【レビュー】iRig HD 24bit ADコンバータ内蔵のiOS.Mac用ギターインターフェース

iPhone,iPadでギターが鳴らせる画期的なインターフェースiRigのバージョンアップ
iRig HD が販売されました。

入手ができたのでレビューです。

iRig HDとは

IK Multimediaから販売されたiRig HDはiOS,Macに接続できるインターフェース
24bitのADコンバータを内蔵しています。
IK Multimedia | iRig HD – High-quality digital guitar input for iPad, iPhone, iPod touch and Mac.

IK Multimediaから販売されていたiPhone,iPadへつなげる画期的なインターフェース
iRigの最新版iRig HDを手に入れたのでレビューです。

iPhone,iPadで利用する場合はAmpliTube （無償版あり）を利用します。
Mac版は AmpliTube Custom Shopよりソフトをダウンロードして利用。

ともにサウンドを増やしたい場合はアプリ内からの追加購入をします。

iRig HDになったことにより初代との違いはノイズの解消。

デジタル化により、初代 iRig でときおり発生していたノイズや、ハウリングなどが解消するとされています。
iPad / iPhone / Mac 用ギターインターフェース iRig HD 発売、24bit ADコンバータ内蔵 – Engadget Japaneseより

ギターを弾くとなるとギター、アンプ、シールド、エフェクターとアイテムを用意しなければいけませんが、
アンプとエフェクターをiOSデバイス(iPhone,iPad)が担ってくれるため
持ち運びが容易、iOSでバイス単体で完結する手軽さはたまらないものがあります。

iRig HD　中身

中にはiRig HD本体、説明書、ケーブルが入っています。

ケーブルはMacにつなげられるUSB端子のもの,
iPhone5から採用されたライトニングケーブル対応のもの、
iPhone4Sまでの端子に対応されたものが同梱されています。

接続方法はiOSデバイス内にAmpliTube （無料版あり）をダウンロードして
ケーブルとiRigをつなぎ、iRigへギターシールドを差し込むのみです。

試しに演奏したものをiPhoneで録画しました。

接続環境は

ギター(EMG 707)　-> ギターシールド(ヌードケーブル)　=> iRig HD -> iPad

iPadのスピーカーからでる音をそのまま録画しています。
シールドを数本切り替えてみましたが差異は感じられませんでした。

iPadではAmpliTube Fender™ – IK Multimedia を利用しました。

settingのoutputを上げれば音量はあがるのですが、
音がわれてしまうことが多いです。

内蔵のプリセットを切り替えています。
Clean Twang
Crunch Term
bluesy Deluxe
Jazz
country Riff
Driven!

setting画面でoutputのレベルを変えられるのですが、
上げすぎるとすぐに音が割れてしまい、大きい音が出せない印象を受けました。
サウンドに関しては作り込まれた出音で、良くも悪くもちょっと上手くなった気分になれます。
コンプレッサーが若干聞いた音になっているように聞こえました。

iPhone,iPadで練習できるのは非常に便利。

シュミレーションされた音はIK Multimedia様様の音。
若干コンプレッサーがかかったようなサウンドです。
レイテンシーはほぼ感じられず、そのまま録音にも使えそうな印象を受けました。

AmpliTubeにはメトロノーム、チューナーが内蔵されているので,アンプ音を携帯できて、すきま時間での
練習にも使えます。