『iZotope RX9』RX8と新機能は何が違う?YoutuberやVtuberにも必須な業界標準オーディオリペアツールをチェック!
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2021年10月オーディオリペア界に君臨するNo.1ソフトウェア『iZotope RX』がバージョンアップし「RX9」になりました。
RX9は映画やテレビ番組などの業界標準オーディオリペアツールとして破損した音源やノイズの多い音源を,元の状態へ修復します。
オーディオリペアは知らない人からすると聞き慣れない単語ですよね。
例えば、個人的によく使うのはDehumの機能で、自宅の部屋の中で録音したときに入ってしまうエアコンや冷蔵庫のブーンという音を消したりできます。
せっかくうまく動画に説明した声を録音できたのに、ボリュームをあげたときにこのブーンという音も一緒に音量があがってしまって、解説している声が聞き取りづらい!!なんて自体をiZotope RXで処理することで解決できます。
この一手間があるかないかで動画音質のクオリティが確実に上がりますよ。
それではRX8から『iZotope RX9』にアップグレードした内容を確認していきましょう。
2024年6月現在バージョンはRX11になっています。
追加された『iZotope RX9』の新機能
iZotope RX9 新機能1 THE Improved De-hum
アーティスファクトや音質劣化を招かず、ハム、ワイヤレス、干渉ノイズを瞬時に除去
一度の処理でラジオやトランスミッター干渉、カメラやジェネレーターのハムを排除
例えば喋り声をマイクで録音したときに、自分の声以外にも「ブーン」という音が入っていることに気が付きます。
意図しないで録音された音をノイズと言われます。
De-humで消す対象になる「ハムノイズ」は、夏場・冬場に活躍するエアコンの起動音や冷蔵庫の音などの生活音は自分では気が付かないほどマイクが拾ってしまいます。
得に自宅で録音をしなければ行けないYoutuber,Vtuberなどの活動をするとき、このハムノイズを消す機能「De-hum」が有効です。
有効というかDe-humの処理が無いと人前の音声として出せないレベルです。
0:43〜 De-humのBefore,After
De-hum自体はRX8からありますが、iZotope RX9では更に改良されて新しくなりました。
iZotopeRX9 新機能2 Ambience Match(Advanceのみ)
RX Advanceのみですが、このAmbience MatchもRX8からある機能です。
Ambience Matchにコンプレックスモードが追加。
海・町中・人混みの多い場所・交通量の多い場所など外での収録時、違う場所で録音したら後ろで鳴っている音がもちろん違いますよね。
違う場所で取った音データをつなげるとどうしても違和感がでる場合があります。
この違和感を限りなくなくす機能がAmbience Matchです。
1:07〜 Ambience MatchのBefore,After
iZotopeRX9 新機能3 Dialogue Isolate(Advanceのみ)
iZotopeの機械学習テクノロジーを使ったDialogue Matchが更にパワーアップ。
Dialogue Isolateは該当インタビュー時に声だけを綺麗に抜き出す機能です。
外でインタビュー録音を行うとどうしても周りの環境音がノイズとなって録音されてしまいますが、
周りのノイズを消して話し声だけを浮き出すことができる便利ツールです。
この手を処理をサボると良いインタビューをしたとしても聞いている人が何を話しているのか聞き取りづらいですからね。
いろんなところへ取材へ行くYoutuberにもおすすめな機能です。
Dialogue IsolateのBefore After(2:06~)
iZotopeRX9 新機能4 Restore Selection
拡張されたヒストリー履歴。
RX適応後、やっぱり作業前に戻したいときとなったときに30ステップまで確認でき戻れるようになりました。
iZotopeRX9 新機能5 Spectral Editor
ARAプラグインエクステンションを使用。
DAWのLogic内でRXがつかえるようになりました。
Logicユーザーにとっては嬉しい機能です。
他にもあるiZotopeプラグイン
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