『KSHMR Reverb』レビュー!今どきリバーブの美味しい機能が詰まったリバーブプラグイン
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KSHMR Reverbはこんな人におすすめ
・KSHMRファン
・手軽に使えるリバーブが欲しい人
KSHMR ReverbはW.A. Production のリバーブプラグイン。
DJ・EDM音楽プロデューサーのKSHMR(カシミア)氏とのコラボレーションプラグインです。
KSHMRという名前だけで最近のEDMに使えるクオリティを期待しちゃいますね!!
スッキリした洗練されたわかりやすいインターフェースと試しやすい低価格帯が非常にポイントの高いリバーブです。(リバーブは高価なものが多い)
KSHMR Reverbの特徴としては
- 3リバーブタイプ(Hall,Plate,Spring)
- モジュレーション機能、
- ダッキング、
- リバーブゲート
- EQ処理、
- トランジェント操作機能、
- エフェクト(リバースリバーブ、オクターブFX)
とKSHMR Reverbで多彩なリバーブが作れるお得なプラグインとなっています。
新しいリバーブプラグインですとダッキングやEQ処理のためのアナライザーがついているのが普通になっているのですが、古めのリバーブを愛用しているとこうした機能がついていないことがあります。
KSHMR Reverbは今どきのリバーブの美味しい機能をまとめたリバーブになっていてワクワクさせてくれるプラグインとなっています。
Mac版はM1/M2 Apple Silicon 対応済。
KSHMR Reverb ver 1.2
「KSHMR Reverb1.2」からは
・リバーブプリディレイをミリ秒プリディレイとして、またはテンポ同期プリディレイとして切り替えることが可能。
・MIDI 入力経由でボリュームマネージャーとリバースエフェクトをトリガー
・ウェット信号のビジュアライザーが追加
・オリジナルよりも「明るい」v2 ホールリバーブを追加
とさらに機能拡張しました!
KSHMRとのコラボプラグイン
KSHMR Chain レビュー
KSHMR Essentials レビュー!
KSHMR Reverb レビュー
KSHMR Reverb レビュー
かなり面白く使えるリバーブで、安いから機能不足なリバーブなんでしょ?といった印象は全くなかったです。
KSHMR Reverb 導入メリット
・このリバーブの機能でセール時価格3,000円程度で買えるのは価格破壊
・深みのあるリバーブの質感ではないのでサラッとしてる
・EQバンドの使い勝手はあまり良くない
Reverb専用のハイクオリティプラグインから比べるとサラッとした質感なので、このあたりは好みの分かれるところです。
例えばダッキング、ゲートがついているので80年代の鉄板リバーブ技「ゲートリバーブ」も簡単に再現できます。フィル・コリンズインスパイアなんだろうなと予測できるスネアプリセット名がそのまま「Collins Snare」になっています。
■「Collins Snare」プリセット(スネアだけにKSHMR Reverbを使っています。)
3小節目からスネアの音にパスっと短いリバーブが入ります。
スネアの音にリバースリバーブを掛けるプリセットも面白い。
■Snare Quick Reverse
設定項目が多いためプリセットも多彩です。
基本的にはプリセットそのままで使えて便利です。
ゲート、ダッキング、リバース、オクターブの組み合わせでクリエイティブな面白い効果を狙えるリバーブも簡単につくれます。
■ ボーカル Dry音
■ ボーカル+ KSHMR Reverb プリセット:Beautiful Reverse Chords
このリバーブの多機能さでセール時価格3,000円程度で買えるのは価格破壊だと感じます。ほんとビックリですよ。
一つのリバーブで色々なことをさせたい人には、テンションを上げて作曲できるリバーブです。
KSHMR Reverb デメリット・気になる点
EventideやLiquidSonicsのリバーブが著名なプラグインと比較してしまうとKSHMR Reverbは深みのあるリバーブの質感ではないのでサラッとしています。
KSHMRコラボということでEDM向けで、リバーブが邪魔にならない範囲を想定しているのではないかと思われます。
またEQバンドの使い勝手はあまり良くありません。
白い丸がEQバンドのスイッチになっています。
最大6個が常に表示されていて、上のチェックボックスかダブルクリックでOn/OFFします。
バンド幅を変えたいときは数値の上で上下にドラックします。
現状のバージョンですと白い丸は消せないのと、Onになっていないとバンドは動かせません。
ちょっと操作で戸惑うかもしれません。
リバースとオクターブエフェクトの品質はそこまで良くないが簡易的なエフェクトとしては面白い効果を狙えそうです。
リバースをオンにしておけば、リバースリバーブになりますし、オクターブエフェクト+1にしておけば疑似シマーリバーブっぽい音もなります。
シマーリバーブの音をオクターブ下げて使うことはあまり見かけず、KSHMR Reverbでは1クリックで実現できるため面白い効果も狙えそう。
欲を言えばエフェクトのON/OFFスイッチが欲しかったです。ノブのダブルクリックで【設定:0】に戻せます。
Roomのプリセットや Vocal > Rap Leadのプリセットではショートリバーブとしても機能するので、
かなり多彩に使えるリバーブプラグインです。
リバーブで音の雰囲気を変えて、音を作り込みたい人、ユニークな音を作りたい人にもKSHMR Reverbはおすすめできます。
KSHMR Reverb 使い方
機能 | 詳細 |
---|---|
Diffusion | リバーブの最初の密度感をコントロールします。 |
Pre Delay | ドライサウンドからリバーブ開始までの時間を調節します。 |
Width | リバーブの幅を調節します |
機能 | 詳細 |
---|---|
Reverb Type | ホール、プレート、スプリングのいずれかを選択します。 |
Length | リバーブの長さを設定します。 |
Mix or Reverb Vol | Mixの場合はDry/Wetを調整できるノブ。 Reverb Volの場合はWETのみを調整します。矢印で切り替え |
Size | リバーブのサイズを設定します |
機能 | 詳細 |
---|---|
Mod Depth | リバーブの特性に微妙な変化を加えます。 |
Mod Speed | モジュレーションの変化のスピードを決定します。 |
ディエッサー(De-esser) | リバーブをディエッシングします。 |
機能 | 詳細 |
---|---|
Ducking Threshold | ダッキングエフェクト用 しきい値 |
Gate Threshold | ゲートエフェクト用 しきい値 |
EQ | 6つのノードが選択可能なEQグラフ |
The Volume Manager
機能 | 詳細 |
---|---|
Full Duck | 音がDucking Thresholdより大きい場合、リバーブの音量を下げます。Rel(リリース)フェーダーは、ダッキングが解除されるまでの時間を調節します。 |
Fade-In Duck | 各トランジェントの開始時のみリバーブ音量を下げます。Rel (‘release’)フェーダーはトランジェント後にリバーブが立ち上がる速度をコントロールします。 |
Gate | リバーブの音量がゲート・スレッショルド以下になると、リバーブを消音します。Rel (‘release’)フェーダーはフェードオフ時間をコントロールします。 |
The Tone Manager section
機能 | 詳細 |
---|---|
SoftTransient | リバーブから厳しいアタックを取り除き、よりトーナルな音色にします。 |
Tonal Reset | 新しいトランジェントが検出されるたびにリバーブを再スタートさせます。これは、あるコードの音色が次のコードににじむのを防ぐためです。 |
The Special FX section
機能 | 詳細 |
---|---|
Reverse | 新しいトランジェントを検出するまで、リバーブのボリュームを上げ続けます。これはは、膨張するような効果をもたらします。Att(アタック)フェーダーは、音量の上昇スロープの長さを調節します。 |
Octave | 信号のオクターブハーモニー(+12/-12)をリバーブへ送ります。 |
KSHMR Reverb サウンドテスト
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※ 今どきリバーブの美味しい機能が詰まったリバーブプラグイン!!!
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