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【レビュー】「Xotic Soul Driven AH」と「Soul Driven」の違いは?艶っぽい歌うギタートーンを出せるアレン・ハインズシグネチャーペダル

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アレン・ハインズのギタークリニックを見に行って「この艶っぽい歌うギタートーンを出してみたい」という衝動にかられてしまって、
衝動買いした一品「Soul Driven AH」のレビューです。
ちょうど「Soul Driven AH」のデモ演奏キャンペーンだったので見事に乗せられました。
しかし、投資した分以上のサウンドが得られそうなドライブペダルで,長年付き合ってくれそうな予感がしています。

同梱物で説明書・保証の他にアレン・ハインズのニュー・アルバム「Fly South」のダウンロードカードが入っています。

Th 600

Th 601

Th 602

目次

「Soul Driven」と「Soul Driven AH」の違いは?

「Soul Driven AH」は限定品モデルで販売台数が決まっています。
「Soul Driven AH」の販売終了後に「Soul Driven」が通常ライナップのエフェクターとして追加されています。

筐体のカラーリングが違う以外、機能は同じです。

「Soul Driven AH」はもう新品で入手が不可能なため、欲しい場合は中古で探すことになります。

サウンド

Xotic Pedal “Soul Driven-AH” demo by Allen Hinds

Xotic Soul Driven Overdrive

□向いているジャンル

・ポップス、ジャズフュージョン

□価格帯

・店頭価格¥22,000 前後
求めてるサウンドに合えばコスパ良し。

気に入っている点

筐体の見た目。輝くブルーのデザインが非常に綺麗です。
とにかくテカリマクリで、あまり大きくないペダルなはずなのに存在感が大きい。
LEDランプもブルーなので青好きにはたまらないかも。

Th 598

Soul Driven AH単体でもかなりアレン・ハインズのギタートーンへ近づけられる印象を受けました。
あのギタートーンを出すためには6L6真空管を使ったアンプの方がより近いニュアンスが出せそう。

手持ちに低出力のピックアップを搭載したギターがなかったため試せませんでしたが、
低出力ピックアップの方がより耳障りの良い綺麗なギタートーンが得られそうです。

動画ではアレン・ハインズが指弾きしているのが印象的。
同梱されている説明書の設定では2つの設定例が書かれています。

  1. アレン・ハインズシグネチャーセッテイング
    Th 605
  2. クリーンブースターセッテイング

    Th 606

アレン・ハインズシグネチャーセッテイングへ合わせると、指弾きした時の出音がひたすら心地良い。
弦をアタックしたときの擦れる音が艶っぽいのが弾き手を気持ち良くしてくれるはずです。
ディレイなどの空間系と合わせれば、もっともっと艶っぽいギターサウンドを表現できます。

クリーンブースターセッテイングではGain値が0でも若干歪みが加わるので、完全なクリーンブースターとしての扱いはできません。

ペダルを踏んだ時に高域から低域まで持ち上げるので、ソロブースターとして使う分には申し分ないペダルです。
荒々しい感じはでませんが、Gain値をMaxにして高出力ピックアップを利用したらロックでも十分使えそうなサウンドです。

機材の説明

・Gain:歪み量
・Volume:音量
・TONE:高域を変化させる。
・Mid Boost:中域の強くする場所を選ぶ。
・筐体内部に2つのDIPスイッチ
・入力インピーダンス 500k ohm
・出力インピーダンス 10k ohm
・外形寸法 110mm x 60 mm x50mm
・重量 260g(バッテリーなし)
・トゥルーバイパス仕様

Soul Driven AHはXOTIC ( エキゾティック ) の AC Boosterをベースに作られたようで、AC BoosterのEQがTreble・Bassなのに対して
Soul Driven AHでは、EQのツマミがToneとMid Boostになっています。

TONEは主に高域の調整で、Mid Boostで中域の調整をします。

Mid Boostを最大まであげてしまうとかなりチリチリ感がでるので、
クリーンアンプにSoul Driven AHをつなげているときにはMid Boostを控えめにしたほうが無難です。
ドライブさせているアンプにつなげたときは、音圧をがっつり太く出してくれます。

筐体内部の基盤です。

Th 596

筐体内部に2つのDIPスイッチがあり、これで低音域を調節します。

Th 597

購入時は2つのスイッチともにONになっていて、この状態はフラットサウンドになっています。

DIPスイッチの組み合わせ

ブースト帯域 スイッチ1 スイッチ2
125Hz +2.4dB ON OFF
125Hz +3.6dB OFF ON
125Hz +6dB OFF OFF
フラット ON ON

一通りためしてみたところ、Soul Driven AH単体で使う場合にはDIPスイッチを変える必要はなさそう。
フラットセッティング状態でも低域が持ち上がるので、バランスが良いのはフラット状態。
他の歪み系ペダルと組み合わせて新しい音色を作る時に、隠し味としてスイッチをON・OFFする程度が心地良いサウンドに仕上がります。
  

TONE、Mid Boostのつまみは12時方向まで回していくと一度止まるようになっています。
つまみの調節のしやすさに細かいこだわりが感じられました。

材質上、触ったときにつく指紋がかなり目立ちます。
傷も目立ちそうなので、傷つけたくない場合には扱いに気をつけないとダメですね。

□製品仕様の詳細はこちらから

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