「NTS NU TUBESCREAMER」Tube Screamer+Nutubeの次世代オーバードライブペダル
今年リリース予定のオーバードライブの中でも特に注目されているのがIBANEZ ( アイバニーズ )のTube Screamer(チューブスクリーマー)と,KORGの次世代真空管「Nutube」がコラボレートした「NTS NU TUBESCREAMER」です。
NTSという名前は「Tube Screamer + Nutube = NTS」から由来しています。
要点
- 3月17日入荷予定
- 税込 27,648 円前後
- 真空管を搭載していることでパワフルなドライブサウンドが出せる
- 18Vまでの外部DC電源に対応可能
- 100% アナログ回路
- トゥルー・バイパス仕様(リレー式)
Tube Screamerについて
IBANEZから出ているTube Screamerはオーバードライブペダルの定番モデルで、沢山あるオーバードライブの見本となっているようなモデルです。Tube Screamerの頭文字を取って「TS」と略されることが多いです。
Stevie Ray Vaughanが使用していたことが有名。
オーバードライブペダルは種類がありすぎてどれが良いかわからないときには、Tube Screamerを基準にして検討していくと良いです。
オーバードライブ単品としても使い勝手が良く、主にギターソロ時のブースターとして利用されるケースが多いです。
定番モデルだけに「Tubescreamerの改造」をしたペダルもあり色々弾き比べてみるのも面白いですよ。
チューブスクリーマーの人気が感じられる点として、ギターアンプの中にチューブスクリーマーの回路を搭載した真空管アンプ「TSA15H」なんてモデルもあります。
わざわざアンプの中にオーバードライブのサウンドを組み込むわけですから安定した信頼と人気が伝わってきます。
■TS9 -Tube Screamer-
Nutubeについて
Nutubeは往年の真空管に新しい技術が取り入れられた次世代真空管。
特徴としては以下があげられます。
- 容積比で従来の真空管に対し30%以下と小型化されている。
- 小さくなったことで省電力化に成功。電気動作もできる
- 小さくなっても真空管独特の心地良いサウンドは変わらず。
- 真空管の問題であった寿命が大きく伸びた。日本製で連続期待寿命 30,000時間
「NTS NU TUBESCREAMER」仕様
MIXでオーバードライブとクリーンのバランスを調整
ツマミはDRIVE、LEVEL,TONEとオーバードライブに使われる代表的なものばかり。
一番気になるのは「MIX」のツマミでしょう。
「CL」はクリーン、「OD」はオーバードライブを意味します。
MIXのツマミで歪のバランスを調整。
12時方向でいままでのTube Screamerとおなじバランスになります。
DC18V電源供給可能
DC9V電源や006P乾電池で動くほかにDC18V電源が使えます。
サウンドサンプル
■Ibanez NU Tubescreamer | Reverb Tone Report
■Ibanez Tube Screamer Nutube vs. Old Tube Screamers – How do they compare?
こちらも現行品TSとの比較
結び
ギターのサウンドにはやっぱり真空管が欲しいよね!というプレイヤーには一度試し弾きしてみると面白いオーバードライブペダルです。
真空管を使っている分、従来のTSに比べてサウンドの厚みと暖かみが感じられます。
Nutubeを使ったエフェクターは今後もっと増えていくとでしょうし、ワクワクさせてくれる期待のペダルになっています。
AZ GuitarといいIbanez の近年の製品は物欲をくすぐられるものが多いですね。
□製品仕様の詳細はこちらから
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