「Imaginando VS – Visual Synthesizer」プラグインレビュー・使い方!DAW上で作れるオーディオビジュアライザープラグイン
Imaginando Visual Synthesizerはこんな人におすすめ
・お手軽にかっこいいオーディオビジュアライザー動画を作ってみたい人
・DAW上でオーディオビジュアライザーを作りたい人
Imaginando Visual Synthesizer とは?
曲を作ったら公開して聴いてもらいたい!と考えるのは、ごくごく自然なことです。
最近はSoundcloudだけでなくTwitterやYoutubeで公開するのが普通になってきました。
TwitterやYoutubeで公開するときに、音楽にあわせて動くアニメーションの動画がありますよね?
あれは「オーディオビジュアライザー」というもので、専用の動画ソフトを入れて作成する工程が必要です。
無料で使えるオーディオビジュアライザーソフトもあるっちゃあるのですが、専用の有料ソフトのほうがこだわって作成ができます。
ちゃんとしたオーディオビジュアライザーの動画を作ろうとすると、ゼロからアドビプレミアで作成している強者もいますし、専用ソフトを用意して膨大なテンプレートから良いのを選んで作成する人もいます。
Imaginando Visual Synthesizer はオーディオビジュアライザー作成プラグイン。
DAWのプラグインとして動作し、プラグイン上でオーディオビジュアライザーを調整して作成を行います。
DAWの中でオーディオビジュアライザーを作れてしまうプラグインです。
発想としてはDAWのFL Studioにあるビジュアライザー・簡単なミュージックビデオが作れる「ZGameEditor Visualize」という機能に近いものです。
Imaginando Visual Synthesizer のサンプル動画
Imaginando Visual Synthesizer レビュー
Imaginando Visual Synthesizer を使うときにリズムに合わせて動作するトリガーはNOTEとMIDIで選べますが、MIDIが主になるでしょう。
最大8個のレイヤーに用意されたテンプレートを配置後、スピード・明るさ・大きさなどの微調整を行うだけでオーディオビジュアライザーが出来上がります。
レイヤーはマウスのドラックで順番を入れ替えます。
画像はデモ版のためウォーターマーク(imaginandoのロゴの透かし)が入っています。

ビジュアライザーのプリセットテンプレートは少なめなので、サクッと作りたい人向けです。




(初回起動時に注意文が表示されます)
基本的には数個のツマミで調整しますが、詳細設定するためのオプションページが隠れています。
文字の入力欄はできませんが、背景レイヤー「B」を選ぶとファイルブラウザが開き画像動画データ(jpg、png、mp4、mov、gif)を開くことができます。
例えば曲名を入れたい場合だと、文字を入力した画像を読み込ませて表示させる方式になるかと思います。
注意点としてはあくまでサクッと作れるようにしてあるオーディオビジュアライザーなので、本格的に作り込みする機能は実装されていません。
また使う予定のDAWにも注意。
2022年5月26日時点で公式セットアップチュートリアル動画が用意されているのは
・Studio One
・FL Studio
・Ableton
・Logic Pro
・Reaper
・Cakewalk
・Bitwig Studio
・Visual Synthesizer on iPad / iOS
Studio Oneで「Visual Synthesizer」を試してみました。
使うときはVisual Synthesizer用にMIDIトラックをレイヤー分作成して行います。
Logic Proはこの工程を省けるのでDAWによって操作が楽なものと、専用のMIDIトラックを用意しないといけないものがあるようなので、
公式のHow to setupの動画を最初に見て確認しておくことをおすすめします。
SoloモードにしたときにどのレイヤーがSOLOになっているのかわからなかったりと,まだまだ使い勝手の快適さは追いついてない印象です。
ただkプラグインのアイデアは面白く、ビジュアライザーまで手が回らない音楽クリエイターがほとんどだと思います。
DJや音楽クリエイター側の需要はあると思うので、今後のアップデートを期待したいプラグインです。
デモ版あり。デモ版の場合には数秒に一度音が止まるのと、動画の保存をするとデモ版はウォーターマークが入りで書き出されます。
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Imaginando Visual Synthesizer の特徴
・8ポリフォニックビジュアルレイヤー
・レイヤーごとに4つの声
・50の組み込み材料
・単色/画像/ビデオ(変調なし)の1つの背景レイヤー
・4つのLFO
・2つのEG
・4変調器としてのデュアルモードオーディオ入力(ピークおよびバンド)
・内蔵のビデオ録画機能
・35のプリセットを備えた「ファクトリーバンク」
・サイフォン出力(Mac OS)
・注ぎ口出力(Windows)
・NDI出力
・生涯無料アップデート
・ライセンスごとに最大5台のコンピューター
Imaginandoのビジュアルシンセサイザーは、音楽プロジェクトの美しいグラフィック表現を生成するための創造的な方法を提供します。オーディオデータとMIDIデータの両方によって駆動されるVSは、従来のシンセサイザーと視覚的に同等です。
VSは、音楽の視覚化の概念をまったく新しいレベルのカスタマイズと表現に取り入れ、ユーザーを制御し、好きなように演奏する力を与えます。
VSは、複雑に進化するビジュアルを作成するために相互作用し、相互に重ねることができるグラフィック素材を利用しています。
スタンドアロンアプリだけでなく、VSはVSTおよびAUプラグイン形式で利用できるため、お気に入りのDAW内で直接実行できます。
名前が示すように、VSVisualSynthesizerはオーディオシンセサイザーのようにライブで再生できます。MIDIキーボードを使用して、「ポリフォニックビジュアルボイス」の概念で各レイヤーを生き生きとさせます。
新しいメディアアーティスト「PerplexOn」によって設計されたファクトリプリセットが含まれています。これをすぐに使用して、まばゆいばかりのアニメーションを作成し、まったく新しいメディアで音楽を動かすことができます。
Visual Synthesizerの準備動画
Visual SynthesizerをDAWで動かすための初期設定です。
DAWによって設定方法が異なりますので、手持ちのDAWに合わせて動画を参照してください。(2022年5月26日現在ようやくStudio Oneの解説が追加されました)
Studio One 編
Ableton Live 編
FL Studio 編
Reaper 編
Logic Pro 編
Bitwig 編
Cakewalk 編
iPad編
VS – Visual Synthesizer on the App Store
Visual Synthesizerの準備(Studio Oneの場合)
Busトラックを作って「VS」をインサート

キック、スネア、ハイハットなど楽器ごとにMIDIトラックを作る。
音楽を鳴らすトラックとは別に用意します。

① レイヤーのプリセットを選択
② ENABLE ONにする
③ Trigger「MIDI」にする
④ 番号をトラックのChに合わせる (キックをch2にした場合、VSのレイヤーChannelを2にする)

MIDIトラック自体を用意してしまえば、Visual Synthesizerの設定は5分ぐらいで終わります。
レイヤーごとにビジュアライザーが設定済みのプリセットもありますし、自分で作ってプリセットを保存しておけば後々使い回せます。
プリセットはタグで検索できます。

Visual Synthesizerで動画書き出し
動画は赤丸を押すと録画が始まります。
この「Visual Synthesizer」ですが録画しただけだと、音が入っていません。
そのため音と動画を合成する工程が必要です。この点はちょっと面倒くさい。
Visual Synthesizerで動画書き出ししたときの保存場所
ポイント


imaginandoに問い合わせたところ、ファイル保存先をユーザーが指定する機能は現在ありません。(2022年5月26日現在)
要望はあるようなので今後アップデートで変更が入るかもしれません。
Visual Synthesizerの公式マニュアル
Contents – Help – VS | Imaginando
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