【Zoom G3Xn 使い方】パッチ入れ替え・チューナー設定
Zoomのマルチエフェクター「G3Xn」を使いこなそう
BOSSのマルチエフェクターGT-1の対抗馬といえる価格帯の商品である「G3Xn」
合計80種類のアンプ/エフェクトモデルを内蔵し、最大7個を自由な接続順で同時に使用可能。
GT-1と違う点として、Zoomエフェクター独自機能である68パターンのリズムマシン機能がついています。
スイッチ数、最大使用エフェクト数が増えている上位版G5nもあります。
ギターマルチエフェクター「Zoom G3Xn」の初心者向け使い方一覧
設定機能
「MENU」のボタンを押すと設定の一覧が表示されます。
G3Xnのパッチの入れ替えやツールの設定をここから決めます。
ADD
エフェクトの追加を行います。
DELETE
エフェクトの削除を行います。
CHAIN
エフェクトの並べ替えを行います。
PATCH
パッチのボリュームレベルとパッチの名前を変更します。
SAVE
パッチのセーブを行います。
パッチサウンドを別のパッチに保存するにはこの項目を使用します。
作成したパッチを別の番号のパッチへ書き換える場合はオートセーブでは出来ません。
セーブ先のパッチを選ぶ必要があります。
「MENU」を押してからコントロールノブを回して「SAVE」を選びます。
SAVEの場合には上書き保存となります。
SWAP
パッチの番号を入れ替えます。
G3Xnは同時の3つのパッチが表示されます。
他のバンクのパッチを使うには、一度バンクを移動させないといけないため
多くのサウンドを使うには、使いやすい場所へパッチを入れ替える作業が発生します。
TUNER
チューナー機能の設定を行います。
チューナーを呼び出すにはモード切替スイッチを長押しします。
CALIBRATION
合わせる基準のピッチを変更します。
A=435 ~ 445Hzの幅で設定できます。
TYPE
CHROMATIC,GUITAR,OPENA,OPEND,OPENE,OPENG,DADGAD
CHROMATICでは音の名前が表示されます。
CHROMATIC以外のTYPEを選ぶと各弦のチューニングに合わせた弦番号でチューナーが表示されます。
GUITARでは7弦ギターまで数値で対応します。
FLAT
TYPEをCHROMATIC以外にしたときに変更できます。
TYPEに設定したチューニングの組み合わせは音が固定されているのでこのFLATを使って
半音下げ(♭x1)、1音下げ(♭x2)、1音半下げ(♭x3)まで対応できます。
■TYPE= GUITARでFlat(♭x1)に場合
チューナーの針が中央になるときは、全部の弦が半音下げチューニングで設定されます。
7弦 | 6弦 | 5弦 | 4弦 | 3弦 | 2弦 | 1弦 |
---|---|---|---|---|---|---|
B♭ | E♭ | A♭ | D♭ | G♭ | B♭ | E♭ |
■TYPE= GUITARでFlat(♭x2)に場合
チューナーの針が中央になるときは、全部の弦が1音下げチューニングで設定されます。
7弦 | 6弦 | 5弦 | 4弦 | 3弦 | 2弦 | 1弦 |
---|---|---|---|---|---|---|
A | D | G | C | F | A | D |
SETUP
PRESELECT(プリセレクト)
バンクを切り替えたときにスタンバイ状態にするかそのまま変えるかを決めます。
これだと少々わかりにくいので例を表示します。
■PRESELECT = OFFのとき
パッチ10を選択しているとします。
パッチ「10,11,12」が表示されているときに
右のバンクスイッチを押すと「13,14,15」に切り替わり、
「パッチ13が選択されます」
■PRESELECT = ONのとき
パッチ10を選択しているとします。
パッチ「10,11,12」が表示されているときに
右のバンクスイッチを押すと「13,14,15」に切り替わりますが
「フットスイッチを押すまでパッチが切り替わりません」
バンクを移動させたときにスイッチを踏む回数を増やすか増やさないかの違いです。
PRESELECT = ONのときはフットスイッチを踏む回数が1回増えてしまいますが
選択ミスが減るかと思います。
自分の演奏スタイルによって設定する項目です。
VER.
G3Xnのバージョン情報を確認できます。
m.LVL
マスターレベルの設定項目です。
ボリュームは0〜120の範囲で設定します。
ストンプモード、メモリーモードの状態でコントロールノブを回すことでも
マスターレベルが調節できます。
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