31340″]
コメントはこちら